教育長 桐川卓雄 様
竹永先生の処分取り消しの決定について
要望書
発行者:所沢高校教諭への不当処分撤回を支援する会
発行日:2001年8月8日(水)


埼玉県教育委員会
教育長  桐川 卓雄 様
                            2001年8月8日
                 所沢高校教諭への不当処分撤回を支援する会
                              会長 君島和彦

               要望書

 貴委員会におかれましては、日ごろより、埼玉県の教育に力を尽くされ感謝申し
上げます。
 去る8月2日、県人事委員会は、所沢高校竹永公一教諭(当時)への不当処分に
対し、処分取消しの裁定を出しました。1998年3月26日の処分から3年余、
17回の公開口頭審理を経て出されたものです。
 私たちは、人事委員会が公正な判断をしてくださったことに対し、深く敬意を表
し、心から感謝しております。これによって、竹永教諭に懸けられた冤罪がようや
く晴れました。しかし、この3年余の間竹永教諭が受けた精神的な苦痛は筆舌に表
せないものがあります。また、当時の所沢高校の生徒たちも長い間苦しんできまし
た。これに対して謝罪など、教育委員会から何らかのことがあってしかるべきだと
考えております。
 県人事委員会の判断は「事実がまったくないのに教育委員会が処分をした」とい
うことです。県教育局と内田達雄校長(当時)の責任はきわめて大きいと言わざる
を得ません。とりわけ、教育委員会に録音テープ等の一切の証拠を提示しないまま
処分の決定をさせたことは、竹永教諭に対してのみならず、教育委員、ひいては県
民に対しての重大な犯罪行為と言わざるを得ません。
 今回の件に関して猛省を促すと同時に、今後このようなことが無いよう検討いた
だくようお願い致します。あわせて、子どもたちが生き生きと学校生活を送れるよ
うな埼玉県教育行政の実施にご尽力を賜るようお願い申し上げます。

                記

1 人事委員会の裁定にしたがって、直ちに竹永教諭に対する処分を取り消し、不
 利益に対する回復措置を取ってください。

2 竹永教諭にすみやかに謝罪を行ってください。また、所沢高校生徒会、PTA
 にも謝罪を行ってください。

3 今回の事実誤認による不当処分は、県教育局が引き起こしたといっても過言で
 はありません。県教育局及び内田校長の責任を明らかにし、今後このようなこと
 が起きないよう教育行政のあり方を正してください。

4 子どもの権利条約に基づいた子どもの意見表明権を尊重し、子どもの学校参加
 を保障し、父母・保護者の学校参加を促す行政施策を講じてください。


(Web管理者記)
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