アンケート報告  2011年7月16日「いのちの尊さを問う緊急市民集会」  アンケートに記入してくださった方は18名です。そのうち、掲載を了承してくださった方のみのものです。1は集会への意見・感想、2は当会への要望です。 ・40歳 男性  1.内梨さんのお話に心うたれました。命がつきるギリギリまで挑戦し続け、ご家族や支えてくれた人達への思いやりを忘れなかったことに驚き、感動しました。闘病生活のつらさはもちろん伝わってきましたが、それ以上に、内梨さんと真帆さんがいのちの尊さ、生きることの喜びを教えてくれたように思います。自分のいのちも、他人のいのちも無駄にしないようにしたいと思いました。家族同意のみで「脳死」と決めつけられ臓器摘出されるようなことに反対したい思いがより強くなりました。 2.家族同意のみの「脳死」臓器移植の人命軽視の実態を、実例に則して明らかにしていくこと、情報発信を期待しています。 ・50歳 男性  1.内梨昌代さんの講演は本当に良かった。胸がつまりそうでした。もしも、私が真帆さんと同じ立場に置かれたら、自殺するでしょう。人間は生きる目標、課題を見失ったら終わりですね。それが、生きる力になるのですね。単に生きるだけでは駄目だ。どんな状況でも人間らしい生活、豊で有意義な人生を送らなければ駄目だ。それを痛感しました。 2.今日のような集会をもっと多くの地域でやって欲しいと思います。行政当局やマスコミ等の影響により臓器移植に反対する人間、臓器提供を拒む人間は非国民、白状で冷たい人間という事にされかねません。また、次に集会を行われる時は、先月6月に表面化した東京の医者が引き起こした臓器売買事件を取りあげて下さい。この事件と宇和島徳州会病院の万波誠医師による病気腎臓移植を見ると、臓器移植医療も堕落したものだと感じます。或いは医療行為の堕落と言ってもいいでしょう。これは、救命をないがしろにし、臓器移植だけを最優先された移植医療がたどり着いた結果なのでしょう。 ・50歳 男性  1.人間の意思、生きる力のすごさを感じました。脳が真っ白で、その中で意思が生き続けていた事は本当に奇跡ですね。自分の生き様への反省しかないです。 2.頑張って下さい。 ・50歳 男性  1.内梨さんの話には、大変元気づけられました。ありがとうございます。真帆さんのいつも前向きな、そして、お母さんをはじめ家族や周囲の人々をも皆前向きにさせる明るいエネルギーに感銘を受けました。 2.HPによる更なる情報提供、市民への宣伝をお願いします。 ・20歳 女性  1.あたしも脳腫瘍なのですごく感動しました。あたしもがんばらないといけないなって思いました。 ・50歳 女性       1.内梨さんのお話は本当に感動しました。真帆さんもお母さんもとても素敵です。あきらめないで前向きに「いのち」を大切に生きることの素晴らしさを教えて頂きました。ありがとうございました。 ・50歳 女性  1.娘は2年間脳死状態でしたが、昨年亡くなりました。平成21、22年度と過去2回集会に参加させて頂き勇気をもらっていました。2年間何のために点滴をし、投薬をし、呼吸器をつけて娘の身体を生かしているのか・・・本当は辛くて「お母さん、もうやめて・・・」って訴えているのではないか・・・ずいぶん悩んで娘に付き添っていましたが、自分の人生を全うして心臓が止まった時は「これで良かったネ よく頑張ったネ」と母親として大事な子供を見送れました。臓器を提供していたら、こんなに晴れやかな気持ちにはならなかったとつくづく思います。やはり、脳死による臓器提供には疑問を感じます。 ・50歳 女性  1.臓器移植法が改悪された時も、腹立たしかったですが、今日参加して、絶対に許してはならないと思いました。今日は、真帆ちゃんと同じ病になり頑張っている子と一緒に来ました。彼女とも感動しました。 2.移植法の改悪は、全体に許さないと思います。闘いの一部にでも参加したいです。生命の尊うさをこれからも訴え続けて下さい。 ・50歳 女性  1.次々と襲いかかる病魔と手術の話を聞いているときは自分の手まで震えてくるような感じがしてたまりませんでした。大変な辛さにもかかわらず最後まで生きることをあきらめなかった真帆さん本人、そして、彼女と共に生きた家族の方々、そして、医療スタッフの皆さん、医療というものはこのように最後まで生きるためのものであり、「脳死」臓器摘出は、それとは逆のものだと言うことをつくづく感じました。 ・50歳 女性  1.今日は本を読んで参加しました。でも、やはりお母さんの生の講演、DVDには涙が止まりませんでした。「生きることの意味」のメッセージが痛いほど伝わってきました。医療現場にいて、その人がもっている生命に最後まで向き合っているかを自問しました。今の利益、効率だけを求める医療や「脳死」と簡単に宣告されて、その人の人生を全うする権利を奪ってしまっているのではないか等。人一人の「生命の尊さ」について、原点に立ち返る中で、家族同意だけの「脳死」臓器摘出は許されないという思いを強くしました。 ・60歳 女性  1.人生を前向きに生きた真帆さんのすばらしいエネルギー、又、母親である昌代様の話にとても感動しました。看護師として命の尊さをあらためて再認識させられました。 2.臓器移植法案、今後も、家族や私達全てにとって、より活性化する事をいのっています。