第8回やめて!!家族同意だけの「脳死」・臓器摘出!市民の会集会   2014.7.5アンケート  アンケートに答えていただいた方の総数は 21 名です(30代:1 40代:5 50代:8 60代:6 70代:1 )。下記には了承していただいている方のみを掲載しています。 順に年齢、性別、今回の企画を何で知ったかです。 1 は感想、2 は当会に対する期待です。 @ 30代 女性 当会ニュース  1.“人の気持ちは変わる”本当にそうだと思います。誰だってはじめは不安になり落ち込み未来を悲観してしまいます。けれど、それでも周りに支えられ生きることで楽しみ喜びを感じることができ、生きる価値を誰かが見つけることができると信じています。  お話を聞き、そのことをとても感じることができました。死ぬ権利、尊厳死について取り上げるのでなく、一人で看護、介護しなくていいように、より家族やその人自身が楽しく生きることができるように社会で支えあっていけるようにする。できることを社会全体で話し合っていきたいと思いました。患者及び家族と医療者とのコミュニケーションは本当に少ないと思います。そこが本当に重要で、正しい情報を医療者も理解していかないといけないですね。 A 40代 男性      1.「最期まで楽しく生きる」ということは、そうたやすいことではありませんが、自分の親が病気になり、気弱になり、老いていく姿を、身近で見るにつけ、「楽しく」をキーワードにサポートできたらよいと思いました。川口さんの活動のきっかけとなった経験から、そして自分の看病、介護の経験から必然的に導かれた結論だと感じました。 2.「できるだけ大きな輪で」を具体化するために、知恵を出し合うべきだと思います。川口さんは医師会の副会長とのパイプをお持ちのようですが、市町村単位で医師会があるので各地域で働きかけを強めるのがよいのではないでしょうか!さしあたり、4.29ガイドラインを題材に意見交換からはじめるのはどうでしょうか。 B 40代 男性 当会ニュース  1.ALS患者さんに寄り添われている川口さんのお話を通じて、「尊厳死」法の危険性の理解がより深まったように思います。ちょっと本筋からはずれますが、資料を見ていて尊厳死協会の前理事長「井形昭弘」、現理事長「岩尾総一郎」という名を見て驚きと怒りをおぼえました。私は水俣病事件の運動に関わっている立場から、この二人は、水俣病問題でも患者認定から切り捨てる大変悪い役割を果たした人々です。例えば1991年の公害答申で水俣病患者を切り捨ててきたこの人々が「尊厳死」法をシャアシャアと推進していることに怒りをもっています。このことだけでも、私は「尊厳死」協会や「尊厳死」法に強い疑問を持っています。  水俣病患者の切り捨てと「尊厳死」の推進に何か通底するものがあると思います。私は「切り捨て」がキーワードだと思いました。尊厳死協会は、水俣病患者を切り捨てた「御用学者」と官僚の「天下り」組織になっていることを知りました。そんな人々が命を大切にすることを真剣に考えているとは思えません。 C 40代 女性 チラシ・友人  1.病棟看護師から「痛がっている患者(高齢者)をみるとつらい」「法律がないから死ぬことができない」と聞くと何も言えない自分がいました。でも、皆さんの話、「患者の意思は変わりやすい」を聞いて、人の人生は一つのシーンだけでは図れない。生活がいい生活かどうかも。だから、その時(入院中)痛がって苦しくても、その後は、痛くてもそれを受け入れていればどうなのか、死んだ方がいいのか分からない と理解しました。あと、リビングウィル(あまり知らないのですが)の啓発を法律に含まれる恐ろしさを感じました。 2.「法律がないから死にたいのに死ねない」と思っている人にどう言ったらいいのか等ももっと教えて下さい。 D 40代 女性  1.川口さんより、法の問題点を分かりやすく話してくださったのでよく理解することができました。 E 40代    当会ニュース  1.“JIL”とか“DPI”が通じる人ばかりの集会なのかな〜と思いました。そこのところをちょっと気にしないと「市民の会」は狭いのかも。  「尊厳死が必要と思っている人」にどう話すか、コツを という質問はいいと思いました。  市民学習会の受付に、ヒノマルが(ヒノマルだけが)あって、それがかなり気になりました。(集会とは直接関係ないのですが)  呼吸器がすごくフィットするというのは初めて知りました。 2.チラシの時間、サイトに載っている時間がちがっていて、今日来る前にそのことに気づき、どうなのか?困りました。予定でいいので終わる時刻も書いて欲しいです。(人を誘ったりするときに、終わる時間がアイマイだとむずかしいです。) F 50代 男性 当会ニュース  1. 脳死問題にせよ尊厳死問題にせよ、このような会が継続的に行われることは重要だと思います。関西は、粘り強くしつこく反対運動を続ける障害者とその家族がけっこういる地、この伝統を守り広げましょう。でも、「広げる」はいまひとつ。何とか、後ろ向きになったり引きこもる人にも出てきて情報を持ってもらう工夫を考えていきたいですね。 