2012年2月18日会結成1周年記念集会 「脳死」は人の死ではない 緊急市民集会アンケート アンケート数は21です(30代3 40代1 50代9 60代7 70代1)。 了承を頂いた18名の方の内容を紹介します。 順に年齢、性別、今日の集会を知った手段、@は本集会に参加された率直な感想、Aは今後この会に期待されること、です。 1.30代 男性 ホームページ  @ コーディネーターも含めて病院内では移植を進めたい人ばかり。こんな中で患者家族は正常な判断が出来ない。脳死者を代弁する代理人とか家族側に寄り添う人が必要。 A 移植の現場にプレッシャーを与え続けるためにも異議申し立ては積極的に行って頂ければと思います。 2.30代 女性  @ 藤井さんの言葉が心に響きました。「脳死」について家族と話す機会増やしたいと思います。 A 臓器移植を待ち望む方にとっても良くない状況だと思います。残された家族がした決断を悩み続けること不幸を知り、自分だったらどうするか問われている気がしました。 ☆ スタッフの皆さんご多忙の中準備ありがとうございました。素晴らしい会に参加でき感謝します。 3.40代 男性  @ 藤井さんの貴重なお話が聞くことが出来ありがたく存じます。 A 脳死=人の死という考え方がこれ以上広まっていかないよう頑張って頂きたい。一人でも多く人に真実を伝えて頂きたい。 4. 50代 男性 会員  @ 人の死と臓器移植とを一体で考え、論じている政治、マスコミ、風潮などに、以外から違和感を持っていました。脳死は本当に人の死なのかと。前回の集会で臓器摘出の際に、ドナーに麻酔や筋弛緩剤を使っていること等々に衝撃を受け、ますます、脳死は人の死でないことを確信させられました。脳という複雑で現在の科学でもはっきり解っていない臓器を軽々しく扱ってはいけないと考えます。以前、本で読みその効果にびっくりした脳低体温療法の復活と多くの病院での実施を望んで止みません。 A ドナーへの麻酔や筋弛緩剤の使用等、国民の全てと言っていいほどの人々が知らないと思います。この会の活動主旨を広く一般の人々に知ってもらう手段として、在阪の放送局でニュースや特集などとして取りあげてもらえる様に申し込みを行って欲しい。 5.50代 男性 労働組合を通じて  @ 勉強になった。 A 資料のP12に示されている「成績の公開」の実現 6.50代 女性   @ 「脳死」判定の恐ろしい実態に身の毛もよだつ思いがしました。「統合機能」が失われた状態を「脳死」というと、突き詰めていけば精神病患者の生きる権利も奪われる事になるのではないかと思いました。 A リーフレットは分かりやすくてとても良いと思います。ただ、増版される時は、5.のところは訂正して下さい。「患者ついて」→「患者について」 7.50代 男性   @ 「脳死」は人の死ではないこと、この社会から無くさねばならないコトバであること、「脳死」に直面した多くの苦しみを与えていることが改めて良く分かりました。 A 大本の方が言われたような、市民に対する分かりやすい訴えのポイントをどんどん提供して下さい。リーフは大変良いと思います。HPも活用するとか。 8.50代 男性 本日のメール  @ 妻が出産時に脳出血して脳死と判定された・・・ 9.50代 女性 当会のニュース @ この1年間だけでもたくさんの家族同意だけで「脳死」と診断され、移植が行われました。新聞報道、マスコミ報道も少なくなり、事実が報道されなくなると問題も見えなくなってしまいます。監視行動やリーフレット、このような地道な活動が必要だと思います。「脳死」と言う言葉もおかしい。家族への重い責任がおわされていることはおかしいということに気づく社会世論が形成されて、法が変わるという展望を持つことができると思いました。 10.50代 男性 当会のニュース  @ 脳死を人の死とする法律は、人の生きる権利を奪う事であり、又、家族に死の決定をゆだねるのはおかしい!! A 脳死移植の実状と検証をもっと広くして欲しい!!移植後の生存率のデーターはどの様になっているでしょう!! 11.60代 男性 メール情報  @ 大変勉強になりました。 A 参加者が今後口コミで他の人に伝えていける情報(知識)を得て、草の根的に広めていける方法が取れることが望ましい。 12.60代 女性 当会のニュース  @ 娘が鬱病から自殺、救命により低酸素脳症になり5年5ヶ月生きました。愛知医大で素晴らしい医療で徐々に回復しました。助呼吸、瞳孔散大から視力も出てわずかながら感情もあり、自宅で最後まで生活し看取ることが出来ました。その後、夫も脳幹部脳動脈瘤破裂で脳死状態でした。11日目になくなりましたが、2病院とも脳死判定の話は一言もなく最後まで治療してもらいました。 A 発症から6時間と言えば、2人ともまだ家族は本人のところには行けていませんでした。娘の時は娘の夫が必死に助けて欲しいと訴えていました。とても冷静ではない時に判断を求められ、他人のために家族の命を奪うことは認められません。 13.60代 女性 当会のニュース  @ 近藤先生の現実に即した法律の問題を分かりやすく努力して話して頂いた事、リアルで周りの人達に話していく際大変分かりやすくなりました。ありがとうございました。 A 周りの人に話していけるようにすること。パンフレットの活用、それを通じて周りの人の反応や意見を反映していく。マスコミの人達の気持ち、問題意識を知りたい。 14.60代 当会からの案内状  @ 「脳死」は人の死ではないと教えられており、人の死を人が左右されることには大反対でした。このような思いを持っておられる方の情報を得たいと思いました。 A もっと多くの方に知って頂けるように、このような集会があることのPRをもっとして頂きたい。 15.60代 男性 当会のニュース  @ 非常に素晴らしい会合でした。「無呼吸テスト」はとどめを刺すことである。アメリカでも10歳以下で手術を受けた人が10年以上生きた人は誰一人いない!もっと政治家マスコミに呼びかけて欲しい。 A もっと大々的にPRをお願いします。人の死亡は、心臓、肺臓が停止したときが死である。その時に魂が肉体から離脱するのであると言うことも! 16.60代 不明 当会のニュース  @ さつきちゃんのお話、「生命には様々な形がある」とのお話には感動しました。脳死=死という論理が如何に乱暴で間違ったものであるかが、実感して良く分かりました。脳死という概念のむごさを改めて知りました。 17.60代 男性  @ 当事者(家族)の言葉は強い。 18.70代 男性 冠木先生の事務所からの連絡による  @ 循環器(心臓)内科医として脳死、臓器移植には関心が深いから、1997年の法律論議の際、衆議委員厚生委員として2回出て心臓移植施設を2つに絞れと主張。 日本の心臓病学会の理事(現職中)の時、学会シンポジウム3回、学科からの提言を書いて医事新報に出した。 A 今日の公開講座、テーマは明白なので、これを実行に移して、今の悪法を1997年度のレベルまで戻させる大衆市民運動(国民の声として)になって行うことがキーポイントです。 国会の法案として、修正案(反対案なり)を出させること以外に効果はないのですから。