本日、やめて!!家族同意だけの「脳死」臓器摘出!緊急市民集会が開催されました。参加者は172名にもなり、さまざまな方々から報告や意見がだされ、熱気に包まれた集会となりました。  2010年7月17日改悪された臓器移植法が施行され、臓器提供側患者(ドナー)が「臓器提供しない」という意思表示をしていないかぎり、家族が同意すれば「脳死」の判定をして、脳死判定が出れば臓器を摘出することができるようになりました。しかし、「脳死」は本当に人の死だと言えるのでしょうか?「脳死」だと診断されても社会復帰している方もあります。生還後に自分の「脳死」判定を聞いていたという記憶を語っている方の例も報告されました。  この制度に対する反対や疑問の声がたくさんでてきています。市民が声を出し、継続的に粘り強く家族同意条項の撤廃を訴えていきましょう。そのためにも、この集会と同じ名称で市民団体を結成することが呼びかけられました。 本日の集会を出発点として新たに運動にとりくんでいきましょう。  集会は、<やめて!!家族同意だけの「脳死」臓器摘出!市民の会>の結成を決定し、会のホームページを持つことも決めました。たくさんの方の入会をお待ちしています。 集会の詳しい内容は改めて報告しますが、当日配布された資料の一部を掲載しておきます。