第6回 やめて!家族同意だけの「脳死」・臓器摘出!討論集会に参加され、記載して頂いたアンケートのなかから、ホームページでの公開を了解されたものをアップしています。 ◆40代  男   診断書を見る仕事をしているのですが、移植をしても5、6年で腎不全を再発したり宿主病になったりと「これって医療としてどうなんだろう」と思うことがたびたびあります。そういう移植を受ける側からしても移植ってどうなんだろうと思っています。が、むずかしいでしょうか? ◆40代  女 「人間扱いしなくてもいい人間」を認める政治・社会になってきている。ということ、そうだったのか!!と思います。 医療からの追い出し、社会保障からの切捨て、全て上記の認識が根底にあるんだと思ったら、全てが納得できた。                                 ◆50代  男    「医療制度改革」に切り込んでいて、よく勉強になりました。 「脳死」移植の現状が、あまりにもひどいので驚きました。 ◆50代  男  とてもいい内容でした。一点、人格や意識を「人間の尊厳」、人格は生物学的にヒトだけでは十分でない・・・というのがありましたが、「意識がなくてもヒトとして尊重されなければならない」というのでなくて、肉体と意識は一体のもので、意識がないなんて外から見てわからない。人格はその人のもので他者があるかないか判断できない。心臓が動いている限り人格があるのだという批判をしなければならないのでは?と思いました。 ◆50代  女    今日、初めて参加しました。  昨年より"脳死による心臓移植"に疑問を持ち自分なりに多少勉強してきましたが、まだまだ尊厳死の問題まで行きついていません。  今日は最新の情報を提示していただき、大変勉強になりました。"脳死による心臓移植"に対して反対する方々が増加しつつあることを励みに、いつかは法律が改正されることを願ってやみません。 ◆50代  女   1. 医療制度の変革そのものがよくわかるお話でした。これからの医療がますます商業ベースになっていくことが、ips細胞ふくめてハイペース、国をあげてのことになってるんだとさらによく分かりました。 2. 市民レベルの会ですが内容は濃く証拠や事実に基づいていることが強みだと思います。ネットなどでもっとつぶやいてはどうでしょうか?若い人をもっととり込まなくては・・・と思います! ◆50代  女   1. いろいろな現実をたくさん聞いて、命がないがしろにされている今の日本を、改めて思い知らされました。 2. 脳死移植を容認する人が減っているというのを聞いて、驚きと共に皆、経済効率だけを求め ることに疑問を感じてきているのかと思い、活動を進めて欲しいと思いました。 ◆50代  女    現場の酷い医療実態が「医療制度改革」にてらしあわせて、何故おこっているのかふりかえることができました。終末期だけでなく出生前も含めて「生きる権利」を奪う、選別する−ことが安倍政権の「医療の成長戦略」の現実という事に、もっと怒らないといけないなと感じました。今日の貴重な報告、企画ありがとうございました。 ◆60代  男   1. 出生前診断と母体保護には矛盾があり、それが大ぴらに議論されていると思いますが、表に出てきている以上との整合が必要だと思うのですが、ips細胞の問題は障害者と健常者の対立ではなく、生命と物質の対立にあると思います。物質科学が進歩している中で人権と生命の尊厳をどう維持するのかという点を知りたかった。ブタに人間の臓器をつくらすのですが、イスラム教徒はどうとらえているのでしょうか。 2. 乳ガン、遺伝子診断の切除にもふれて下さい。 ◆60代  男   1. 生命倫理に関わる多様な問題が提起され大変興味深かったです。 2. 頑張って下さい。「継続は力なり」です。 ◆60代  女  出生前診断については、たいへん危険なものを感じます。障害をもつ子ども、大人の排除の思想と一体のもので、差別的なムードが一層強まっていくことにつながります。"一人の人間が生きている"ことをまず大切にする社会にしたいです。 ◆60代  女   1. 脳死・臓器移植については賛否労論があり、小さい子供さんが脳死となり臓器移植をした事が記事にのっていましたが、はっきりとしたライン、規定がないので、どの時点でどんなチェックをした結果、脳死と判断する事の難しさを痛感しました。又、終末期医療のガイドラインについても本当にこれで正しいのか考えさせられました。安倍政権がキッチリした法案を成立させていたら、この国の医療崩壊は防げていたのではないでしょうか。 2. ips細胞が今後の医療に対し、どのように生かす事が出来るのか期待します。と同時にips細胞への予算が少しでも福祉の方へまわればと思いますが・・・今後この活動が全国に普及する様期待します。 ◆60代  女     家族の同意でも子どもをドナーにするのは、子どもの権利条約に反するという意見もあります。 ◆60代  女    1. 「いのち」の線引きが、意図をもってされている事を感じました。高齢であったり、認知障害があったりすると簡単に治療対象から除かれてしまっている現場にいます。もっとこの現状について考えたり学んだりしていかなければと思いました。 2. ずいぶん長い間参加できませんでしたが、継続されている事がたいへんすばらしいと思いました。