news-button.gif (992 バイト) 116.米兵によるイラク人虐待の証拠写真を見ることが出来ます。(2004/05/02掲載 、05/05に「」を追加)

 5月1日の『朝日新聞』ほか各紙は、イラクの米軍兵士がバクダッド郊外の監獄で、拘置中のイラク人を虐待する写真がアメリカのメディアで公開され、波紋を拡げていると報じた。しかし、日本のメディアは、文章の記事だけで、肝心の写真は載せていない。確かに「見るに耐えない」ようなひどい写真ではある。しかし、載せないからといってその事実が消えるわけではない。以下のサイトで、その恐るべき写真が公開されている。好奇心からではなく、この恐るべき事実を直視していただきたいと思い、ご紹介する。 (右はその1枚――アブ・グレイブ刑務所の米兵看守が抑留者を小さい箱の上に立たせ、頭にフードをかぶせ、体に鋼線を巻きつけ、落ちたら命がないと脅す)
 掲載されているのは、Rahul Mahajan の「Empire Notes」というサイトだが、ありがたいことに、日本のサイトで、主として反戦運動にかかわる海外記事の翻訳紹介している「反戦翻訳団」というグループが、世界の主要なメディアの記事を日本語に訳して、次々と掲載してくれている。しかも「転載・転送・リンク等すべてご自由にどうぞ」とある。
 以下をご覧になってください。
 「反戦翻訳団」のサイト →  http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/ 
 虐待の写真を多数掲載している「Empire Notes」のサイト →  http://www.empirenotes.org/ 
 その全文の和訳(写真も含む) → http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/archives/493286.html 

(注追加) なお、私の友人の室謙二さんは、アメリカの反戦運動の報告や政治・社会の状況について、通信を頻繁に送ってきてくれており、それは、「ベ平連」のホームページの中の「室謙二のアメリカ通信」にすべて掲載されていますが、その最新号(5月5日着信)では、この虐待行為についてのアメリカの新聞の報道の仕方などを書いています。ご参照ください。→ http://www.jca.apc.org/beheiren