掲載日:2023/02/03

2月6日は国際FGMゼロトレランスデー

ゼロトレランス(Zero Tolerance)とは、ゼロ(Zero)容認(Tolerance)、つまり不寛容、情状酌量の余地なしといった意味です。
『FGMゼロトレランスデー』は、2003年にエチオピアで開かれたアフリカのNGOインター・アフリカン・コミッティー(IAC)主催の国際会議で、「FGMにはゼロトレランスを(FGMをぜったいに許さない)」という決意表明が発表され、その会議が開かれた2月6日を「国際FGMゼロトレランスデー」と定めたことが始まりです。
世界各地でこの日には、FGM廃絶を訴える様々なイベントが開かれています。
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<UNFPA(国連人口基金)より>
2023年国際FGMゼロトレランスデーのテーマは『男性と協力しFGM廃絶のために社会・ジェンダー規範を変える』。
ここ数十年でFGMを受ける少女の数は減少しているものの、現在の10倍のペースで廃絶を進めない限り「2030年までにFGMをゼロにする」という世界的な目標は達成できない。
資金面では24憶ドルが必要とされているが、21憶ドルも不足している。さらに伝染病、気候変動、武力紛争などによりFGM廃絶の動きが後退する可能性もある。今こそあらゆる年代の男性が積極的に関わることによって、FGMをなくし、深く根付いた社会やジェンダーの規範を変えるときだ。
https://www.unfpa.org/events/international-day-zero-tolerance-female-genital-mutilation

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