所高問題をゆがめる中傷ビラ

発行:健全な教育実現の会 但し、連絡先不明



 (Web管理者記)--------------------------------------------------------
  下記のビラが7月頃に名古屋と埼玉県の西所沢でまかれていることがわかりま
 した。確認したところ、同一のビラです。
  また、最近(1998年9月頃)になって、所沢市内でまかれているそうです。

 このビラを発行した「健全な教育実現の会」というところの連絡先は、記載され
 ておりません。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 《ビラの表》 所沢高校「卒業・入学式」の原因は左翼系教師の生徒扇動だ! ◎これが「自由な校風」?  埼玉県所沢高校は服装も頭髪も生徒の自主性に任された「自由な校風」で知られて いる。平成二年二月、生徒総会は「日の丸・君が代」に関する決議文を採択。その年 の十一月には「私達には自治を確立する必要がある」とする「生徒会権利章典」を決 議し、それからは正常な入学式・卒業式は行われなくなった。 ◎反日的教職員の実態  昨年四月、内田校長は着任早々学習指導要領(法的拘束力を持つ)に基づき国旗掲 揚・国歌斉唱を伴う入学式の開催を指示したが、生徒会と教職員はこれに反対し、当 日の朝の職員会議でも反対し、入学式開始より三十分過ぎて内田校長は、日の丸の旗 と君が代のテープが入ったレコーダーを抱え、新入生の待つ体育館に向かった。「校 長、やめて下さい。」と制止する役員。レコーダーからテープが抜き取られ、混乱す る式場で校長が式辞を述べようとすると、マイクの電源が切られた。職員らは式辞が 終わるのを待たずに、生徒を教室へと案内した。生徒のいなくなった体育館で、校長 と教頭、事務室長の三人だけで、入学式が続けられた。 ◎「卒業記念祭」に反対していない校長  今年三月九日の卒業式では、体育館に並べられたパイプ椅子には、ほとんど人が座っ ていない。最前列には、卒業生四百二十三人中二十人。それに校長の職務命令によっ て出席した教職員。卒業式は、国歌斉唱から校長の式辞まで十三分で終わった。その 直後、教室に待機していた大半の生徒が体育館に殺到し、寸劇やキャンドルサービス、 ハンドベル演奏などの催しを行った。卒業式をボイコットした上での生徒会主催の 「卒業記念祭」である。内田校長はこの生徒会主催の卒業式には反対していない。た だ、正規の卒業式への出席を求めた上での生徒会主催の催しを認めている。校長と卒 業式を認めない生徒会教職員・PTAの主張が折り合わず、その結果「分裂卒業式」 となったのである。 ◎校長を監禁した教職員たち  三月十八日、所沢高校では入学説明会を行った際、新一年生の学年代表を務める教 諭が校長の許可を受ける事なく「四月九日には、入学を祝う会のみ行いたい。教職員 も校長の行う入学式には反対する」という趣旨を述べたため、保護者から「どうなっ ているんだ」という電話が殺到した。  地方公務員法にあたる公務員の信用失墜行為に当たり、T教諭は戒告処分となった。 三月二十六日に県教委の職員二名が処分書を携えて学校に赴きT教諭を校長室に呼び 出したところ、二十数名の教職員が、校長室になだれ込み、二時間ほど監禁に近い状 況にし、罵倒、どう喝、さらには腕をつかむ様な行為もあり、たまりかねた校長が、 警察に電話しようとすると、彼らは校長室から逃げ出したが校外に出ようとした県教 委職員二名の乗った車を取り囲み、動けない状況にしたので仕方なく携帯電話で警察 に通報したところ、慌てて囲みを解いた。 ◎こんな教員は解雇せよ!  今年四月十日、降りしきる雨の中、入学式が行われた。正門には入学式の看板はな く「第一回入学を祝う会」と書かれた看板と、それを指示するPTAの看板が置かれ ていた。在校生の一部は「有志」と書かれた腕章をつけ、新入生と保護者を入学式場 の体育館とは別の講堂に案内した。新入生三百九十八人のうち、六割強とその保護者 が入学式に出席し、残る四割弱の新入生と保護者が「有志」に案内され講堂に残り、 式後の「祝う会」にのみ出席した。校長は教育上の配慮として四割弱の入学式欠席者 も入学を許可した。 ┌────────────────────┐ │学校教育法施行規則           │ │  高等学校の入学は校長が許可する   │ │  許可の取り消しも校長の権限で行われる│ └────────────────────┘ 子供達のエゴを煽る教師は即刻解雇しましょう。                       健全な教育実現の会 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 (Web管理者記)-------------------------------------------------------- ◎これが「自由な校風」?  