FREE

生徒会本部発行

1998年11月5日(木)

すごく大事!!!!
FREE                         生徒会本部
                               '98.11.5(木)
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生徒総会前にぜひっっ読んで下さい!

→この間、「日の丸・君が代に関する決議文」を知ろうLHRを行いました。
その時にアンケートをとって、それを集計したFREEをだしました。
そのHREEに、本部は昨年度とちがう方針(決議文承認=日の丸・君が代を100
%やらないというわけではない。)と、書きました。その方針の説明不足の為に、み
なさんを混乱させてしまいました。本当にすみませんでした。

 そして、その説明の為のFREEをだすと予告しましたがっ、本部内で、方針につ
いての考えが2つにわれてしまいました。
 そして、討論の末、その2つの考え共に、[よい点][悪い点]があることが、わ
かりました。
 ※[その1]→昨年度までの考え方と同じもの、
  [その2]→強制反対=100%やらないこと、ではないという新しい考え
 つまり、本部は、どちらともよい面・悪い面があるものを、一方だけに決められま
せんでした。2つ共に議案としてだしたいし、1つだけに選べないという気持ちです。
 ですが、議案は1つだけしかだせません。その為、本部としては、やむをえず[そ
の1]を、方針として提案します。
 しかし、[その1]が否決された場合、本部は[その2]を修正案として、提案し
ます。[その1]と[その2]は同じ位大事だと考えています。
 しかし、今まで新本部が打ち出してきた[その2]がまだきちんと説明されず、混
乱を起してしまっているので、ここで説明します。

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『決議文承認=日の丸・君が代を100%やらない、というわけではない』案

○「100%やらない、というわけではない」とは?
 日の丸・君が代を持ち込まない(=結果的にやらない)と言い切らないことです。
 つまり、具体的(結果的)にどうするのかが見えてこない

※その点は[その1]と全く違う。[その1]は具体的(結果的)にどうするのかが
 見えているので、活動しやすい。

具体的にどうするのかが見えてこないで何があるか?

 私たちが強制に反対を主張しているのは権利を守りたいと考えるからです。権利を
主張するためには、権利について考えることが必要です。具体的に見えてこないので、
生徒が具体的にどうするのかを考えられます。混乱したくない、納得して行いたい、
何を大事にしたいのか?権利・自由って?強制反対って?と、考えていけます。そう
いうことで、権利について考えるという大切なことができると思います。

しかし、生徒が自ら(考えたうえで)、日の丸・君が代を行うことを望んだとしても、
事実上は強制されたことになるのではないか。

となると、「今後我校内での儀式その他における『日の丸』掲揚及び『君が代』斉唱
の強制に、一切反対します。」という決議文と、その決議文に基づいた活動を承認し
た自分たちの行動が矛盾してしまう。

でも。でも。考えたうえでの結論ならば、生徒の意志に近い結果にすることができる
のではないか。考えたうえでの結論ならば、権利を主張し守ろうとしたことになるの
ではないか。

だから、主張することが大事=強制の反対
     (強制反対の意志を表すこと)      と考えました。

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│その2つの考え以外にも、もちろん他の考えがあります。│
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 本部としては、この2つの考えをだしますが、これはあくまでも本部の考えです。
少しでも「ちがう」とか「おかしい」とか、感じたら、それを主張して大事にして欲
しいと思います。

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