学年だより

第4号

1998年12月24日(木)

埼玉県立所沢高等学校 第一学年発行


    学年だより                   第4号
                               1998年12月24日
                            埼玉県立所沢高等学校
                                第一学年発行

 北海道はおもしろい =10月の尻別川で泳ぐ=  10月、旅行係の岩下・北堀・村越の3名で、99年度修学旅行の下見として北海 道に行って来ました。  下見のメインは、尻別川のラフティングと熱気球でしたか、台風の影響で熱気球は 出来ませんでした。その分増水した尻別川のラフティンクは、予想していた以上にエ キサイティングなスポーツでした。急流の岩に乗り上げたり、白波の立つ浅瀬でバラ ンスを取ったり、かと思えば、緩やかな流れを見つけてダイビング。10月の北海道 の川で泳ぐことになろうとは、予想だにしていませんでした。                      【写真・{面白すぎるぞ、これは}】  来年の修学旅行は、できるだけ北海道の自然と人にふれあうことのできるものにで きたらいいなと、下見を通じて強く感じました。  これから旅行委員会の企画力が試されます。人まねでない修学旅行を生徒と一緒に 作っていきたいと思っています。  しし座流星群の観測             地学部 10組 ○○ ○○  ぼくたち地学部は先日報道等で騒がれたしし座流星群を見に山梨県の上九一色村付 近へ行った。そのあたりは、富士山が障害物となるほかは、あまり観測にじゃまなも のはなかった。あえていうなら光の量が多く感じられたことぐらいである。しし座流 星群は本来雨のように多量の流星が出現することで有名だが、今回の地学部の観測に よると284個と少々空振りのように感じられる。  この284個というのは11月18日の午前0時から午前5時の問の5時間の観測 の成果であり、途中休憩などもあったので実際はもっと流れていると思われる。また、 この数値は1分間に1個という数である。本来の周期が33年なのに対して今年は3 2年目であるらしいことから来年への期待もあるが来年は月の明かりが邪魔をしあま り見えないらしい。そして33年後は日本では見られずヨーロッパ周辺でしか見られ ないらしいという情報から次回は66年後!?という噂が飛び交っている。もっとも 66年後のしし座流星群よりも他の流星群に注目した方がよいような気がしてきてい る。  いろいろな活動をしているので、地学部にもぜひ来て下さい。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  成績会議や協議会のこと  22日に成績会議がありました。一学年の状況は、成績優良者(平均8.00以上)が 23名でした。人数は一学期とほぼ同数です。ただ残念なことに、成績不良者(欠点 保持者)は多少増えてしまいました。学習にも意欲的に取り組みしっかりした学力を つけてほしいと思います。生活面では遅刻の多さが目に付きます。自主・自立の校風 の中で、自由な雰囲気をはき違えて、自分勝手な判断や生活の乱れが感じられる生徒 もいます。しっかり自立して欲しいものです。  生徒総会で承認された第4号議案を職員会議で承認しなかったことで、生徒・教職 員の協議会が開かれています。議論になっているのは、第四号議案の中の「『日の丸・ 君が代に閑する決議文』に基づいて活動する」という箇所です。卒業行事に深く関連 する議案ということで第六号議案(卒業記念祭実行委員会活動方針)を視野に入れな がら審議が続いています。16日、18日、21日とすでに三回行われ、本日24日 に継続して開かれます。いろいろな意見が双方から出され審議を重ねてきましたが、 今日の協議会でまとまりそうな様子です。  卒業生にとっても、在校生にとっても、保護者や教職員にとっても感動的な卒業記 念祭になるよう卒業準備委員会を中心に生徒も意欲的に活動しています。私たち教職 員も生徒の決定を大事に考え、指導・援助をしていきたいと考えています。  さて、一年生もあと三学期を残すのみとなりました。日常の楽しさも大切に考えな がら、将来の設計も自分なりにしてみて欲しいと思います。実り多い高校生活を期待 しています。
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