『それからは正常な入学式・卒業式は行われなくなった。』とサラっと書いてあり  ますが、『正常な入学式・卒業式』とはどういうものかということに関して、ふれ  て頂きたいところです。また、どのような理由で正常であるのかも記載して頂きた  いですねぇ。 ◎反日的教職員の実態  『反日的教職員』とありますが、私には『反日的』というのがよく分からない。  ここの書き方だと、職員会議の最中に中断し「校長と教頭、事務室長の三人だけが  入学式を行った」ということがわかりませんねぇ。  それに『学習指導要領(法的拘束力を持つ)』と書いてあるが、今の文部大臣であ  る有馬朗人氏が座長をしていた中教審が1998年3月に『学習指導要領には「法  的拘束力はない」』という中間答申を出したことも記載してほしい。(^^;)ゞ  もっとも、中間答申で言われるまでもなく、『学習指導要領には「法的拘束力はな  い」』という学説の方が多く、「法的拘束力がある」としていたのは文部省ぐらい  だという説もあります。 ◎「卒業記念祭」に反対していない校長  『「卒業記念祭」に反対していない校長』と記載されているが、当初の「卒業記念  祭」スケジュールでは卒業式と時間が重なり実施不可能なので、やむを得ず時間を  ずらしたということは、記載されていないし、そのために急いで準備をしたという  ことも記載されていない。それを『大半の生徒が体育館に殺到し』と表現されると、  違うのではないかと思ってしまいます。 ◎校長を監禁した教職員たち *『電話が殺到した。』わりには、『誰から電話があった』ということの記録がない。  さらに、この入学説明会には内田校長も出席していたので、その場で質問すればい  いものを、入学説明会が終わり学校を出てから県教委に電話したという保護者がい  たと主張しているが、これは不自然です。 *『なだれ込み』とか『罵倒、どう喝』などのあまり穏やかでない表現が目に付きま  す。  『たまりかねた校長が、警察に電話しようとすると、彼らは校長室から逃げ出した  が校外に出ようとした県教委職員二名の乗った車を取り囲み、』と記載されている  が、そうすると県教委の職員2名は校長だけを残して校長室を出たことにならない  だろうか。  『二時間ほど監禁に近い状況にし、罵倒、どう喝、さらには腕をつかむ様な行為』  をされていた内田校長を後にして、県教委の職員2名は校長室を出たということに  なるのではないでしょうか。 ◎こんな教員は解雇せよ! *『今年四月十日』とありますが、四月九日の間違いです。 *『指示する』は『支持する』でしょう。  このようなワープロの変換ミスは私もよくやります。(^^;)ゞ *『在校生の一部は「有志」と書かれた腕章をつけ、新入生と保護者を入学式場の体  育館とは別の講堂に案内した。』と、さも『一部の「有志」』だけの取り組みのよ  うに読めますが、「卒業記念祭」も「入学を祝う会」も学校行事としての取り組み  で、自発的に手伝おうという生徒たちを「有志」と呼んだわけです。この在校生有  志は約100名もいたということですので、これを「一部」と言っていいのかどう  か疑問に思います。  また、『別の講堂に案内した』ということですが、体育館に行くのか講堂に行くの  かは新入生や保護者の自主的な判断によるもので、先導したということではないで  すね。もっとも、『先導した』とも書いてはありませんが、文章の書き方の勉強に  なります。(^^;)ゞ ┌────────────────────┐ │学校教育法施行規則           │ │  高等学校の入学は校長が許可する   │ │  許可の取り消しも校長の権限で行われる│ └────────────────────┘ *なるほど、これだけを読むと校長に付け届けをする必要があるのではと思ってしま  います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 《ビラの裏》     覚えていますか?埼玉県立所沢高校を TVニュースでは報道しない、驚くべき事実の数々                          週間文春 4月23日号                          週間新潮 4月23日号                          産経新聞 「教育再興」より ┌─────┐  ┌─────┐  ┌─────┐  ┌─────┐ │ 文章A │  │ 文章B │  │ 文章C │  │ 文章D │ │     │  └─────┘  └─────┘  │     │ │     │┌────┐      ┌────┐  │     │ │     ││マンガE│      │マンガF│  │     │ └─────┘└────┘      └────┘  └─────┘ ┌─────┐  ┌─────────────┐   ┌─────┐ │ 文章G │  │     文章H     │   │ 文章I │ └─────┘  └─────────────┘   └─────┘                ↓結論 ┌─────┐  ┌─────────────┐   ┌─────┐ │ 文章J │  │     文章K     │   │ 文章L │ └─────┘  │             │   └─────┘          │             │   ┌─────┐          │             │   │ 文章M │          └─────────────┘   └─────┘ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【文章A】生徒人権手帳  所沢生徒会室に置いてあるという「遅刻しても授業を受ける権利」「飲酒、喫煙を 理由に処分を受けない権利」「セックスするかしないかを自分で決める権利」「子供 を産むか産まないかを決めるのは女性の権利」等々 【文章B】 日の丸」「君が代」に関する決議文  わが校での儀式その他のおける日の丸掲揚及び、君が代斉唱の強烈に一切反対しま  す                      (平成2年、生徒総会が採択) 【文章C】所沢高に巣くう団体  左翼系埼玉県高等学校教職員組合(所沢高教師の約3分の1)  左翼系青年グループ  左翼系婦人グループ  左翼系埼玉県議団 【文章D】所沢高校の実態  昭和43 校長室に火炎瓶を持った生徒が乱入  昭和49 過激派生徒、レーニン研○革派の授業妨害  平成 2 「生徒会権利章典」決議以後、正常な入学式、卒業式は行われなくなった  平成 9 着任早々の内田校長が、入学式で君が代を流したところ、生徒教師ともに       退場。残された校長、教頭、事務室長の3人のみで式を続行  平成10 入学式は生徒会・PTA教職員のボイコットの呼びかけとは裏腹に新入生       の6割が出席 【マンガE】  ヘルメットらしきものを被った人が「レーニン」という文字の入った旗と火炎瓶ら しきものを持っていて、「この旗ならいいのか?」という文字があり、旗の方に矢印 がある。 【マンガF】  ひな壇に3名の人がいて、その後ろに日の丸の旗が画いてある。 【文章G】所沢市民の反応  県教委に連日、抗議の電話、投書の嵐 「所沢高のような学校に税金を払いたく ない」「一学校でなく県全体の問題」「廃校にしろ」との厳しい意見も 【文章H】世界に通用しない暴論      「国旗」と「国歌」は国の押しつけ  どの国でも国歌の象徴の国旗、国歌に敬意を払うのは常識  外国で国旗掲揚、国歌斉唱反対などと言ったら、  およそまともな人間とは見なされない 【文章I】旗を傷つけた時の処罰を刑法で定めた国々  イタリア・ギリシャ・西ドイツ・イスラエル・フィンランド・スウェーデン・  ハンガリー・タイ・インドネシア・韓国 【文章J】  男性の顔が画いてあり頭の部分に下記の吹き出しがある。  校長先生は敵だ  僕等は純粋だ  僕等は自治を望む  僕等は正しいんだ  だから何をしてもいいんだ 【文章K】  今回の騒ぎは、一部の左翼系青年グループや組合教員に、  一般生徒やPTAが影響を受けて起こしたという事実  常識的な、市民や生徒は戸惑ったり怒っているという事実  ボイコット騒ぎは、児童の権利条約に違反しているという事実  つまり、あの騒動は法の下で○非常事態だったという事実 【文章L】日の丸の意味  白地は清純な心  赤は太陽の光明と円満な真心を  表している 【文章M】  左から順に怒った目つきの人、USAという文字の入った服を着た男性、  Fra(不明)という文字の入った服を着た女性の絵が画いてある。  そして、順番に次の吹き出しがある。   国旗・国歌は国の押しつけだと思う   日本風ジョークね?ソレ   ワタシは国歌のラ・マルセーユ大好きデース 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 (Web管理者記)--------------------------------------------------------  『週間文春』及び『週間新潮』とあるのは、たぶん「週刊文春」と「週刊新潮」  のことかと思います。ワープロの変換ミスでしょう。  『どの国でも国歌の象徴の国旗、国歌に敬意を払うのは常識』というのは、  『どの国でも国家の象徴の国旗、国歌に敬意を払うのは常識』で、これもワープロ  の変換ミスだと思いますが、そのまま記載しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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