請願書
千葉県教育委員会 委員長 宛
提出:2001年2月14日(水)

(Web管理者記)

           請 願 書 千葉県教育委員会委員長 様  生徒達が提案した卒業式の要望書の受入れを要請することの請願  私たち千葉県立小金高校PTAの保護者全員の代表と致しまして、 海老原信孝校長先生はじめとする小金高校すべての教職員の皆様に対 して日ごろより感謝致しております。  ご承知の事と思いますが、小金高校は設立以来35年一貫して『自 主自律』の理念を掲げております。その理念を教育の柱として生徒を 指導された、歴代校長先生はじめとした諸教職員の皆様、それをしっ かりと受け止め身に付け育った卒業生、またその良き伝統を継承しつ つある在校生、このような素晴らしい学校が創ら上げられたのも県教 育委員会が暖かく見守ってくださったからに他ならないと思っており ます。  しかしながらその在校生が卒業を間近に大変苦悩しております。そ してそれを救って下さる事が出来るのは千葉県教育委員会委員長様を はじめとする委員会の皆様であると思い、ここに請願書を提出させて いただきたいと思います。  小金高校に入学してよりこの3年間生徒達は皆一様に大きく成長し てまいりました。それと申しますのも、当校には勉強のありかた・部 活動・校内行事・校外活動などを通して、生徒自身の手により計画立 案・運営・実行などが行えるような環境が整えられているからにほか なりません。また、常に教師と生徒が真正面から向かい合い、ときに は保護者も参加して意見の交換場所、話し合いの場が常に設けられて おります。この素晴らしい学校環境により、教師は生徒を慈しみ、生 徒は教師を尊敬し、保護者は学校を信頼するという校風が生まれ現在 も引き継がれているのです。  いかがでしょうか。このような学校こそ、国・文部科学省・子葉県 教育委員会の求めている教育のある姿ではないでしょうか。  以上の主旨に則り以下の案件について請願致します。              請願案件 1。生徒達が民主的なルールにのっとり作り上げた、卒業式に関す   る要望書に対しご理解戴きたいのと併せて、ご支持いただける   ようご配慮ください。 2。貴委員会よりでています校長に対する口頭による職務命令   (2000/12/06付)及び文書による通知(2001/01/05付)を幅広   く柔軟な解釈がなされますよう要望致します。 2001年2月14日 千葉県立小金高校PTA会長    同   PTA副会長    同   PTA副会長    同   3学年委員長
(Web管理者記)
教育関連資料
前のページ(経過)に戻る