FREE

生徒会本部発行
1998年10月28日(水)

FREE
                               10月28日
                              生徒会本部発行
--------------------------------------------------------------------------
今回は卒業生有志の活動を報告します。


1、問題の本質を伝える活動
┌────────────────────────────────────┐
│ マスコミ報道などによる大きな誤解がある中で生の声を伝えることによって、│
│問題の本質を理解してもらう。同時に生徒の自主性が尊重され、何よりも楽しい│
│学校が広がっていくよう所高での実感を伝える。              │
└────────────────────────────────────┘
 夏前までは大体毎週、各地の集会に呼ばれ活動していた。8月は先生と一緒に大阪
など各地へも数回参加。教育・子どもの権利などを考える大人、教師、研究者、学生
の集会。


2、四者連絡会
┌────────────────────────────────────┐
│ 在校生、先生、PTA、卒業生が互いに状況を把握しあい、後の活動について│
│話し合う場。                              │
└────────────────────────────────────┘
 原則として、第三土曜日です。生徒会役員の人だけでなく、より多くの在校生が参
加してくれることを望んでいます。

     {ちなみに、次回の定例連絡会は10月31日(土)の予定です。興味の
      ある人、またはそうでない人も、一度参加してみるのはいかがですか?}
                           ↑月に一度あるんだよ!
              ┌──────────────────────┐
              │連絡会は、卒業生と在校生の情報交換の場です。│
              └──────────────────────┘


3、出版物に関する活動
┌────────────────────────────────────┐
│ 座談会などによる出版物の記事を通して、問題の本質を訴える。      │
└────────────────────────────────────┘
 今まで、十数社の取材を受け記事になっています。また「学校が楽しい」という
所高をドキュメントした本の制作を手伝いました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 中心的な活動はこんな感じです。他に署名などの活動も行っています。今後も在校
生、先生方の意に添って、できる限り支援していけたらと思っています。また来年は
今の3年生が中心になって活動していってほしいので、進路の決まった人はどんどん
有志で参加してください。
 今、所高を取り巻く状況は厳しくもあり、注目もされています。所高がいつまでも
「楽しい」学校であるように、卒業したものが、支え、守っていくということが大切
だと思います。この「楽しい」には様々な要素が含まれていることは所高生にはわか
るでしょう。教育の研究者の人たちは「子どもの権利条約が生きている貴重な学校」
と評価しています。人として当たり前の権利が当たり前にある、何よりも思うことを
思うようにしていける「自由」な環境、これに裏付けられている「楽しさ」なのでは
ないでしょうか。
 所高にいるときには気づかなくて、卒業してから気づく、所高の学校環境の大切さ、
また自分自身、そんな実感から、所高が変わらずにいてほしいと思っています。
 所高生が何よりも「楽しみ」、「楽しい学校」が守られていくことを願っています。


┌──────────────────────────┐
│以上、OBの人からもらった資料をそのまま載せました。│
└──────────────────────────┘

前のページ(所高資料)に戻る
前のページ(経過)に戻る