143 中山千夏さんが来年1月に個展 「和の歴史・私の歴史」を開きます   (2004/12/05掲載)  

中山千夏個展-1 作家の中山千夏さんが、2005年1月に個展を開きます。1月10日(月)〜1月15日(土)に、ピンポイントギャラリーです。
  ピンポイントギャラリーは、住所 107-0062 東京都港区南青山5-10-1 二葉ビルB1 (電話:03-3409-8268 FAX:03-3498-5978)です。時間は11:00〜19:00(土は17:00)、日曜は休み、祭日は平常どおりです。ギャラリーの地図は、下記のURLの「インフォーメーション」の欄にて出ています。
 中山さんは、「学校ごっことおんな組いのちで忙しい上に、来年一月にはこんなことまでやってしまいます。お疲れほぐしのお笑い種にこちらをどうぞ(^_^;」というメールを送ってこられました。

http://www.pinpointgallery.com/japaneseindex.html で、「アーティスト・インデ
中山千夏個展-2ックス」→「な」→「中山千夏個展05年」で、出品画などの画像もみられます。
 この個展を開くにいたった経緯を、中山さんは、こう書いています。

 ……
絵の個展、一回、やってみたいの。今まで描いた自著の挿絵がいっぱいあるでしょ。あれで個展やったら、へんかなあ」。とある酒場で、和田誠さんにそう言った。一瞬フリーズしてから、「へんじゃない」と和田さんは言い、横で眠りかけていた矢吹申彦さんも「へんじゃない」と呟いた。これが発端。画廊は「そうだ、ピンポイント。あそこなら山下勇三が強い。あいつを会場調達係にしよう」和田さんは嬉しそうにそう言った。
数日後、勇三さんに会った。お世辞にせよ和田さんは、私の絵を誉めてくれたことがあるが・・・「勇三さんはきっと、やめとけ、と言うだろうけど」。そう言ったら、勇三さん、げらげら笑って「やめとけ」と言った。
ところが翌日、FAXを寄こした。「ピンポイントギャラリーの西須由紀オーナーは基本的にOKです。ただし、中山さんとお話をし、作品を拝見したうえで返事をさせて欲しい、そうです」。緊張して面接を受けた。幸いにもパスした。後日、西須さんは、アノ「過去のアイドル」と、面接した私と、別人だと思っていたことが判明した。つまり西須さんを暴挙に駆り立てたのは、ひとえに勇三さんへの信頼であったのだ。
古い線画ばかりじゃ淋しい、色のついたのも描け、と言ったのは勇三さんだ。『古事記』の挿絵は描いてないでしょ、描いてみたら、と妙案を出したのは和田さんだった。絵の具や筆のアドバイスもしてくれた
特に絵を学んだことはないし、長年、油彩や水彩を描いていない。グワッシュも初めて。恐る恐る一枚描いてみた。楽しい! 面白い! 2、3枚の予定が、もう10数点描いてしまった。まだまだ描きたい。二巨匠と相談して、これら新作をメインにすると決めた。おお、本格的ではないか!! そろそろ額を買ってこなくちゃ。そして、ああ、オープニング・パーティが楽しみだ!
白状すると、実はこのオープニング・パーティというのをやってみたくって、考えついたことなのです。ごめん。付き合って!…… (上のサイトより転載)