常任理事会だより

― 1999年度 第5号 ―

発行日 1999年10月12日(火)

発行 所沢高校PTA常任理事会


常任理事会だより       発行日 1999年10月21日
― 1999年度 第5号 ―             発行 所沢高校PTA常任理事会

    所高祭へのご協力ありがとうございました  9/11、12日に行われた所高祭へのPTA参加企画「PTAの部屋」は多くの 方にご協力いただき無事終了することができました。本当にありがとうございました。  「PTAの部屋」へは、両日併せて700名以上の方が訪れて下さいました。2日 間とも大変な暑さでしたので冷たい麦茶のサービスは、とても喜んでいただけました。  今年もPTAでは、所沢高校の事をもっと知っていただく為の、様々な企画に取り 組みましたが、多くの方が熱心に展示や資料、ビデオを見て下さっていました。  また、昨年に引き続き行われた「ミニ学習会」にも両日あわせて約100人近くの 方に参加して頂くことができました。  以下にアンケートに寄せられた声をいくつかご紹介します。        ・☆・  ・☆・  ・☆・  ・☆・  ・☆・ ・会員手作りの作品はどれも素晴らしいものばかりでした。(多数) ・2年前の入学式は本当にあの通りでしたね。知らない人にも伝えて欲しいと思って  いたので嬉しかったです。(保護者) ・今年も沢山の保護者がいらしてました。この学校は親が来るのにも来やすい学校で  す。(保護者) ・80〜83年時在校生でした。その時はこれ程PTA活動が盛んでなかったので  びっくりしています。(卒業生) ・いろいろな問題に直接ふれられてよかった。親も子も所高入学を夢見ています。  いつまでもこの校風を大事にしていただきたいと思います。(一般) ・茶話コーナー、ゆっくり落ち着けてくつろげました。(多数)         ★    ★    ★    ★    ★  ほんの一部しかご紹介できませんが、沢山の貴重なご意見をありがとうございまし た。次年度に向け様々な反省を踏まえて、更に沢山の方が参加でき、交流を暖め、深 めることができる、そんな場を考えていけたらとおもいました。今後もPTA活動へ のご参加、ご協力よろしくお願いします。          (所高祭担当P記) ┌─────────────────────────────────────┐ │              [つ・ぶ・や・き]              │ │ 「日の丸・君が代問題で日本人同士が人間差別をする状態を作ってはならない │ │ と考えた」と、5日の記者会見で野中前官房長官が語ったそうだ。      │ │  しかし、法制化後、この「差別」を助長させる出来事が各地で起きている。 │ │ 高松市の教育長が「教師と生徒、生徒には歌わない自由はない」と語るなど…。│ │ 多様な考え方を認め合っていきたいものだ。特に教育の場ではそれが大事だと │ │ 思うのだが。                        (Y・I) │ └─────────────────────────────────────┘ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ┌──────────────────────┐ │全国高等学校PTA連合会 全国大会に参加して│ └──────────────────────┘                         PTA会長  清 水 康 幸  8月25日から27日まで、岐阜市において開催された全国高等学校PTA連合会 大会に参加した。本校からは長沢校長と私の2名の参加となった。初日の25日、私 は別の出張から岐阜へ回ったため、皆さんと合流できたのは夕方の長良川であった。 有名な鵜飼いを見物しながら屋形船で夕食をとるという趣向。観光案内では鵜が飲み 込むのは鮎と決まっているが、船頭さんに聞くと、鮎はほとんどいないそうで、鵜が 飲む込んでいたのは他の小魚だという。な〜んだ、やっぱりそんなことかと、一同苦 笑。  さて、26日午前から開会式。会場は岐阜メモリアルホールというドーム型の巨大 な施設で収容人員5000人とか。しかし参加者は1万人を越えていたので、入りき れない人たちは近くの会場に分散し映像を見ての参加だったらしい。午前中の目玉は 哲学者の梅原猛氏による講演「日本のこころ」。縄文人の魂をもって弥生人のもたら した外来文化を生かすべしという“縄魂弥才(じょうこんやさい)”を唱えるもので あったが、これが来るべき教育改革の精神だと言われると、首を傾げてしまう。氏の 文章を読んだ方がはるかに含蓄があると思った。  午後は「生活指導とPTA」という分科会に参加。これは面白かった。まず岐阜大 学教授による講演「教育相談から見た生活指導」、教育臨床心理学の立場から高校生 の様々な実態が報告された。ついでパネルディスカッション。パネラーは全国高P連 副会長、岐阜県の元高校長、岩手・愛知・兵庫・福岡の各PTA会長(いずれも男性) という6人。司会は生活指導を専門とする岐阜大学助教授(女性)。配布資料には、 女子のルーズソックスを禁止したとか、「身だしなみ指導」を毎月やっているといっ た服装面の指導の他、「茶髪はなぜいけないの?」の問いにどう答えるかなど、いか にもといった取り組みが紹介されており、討論では家庭と学校における生活指導上の 課題が論点となった。印象的だったのは、「高校生は新しい文化を大人に突きつけて いる存在。大人は高校生から学ぶ能力を問われている」という司会のまとめ。高校生 の力を信頼すること、そのために大人が変わらなければならないことが確認できたと 思う。ただ、あまりにも多人数のため(1700人の大ホール)会場からの発言の機 会が全く設けられなかったことが残念であった。  3日目は国際シンポジューム「国際化社会の教育」が行われたが、印象に残ったの は元気のいい女子生徒の発言だけ。著名人や文部省の役人も参加していたが、高校生 の声を抜きにはいかなる「教育改革」も実を結ぶことはないだろうと実感した。 ┌──────────┐ │今後のPTA活動予定│────────────────────────── └──────────┘  10月15日(金) 第3回常任理事会      19:00〜会議室 ※10月16日(土) 映画「学校1」ビデオ上映会 14:00〜視聴覚室 ※10月24日(日) 飯能支部茶話会       13:00〜富士見公民館  10月26日(火) 第9回公開口頭審理傍聴   14:30〜埼玉共済会館501 ※10月30日(土) 2学年保護者懇談会     14:00〜視聴覚室  11月 6日(土) 第3回理事会        13:30〜会議室 ※については別紙プリントが配布されています。
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