news-button.gif (992 バイト) 50  「いい人情報」 樋口篤三さんの経過報告 (2001/02/04掲載) 

 樋口さんが退院されたことは、前のニュースでお知らせしましたが、樋口さんの手術とその後の様子について、お世話くださった事務局の方から、詳しい報告が届きましたので、以下にお知らせいたします。

             御 連 絡

 前略 皆様にはご健勝のことと存じます。
 さて、昨年11月に樋口篤三さんの食道がん手術について「お知らせ」を差し上げてから、瞬く間にニケ月余が経過しました。以降の経過などについて、次のとおりご報告いたします。

1,樋口さんの手術は昨年11月5日に行われました。午前9時過ぎにはじまり、翌日未明の午前2時過ぎまで、およそ17時間にわたる大手術でした。
 手術内容は、食道の全部を切除したうえで、その後、のど元と小腸の間に大腸の一部を切って移植し接なぐというもの。首周辺のリンパにも若干の転移があったので、その部分も摘出しました。担当医は、予定どおりの手術を成功させることができた、と評価しました。

2.術後の回復は、医者たちが驚嘆するほど順調で、12月11〜16日は再発予防のために一回目の抗がん剤投与を受け、そののち昨年暮れの12月25日、退院することができました。
 ただし、ご承知のとおり、抗がん剤投与は1月以降もあと3回程度はあり、1月は17日から1週間短期入院して投与して、以後3週間休息。そして2月もまた1週間の短期入院で抗がん剤を投与して3週間休息、というスケジユールがつづく模様です。
 そのスケジュールも春先には終了ということになりますが、今年前半は体力回復をかねて療養に専念ということになります。

3.同封したパンフレットは(下の注を参照)、手術前日までに樋口さんがまとめたものです。お見舞いをいただいた方々、そして日頃お世話になっている方々へ贈呈したいとの樋口さんの希望でお送りするものです。(「頒価」がついていますが、代金は不要です。念のため)

4.なお、多くの方々からお見舞いをいただき、事務局でお預かりしてきましたが、1月26日付けでご本人に全部をお漬ししましたので、併せて御報告いたします。
                                         以上

                     2001年1月29日
樋口篤三さんの入院のお知らせ
  事務局 全日本建設運輸連帯労働組合
  担 当 書記次長 小谷野 毅
  東京都千代田区岩本町3−6−5木所ビル
  TEL O3(5820)0868 FAX O3(5820)0870

(吉川注) このパンフレットは、樋口さんへのお見舞い金を送った方に寄贈されたもので、『めしと魂と相互扶助――私の半世紀の実践総括をかねて』とだいするB6版76ページのもの。頒価 ¥1.000。 内容は、「日本初の『革命運動列伝』――増山太助『戦後期左翼人士群像』によせて」、「革命運動と人権」など手術直前に書かれた力作が集められている。ご希望の方は、代金を添えて上記事務局まで申し込んでください。

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