2.会としてブックレットのようなものを出版し、広く人々目に触れるようにすることはできないでしょうか。 G 50代 男性 当会ニュース  1.15歳からの「リビングウィル」などとんでもないこと。年齢を重ねている人であってさえその意思を明示することなどできない。15歳からとしているのは、むしろ「死」からはまだ「遠い」と考えている未成年者や若者を教育や公的宣伝を通して「尊厳ある死」を選択することを強制していくことになる。法律や臓器移植法から言えば教育や学校は、その推進役を強制されることになりそうだ。これに意識的に異を唱えることが重要だと思いました。 H 50代 女性 新聞(読売)  1.恐いことがどんどんすすんでいる、知らない間に法律となる尊厳死のことだけではないこの世の中です。殺人事件がこう簡単にできる世で「いのち」の重み考えることむつかしいです。 2.ベルトコンベアーにのってどんどん流されることは止め、発信していって下さい。 I 50代 女性 当会ニュース  1.「尊厳死」法案が出される社会的背景について問題を感じました。障害、貧困、どんな条件におかれていてもその人自身が、尊厳を持って誰もが生きられる社会、普通に生きられる社会こそ必要です。通常とは異なる人に対して差別意識をうえつけ、抹殺していく風潮を作り出してはいけません。この法案が通ることでの、その後の社会に脅威を感じました。 2.いろいろな団体、個人が発信できて、取り組んでいる問題を共有できたらいいなと思います。川口さんの「大きな輪で反対しよう」が心に残りました。 J 50代 女性 その他  1.尊厳死法の恐ろしさを改めて考えさせられました。本当に、この法律は反対していかないといけないと思います。 K 50代 女性      1.川口さんのお話きけてよかったです。生きるためにいかに努力するかそれしかないなあと思います。楽しい暮らしができる世の中にしていきたいです。こんな法はいりません!! 2.他ともつながってやっていきたいです。 L 50代 女性 当会ニュース  1.法制化されると、障害者の生命がおびやかされる事はわかりました。段々と生きることにやさしい社会ではなくなっていっている。 M 50代 女性 新聞(京都)  1.ALSの利用者の介護をしているヘルパーです。川口さんの本を読んで講演を聞きたく、尊厳死法の話も参考にさせてもらいました。「人工呼吸器をつけたくない」と本人は話しておられますが、川口さんの話を聞き説得というか意識を変えていかれるようにしていきたいです。 2.尊厳死法は「生きる権利」をうばう法律なので、反対の運動をしていってほしいです。 N 60代 男性 当会ニュース  1.患者だから、障害者だから、老人だから・・の一言で生命が医師に治療の美名において誘導される事実に答えが出ていない事を危うく思っています。  私は、法律としての「患者の権利法」があれば、哲学的な思考を拡げるのでは・・・と思っています。 2.社会常識的に障害者のわがままとなされていた事が、「主体者たる障害者の権利」として語られ出す様になって欲しい思いがあります。 O 60代 男性 その他(友人から 東京の怒りネットの古賀さんから)  1.尊厳死が法制化されたら、生きるための方策がないがしろにされるというお話に納得しました。私は「精神病者」ですが、常々生きることが軽視されている社会だと感じております。「脳死」も尊厳死も障害者や「精神病者」の「生」を否定する考え方だと思います。生きている命を「役立たず」として奪う考えに通じるからです。「精神病者」運動の中で、尊厳死法制化への反対を広めて行きたいと思います。 2.「病気」なのであまり活発に活動することはできませんが、できうるところで、新しい連絡会の宣伝に努めていきたいと思います。フェイスブック、ブログやっています。 P 60代 男性  当会ニュース  1.胸がつまる思いです。やはり差別の問題ですね。差別や戦争をなくそう。 2.ご健闘下さい。共に人間を取り戻すために。 Q 60代 女性 その他(立命館大学ML)  1.私は尊厳死法案について、全く知りませんでした。最初にお話していただいた冠木弁護士の話の導入から川口さんまで、とてもわかりやすくよかったと思います。できるなら、もっと多くの方々に来てもらうために何らかの工夫が必要ではないかと思います。 2.障害をもつ人はもちろん、一般社会にも広くアピールしてほしいです。 R 60代 女性 当会ニュース  1.障害のある方も、高齢者の方も、社会的に弱い立場にある人達が、楽しく生きていく事ができるよう、社会の支援、きずなの大切さ、社会、個々人の偏見に向き合っていく事が大切と思いました。 S 60代 女性 当会ニュース   1.川口さんありがとうございました。尊厳死法について、今後も注目、知っていかないといけないと思いました。 2.どんな状態でも命が大切にされることを訴えていきたいです。 21 70代 男性 その他(HP)  1.川口さん、冠木さんのお話で、尊厳死法反対の必要性が改めてよく分かりました。