2016年11月23日やめての会集会アンケート結果   アンケートに答えていただいた方の総数は15名です(50代女性3、不明1、60代男性3、女性1、不明3、70代男性2、女性2) 下記には了承していただいている方のみを掲載しています。 順に年齢、性別、今回の企画を何で知ったかです。1は感想、2は当会に対する期待です。 @50歳代 女性 会員から、HPから  1.相模原事件が起きる土壌が、色々な角度から提起されて、この事件が起きている私たちが生きている「社会」がみえてきました。出生前から「生命の選別」が、市場の中で誰もが何の疑問も抱くことなく当然のように進んでいく事にも恐怖を感じました。古井氏の言葉「障がい者がすみにくい社会は皆も生きにくい」最後は皆、障がい者、どんな生命、人も大切に生きていける社会を作ることが、本当に求められていることを実感しました。皆が普通に生きるインクルーシブ社会をめざさない限り、このような「相模原事件」は起きるし、安倍に代表するような政権が生き延びていく基盤があると思いました。ありがとうございました。 2.「小さなカフェ」スタイルや出前出張カフェみたいな感じで、いろいろなところで、身近に浸透できる活動もあればと思います。 A50歳代 女性  1.時間軸、世界的視野で、具体的例あり、政策方針あり、多面的に色んな事が見えて、知れて良かったです。 B50歳代 女性 会のチラシ  1.人は誰しも老い、病や事故で障害を持つようになる。だからこそ、全ての人が生きやすい社会にしなければいけないと思います。しかし、今の教育や思想は障害を持つ人や老人を排除することを教え込ませています。全ての国民がこのマインドコントロールから抜け出すことがとても大切。 2.いつも医療について知らなかった事を知ることができています。これからもいろいろ知りたいです。命とはといつも考えています。生命、人体の不思議を日々感じています。病院が医療を放棄したら、私たちはどこへ行けば本当の医療を受ける事ができるのでしょうか?生命は本当に不思議なものです。それを知るためには、最後まで医療を放棄しないことだと思います。医療者だけでなく、患者ももっと勉強していきたいです。 C50歳代  1.相模原事件は、衝撃的だったので、やめての会の活動に励まされました。 D60歳代 男性 はがき  1.個々にある精神障害の問題をもっと明らかにして欲しかった。大きな流れだけで分かった気になってしまうのは運動につながらない。 2.精神障害との連帯を求める。 E60歳代 男性 はがき  1.この事件については、丁寧な議論が必要だと思っているが、なかなか頭の整理がつかず難しい。今は、相模原事件のことが風化されないことを願う。 2.知的障害の自己決定のような話題が欲しい。 F60歳代 男性 チラシ  1.相模原事件と今の日本の政治がどう結びついているのかがよく理解できた。 2.これからも色々な政策、事件が起こると思いますが、その背景を暴露してほしい。 G60歳代 女性 はがき  1.相模原事件の後、人工呼吸器をつけて通院してくる子供達や、障害をもつ子供達が、この事件を受け、どのような気持ちで通院してくるのだろうと思うと(家族も含め)、胸塞がる思いで「健常者」と言われる私達こそが前に出て、この優生思想のはびこる社会を批判しなければならないと強い思いを持ちました。 多方面からの報告があり良かった。臓器移植法と今回の事件は同じ流れにあると私も強く思います。 H60歳代  1.夫が妻の臓器を提供したことで、夫の発言に妻の母が反対したのがつらかったといっていたが、命は親からさずかったもの、実母を悲しませてまでやるのは人として情がないと思う。憎しみが生まれるか、そうでなくてもわだかまりが残ると思う。 2.高齢化にともなって、安楽死、尊厳死と後見制度(今後、後見人の行うことが拡大されていくようなので、自己決定権が奪われることになるのではないかと思う。) I60歳代  はがき  1.よかったです。(もちろん気分がよくなったわけではありませんが・・・)勉強になりました。最後の冠木さんのお話で救われました!! 2.とにかく続けて下さい。 J60歳代  チラシ、知人から  1.社会的「弱者」、マイノリティーとされる立場におかれた場合、声をあげることの大切さを改めて感じました。また、声、姿を閉じ込める隔離はダメだと思いました。憲法24条、25条を守る、守らせることが、今の医療福祉に対する攻撃に抗していくことに力になるのではないかと思いました。 2.継続 K70歳代 男性 はがき  1.この様な会をもっと多くの日知人にピーアールしていただきたい。 2.人間の死の定義は、呼吸停止、心臓停止が世界共通と思われますが、国際連合、ユネスコ、全世界の医療機関に呼び掛けて、脳死は人の死ではないことを世界共通統一見解として発表してもらえるように、是非呼び掛ける事は出来ないことですか? L70歳代 男性  1.事件の衝撃の大きさに対していかに立ち向かうかという問題について、改めて考えさせられました。様々な角度からの報告、意見、質問があり、とてもよかった。 2.尊厳死法、優生思想への闘いを、ともに継続、発展させたい。 M70歳代 女性 当会の利光恵子さんよりのお知らせ ペースメーカー植え込み者 1.この事件は実に多くのことを含んでいる。容疑者個人の問題としてすませてはいけない。大事なことは、障がいあろうとなかろうとその人としてその人格を尊重し、そのことが保障される地域、社会を築いていくこと。今日は、多角的な構成でなされて、真に濃いみのり多い集会でした。心から感謝している。 N70歳代 女性 友人から  1.「脳死」臓器移植、尊厳死法、医療制度全般が、人間の生命を大事にしない、優秀な人間だけが生きていければ良いという政策が広範囲に強められ、深刻になっているという事が、多くのレポーターから報告があったのだけど、やはりその政策を転換させていくためにどうするかという討論が必要だと考えます・・。