25 「日の丸・君が代」強制にNo!の意思表示を10・28集会――リード・イン スピーク・アウト」へのご案内 (2000/10/19掲載)

「日の丸・君が代」強制にNo!の意思表示を10・28集会――リード・イン スピーク・アウト」

  ぜひご参加ください!

  
  
日時・ 10月28日(土) 12:30開場 13:00開会

  会場・ 武蔵野公会堂 (地図参照、JR中央線他「吉祥寺」駅下車)

  資料代・ 当日 ¥1,000 前売り ¥800

  内容・ 映画上映・『ゆんたんざ沖縄』 【注1】

       講演・知花 昌一 【注2】

       「リード・イン、スピーク・アウト」 【注3】

参加者・天野恵一(第1V期反天皇制運動運絡会) 大島孝一(千葉8月の会) 太田昌国(評論家) 大津健一(日本キリスト教協議会総幹事) 栗原幸夫(評論家) 福富節男(市民の意見30の会。東京) 松井やより(評論家) 武藤一羊(評論家) 吉川勇一(市民の意見30の会・東京) そのほか、地域で運助を取り組む方々にも交渉中

  主催・「日の丸・君が代」の強制に反対する意思表示の会

 昨年、国会を通過した国旗・国歌法の審議過程では、強制をともなうものではないとの政府側答弁がくりかえされたにもかかわらず、今春の各学校の卒業式、入学式などでは、文部省や各級教育委員会の強権的な強制がおこなわれ、それに抗議し、良心の自由に従おうとした人びとへの処分も各地で行われました。これを批判・抗議する市民運動の集会やデモなどには、右翼暴力団による襲撃までおこりました。「天皇を中心とした神の国」という森喜朗首相の発言は、こうした事態全体を象徴するものだったと言えましょう。
 私たちは、過去1年ほど、「日の丸・君が代」の強制に反対し、それへの不服従を宣言する運動を呼びかけてきましたが、この個人の良心と意思にもとづく不服従の運動をさらに広げ、強いものにしてゆくための企画の一つとして、本集会を開催することにいたしました。是非ともお誘いあわせの上、こ参加下さい。

【注1】 映画『ゆんたんざ沖縄』について

山上徹二郎制作
西山正啓監督
16mmカラー/110分
【ストーリー】ヤマトという国家権力によって引き裂かれる沖縄の心――。チビチリガマの平和の像制作から、「日の丸」をドブに打ち捨てた沖縄県・読谷高校での生徒の行動まで、海邦国体でゆれる沖縄をとらえたドキュメンタリー。
 平和の像づくりに漆喰を手に参加する年老いた遺族たち。除幕式を迎えたチビチリガマに、家族全員を“集団自決”で失った初老男性の三線の音が響き渡る。戦前・戦中を生き抜き、村民の心を自治行政に反映させてきた山内村長。「日の丸」に思いをぶつけた知花昌一。「残波大獅子太鼓」の主催者・新垣武常等、多数出演。

【注2】 知花昌一さんについて

1948年・沖縄県読谷村生。読谷村議会議員・反戦地主。1987年、沖縄・海邦国体少年ソフトボール開会式にて「日の丸」掲揚強行に抗議し、引き下ろして焼き捨てる。1996年、米軍に対する軍用地賃貸契約を拒否。

【注3】 リード・イン、スピーク・アウトについて

まず、「リード・イン」――この運動の趣旨にかんがみて、適切と思われる文章(小説、詩、随筆、論文など。一部を抜き出して紹介の場合も)を2〜5分程度、朗読、ご紹介いただく。ついで「スピーク・アウト」――紹介した文章をどうして選んだのかとか、その文章の背景や作者についてのコメント、あるいは、それを読んでの感想、共感、批判など、3〜5分程度、お話しいただく。

連絡先 「日の丸・君が代」の強制に反対する意思表示の会

東京都千代田区神田三崎町3-1-18近江ビル4F
TEL:03-5275-5989(FAXとも)
常勤事務員がおりませんので、お問い合わせはFAXないし留守番電話でお願いします。