公 開 質 問 状

練馬区長 岩波三郎 殿

「サービス低下はありません」の説明について

常勤1人と非常勤2人がチームワークを組んで同じ責任で保育にあたるから「サービスの低下はない」との練馬区からのご説明がありましたが、父母としては別紙質問状項目としてあげた点で疑問が生じてきます。
そもそも学童クラブというのは小学校低学年の子どもたちの放課後という短い時間の中で運営されるものであり、その限られた短い時間の中で子どもたちの姿を継続的に捉え、子ども一人一人の個性を生かし、ものの考え方や遊びを広げていく、そんな場であるはずです。
しかし、今回の非常勤導入により、その短い時間の中でさえ、目まぐるしく変わる「先生」や、指示する側とされる側という立場ができることなどにより、「ぶつ切り」保育になるのではないのかという不安が湧き起こります。少なくとも保育園の非常勤とは性質が異なるのではないかと思えるのです。そういったことについて、本当に議論がされているのか、また他区で非常勤が導入された所の状況についてきちんと検証がなされているのかを、私たち父母は問いたいのです。今度の4月の導入となればもう目の前ですが、それにもかかわらず練馬区側からは何ら具体的な「これから」の像が提示されていない、というのが私たち父母の共通の不安であることを、是非わかって頂きたいと思います。

この質問状に対する説明会は、学童クラブに子どもを預けている父母を対象におこなって頂くため、その父母が参加しやすい時間を設定して頂きたい。少なくとも、前回の様に別の場所で3回以上行って下さい。より多くの父母たちの参加が期待でき、実際に父母たちがどういった点に対して不安や疑問を持っているのか、理解されることと思います。
また、説明会の日程を1週間前に伝えられたのでは、父母たちは都合がつけにくいということもございますので、必ず2週間前にはご提示ください。

以 上

東大泉地区区民館学童クラブ父母会

大泉西小学童クラブ父母会有志

関北学童クラブ父母会有志

大泉東小学第1・第2学童クラブ父母会有志

大泉第3小学童クラブ父母会有志

大泉学園緑小学童クラブ父母会有志

西大泉地区区民館学童クラブ父母会有志

よりよい学童保育をめざす会

公 開 質 問 状 (Vol.3)

第1 非常勤職員が2人でローテーションを組んで、常勤職員1名と非常勤2名で通常の 保育に携わることになると、日常の保育では、当然常勤職員の週5日勤務から、土曜 出勤による代休、年休、病欠などで非常勤だけの保育日が出てくることは避けられな い。父母としては、クラブへの要望や子育て上の相談など、最終的には常勤職員との 対応を求めることになると思うが、クラブへ相談に行っても非常勤職員しかいない日 が出てくる今般の行政改革実施計画では、従来のように必ず1人は常勤職員がいると きとは状況が違ってこないか。

第2 常勤職員と非常勤職員が保育に当たっている現場で、その場で判断を迫られる局面 が多々あると思うが、対等でない立場での運営では、非常勤職員が常勤職員に判断を 仰ぐことが頻繁に出てくるものと思われる。子ども達の要求が常勤職員に集中する事 態を考慮すると、クラブ運営に支障をきたすことになりはしないかが懸念される。そ ういう状況が子どもに与える影響を検討されたのだろうか。

第3 非常勤職員だけで運営される日のクラブ運営では、子ども達の要求には、全て待っ たがかかってしまわないだろうか。あるいは子ども達の行動に歯止めが利かなくなっ てしまうのではないか。

第4 非常勤職員は毎日クラブへ来るわけではないので、行事計画等で何日も準備が必要 な計画の準備に当たって、「今日の続きは明日やろうね」という従来のやり方が、明 後日とか、来週やろうねという事態を招かざるを得ないと思うと、行事等の計画自体 が少なくなるのではないか。

第5 いじめなどの対応は同じ職員が一両日中にいじめられた子といじめた子の両方にき め細かく対応することが求められるが、それが1日の終わりで起こって翌日にも対応 が必要なときに、いじめを発見した職員とそれを対処する職員が違ってしまうという 事態が起こってくるのではないか。

第6 1人の子どもの全体像を見るにあたり、これまでは対等な立場の職員2名が、子ど もの姿をそれぞれ別の視点からとらえ、お互いの視点について話し合うことによって 子どもを多面的に把握してきたであろう。しかし、常勤1名と非常勤2名では、常勤 が非常勤を指示する立場にある以上、非常勤は常勤の視点に追随しがちになるであろ う。仮に非常勤が常勤とは別の視点から子どもを見ることができたとしても、「非常 勤」という立場上、対等に意見を述べるということができるのだろうか。そのような 状況下では子どもの姿を一面的にしか捉えられず、従ってその対応にも幅がなくなる のではないか。

第7 常勤職員が8時30分からの勤務として、非常勤職員は、具体的に何時から来るの であろうか。常勤と非常勤の打ち合わせの時間がとれるとして、どれくらいなのか。

「クラブだより」や連絡帳に割く時間が減ってしまい、これまで以上に学童クラブの 姿が親から見えづらくならないか。連絡帳については、毎日子ども達の様子を見てい る正規職員に書いてほしいという思いが当然親には強い。35人から40人の子ども がいる中で1日の間に複数の問題が起こることもあり得る。それについて常勤職員が 連絡帳に書こうとしても、その時間が充分にとれるのか。
そういった連絡不足によって問題の解決が遅れるのではないか。

第8 学童保育時間を延長する事及び夏・冬・春休みの中の保育開始時間を早めることに 対する父母の要望は根強い。

もし、指導員が午前中比較的暇だというのであれば、常勤職員削減ではなく、保育 時間を長くすることによって、保育水準を向上すべきと思う。

以上