やめて!!家族同意だけの「脳死」・臓器摘出!市民の会結成5周年シンポジウム 2016年2月20日アンケート アンケートに答えていただいた方の総数は19名です(30代2名、40代2名、50代4名、60代7名、70代4名 )。 下記には了承していただいている方のみを掲載しています。 順に年齢、性別、今回の企画を何で知ったかです。1は感想、2は当会に対する期待です。 1.30代 男性 人から聞いた  医療の現場の話を聞いて、恐ろしいことが起きていると感じた。そうせざるを得ないようにしている国の政策に怒りを感じた。 2.30代 女性 その他   色々な意見を聞けて、考えさせられました。感情的にではなく深く考える必要があると思いました。 3.40代 男性 当会ニュース   いろんな立場からの発言があり、それぞれに実体験にもとづく深い話をいただけました。自分も当事者にならないとどんな判断をするのかわかりません。ただ、医療費のために判断を誘導される現状は間違っています。自分が当事者になった時、信頼できる医療者に出会いたいものです。 4.50代 男性 当会ニュース  @ この種の会にとりあえずこれだけ人が集まるというのは、「さすが大阪」という感じですね。でも、まだやはり「理論構築」が足りない。綿密なデータで反論?できる人、きちんと理論化して文面を作れる人が、もっと増えて欲しいな。 A 継続的、拡大的にこの会が広がるといいですね。大阪だけでなく、西日本各地で開けるといいですが。 5.50代 女性 新聞  @ 訪問看護師です。ALSや難病の方で意思表示できない方の終末期に対して、どうしたら尊厳を保てるのか悩みながら接しています。参考にさせていただきたく参加しました。 A 脳死の判断についての監視、抑制(正しくできているか)を厳格な視点でお願いしたい。国が推奨する“尊厳死の強制化”というのを知ることができました。私自身の問題としても、参加してもっと考えることが必要だと痛感しました。 6.50代 女性 バクバクの会からのメーリングリスト  これまで治療されてきた肺炎が治療されなくなる。「何で?」「おかしいな」と思っても、それがいつのまにか大多数の人のあたりまえになってしまうコワサを感じました。  医療費削減のためにでしかないことが、変質していくコワサ。今日感じたコワサを忘れずに考えていきたいと思います。 7.50代 女性 当会ニュース @ 私は絶対に蘇生拒否の同意書には署名しない。私は私の命をあきらめない、なげださない。   今の医療には道徳心がない、命より経済でも、老人や病気になった人も、それまで国を支えてきた人々だということを忘れている。  死についていろいろ考えました。本もたくさん読みました。人は誰もが死にます。いかに生きたか、納得できる生を生きたからこそ、死を受け入れることが出来るとの言葉、本当にそうだと思います。尊厳ある生なくして尊厳ある死はないと思います。  今考えられている尊厳死法は反対です。 A 私たちが尊厳ある死ではなく、尊厳ある生をまっとうできる社会になるべく考えていくために、もっと問題提起していってください。 8.60代 男性 知人から聞いた  医療の実情を聞かせていただいて考えさせられた。生きる権利が医者の倫理の問題、法として決めてしまうのは、無理があるように思われました。 9.60代 男性 その他  金の切れ目が命の切れ目、おかしい!尊厳ある生をまっとうする権利はだれにでもある。 10.60代 男性 ハガキ @ 具体事例(事実)に基づいた問題意識の提起としてリアルな説得力があります。医療・福祉の提供者側の都合が命より上に位置づけられている大変さに気づかず、現状に流されるより他ない人が増える怖さを思います。 A 一人一人の個々が、社会システム、医療福祉の現実、社会での生活上の視点、しっかり提議し考えることを続けて欲しい。多くの人が知らない事は自己家畜化や囲い込みの現実に流されてゆきます。 11.60代 男性 当会ニュース  @ 医療現場の実態の声が聞けてよかった。本当に医療がないがしろにされていると思います。軍事費より医療・福祉予算に金を使え! A 継続して活動を続けて欲しい。私も会員としてがんばります。 12.60代 女性 新聞   尊厳死という言葉の解釈、本来、人の死は本当の意味で尊厳されなければと思います。医療において大きな格差が生じてしまっている現実は厳しいですが、医師達を沢山存じている立場として一言、彼(彼女)達は、最後の最後まで治療(本当の)と戦っております! 13.60代 女性 雑誌  @ 具体的なお話が提示されて良かったです。よくわかりました。義理の兄は87歳。腎不全で最近(先月より)人工透析を始めました。自宅に帰り、週3回透析に、週3回ディケア(サービス)に通っていますが、リハビリで歩行も出来るようになり家族と楽しく暮らしています。70代だから透析をしないというイギリスのやり方は、びっくり。義兄の例も教えてあげたいくらい。 A 映画やDVDなどの上映会の企画も。 14.60代 女性 友人   医療現場の実態が分かり寒々とした思いです。高齢化に向かう今後、ますます厳しくなる死のテーマをこれからも続けて下さい。 15.70代 男性 その他  @ 脳死が死であり、臓器摘出されるようになって以後、命が軽視されるようになり、殺人事件等が激増した。 A 従来の心臓停止、呼吸の停止、瞳孔の停止以外は肉体の死ではないと、法律化を図って頂きたい。従って脳死は人の死ではないと! 16.70代 男性 当会ニュース  講演会形式と異なり、医療現場からの生々しい発言で、これまでになく新鮮でした。深刻さがリアルに伝わってきました。 17.70代 男性 新聞  @(1)真理や真実は必ずしも一つと限らないと思っています。視点や立場が変わると見える真理や真実も違ってくるかもしれません。内村鑑三という思想家は、真理(実)は楕円形のようなもので中心は一つではないと言っています。  (2)尊厳死法は必要かと考えていた者として、反対者の意見、関心を持って聴きました。  (3)結論や進行はやや一方的に感じました。 A 事例は慎重に提示しないと一方的な結論を下すと説得力を欠くことを心配します。 PS@個人的には20年以上尊厳死に賛成の視点で学んで来ました。個人的(家族)の体験を話させていただいた医師です。(内科医→緩和ケア医→老健医師と渡ってきました。) PSA緩和医療はお金がとてもかかると伝えるのは誤解を生むと思うので、一方的な事例にこだわらず、慎重に正しく伝えて下さい。 18.70代 女性 当会ニュース @ 「尊厳死法はいらない」ということに賛同する立場から来た。現場で働いている医療スタッフの皆さんの貴重な発言に敬意を払います。そして、当事者の発言は更に心から納得しました。感謝します。 A 医療費削減は強い危機感がある。それは、安倍政権の流れを見れば分かるように、戦争ができる軍事産業が動き出している。この会の存在は絶対必要です。