期間:1997年8月12日(火)〜16日(土)
時間:10〜19時(最終日は17時まで)
会場:日本キリスト教団 東京山手教会(渋谷)
主催:「平和のための戦争展」実行委員会
後援:東京都
入場者数:3114人
私たち「平和のための戦争展」実行委員会のメインの活動は、毎年8月15日前後(お盆の頃でもある)に開かれる 「平和のための戦争展」の企画、製作、運営です。
年明けから、第1回実行委員会が開かれます。回を重ねるごとにそれぞれの、戦争に対する、平和にたいする、いろんな思いを語りあいながら、今年のテーマや企画を決め、グループに分かれて展示パネルを製作します。企画にそった取材や勉強会もひんぱんにおこなわれます。恐る恐る、はじめて参加した実行委員が半年後の夏には、来場者に自分の製作した展示を熱心に説明する、そんな光景をみると、私たちはいつもうれしくなります。
完成した展示や説明文は、不十分な点もたくさんあります。でもわたしたちが、今の自分たちの力を精いっぱい出しきった成果です。
さあ、そんな私たちが創った、97年の「戦争展」のミニチュア版を見てください。
ご挨拶 実行委員長 鈴木定夫
今年も、もうすぐ署い夏を迎えます。夏8月は、日本人にとっては特別の意味を持っています。6日(広島)・9日(長崎)の原爆投下、そして日本の敗戦で終わった15日の「終戦記念日」と、過去の戦争での大きな節目が続きます。3月10日の大空襲による焼け野原で終戦を迎えたあの夏以来半世紀、人々はこの8月を、戦争の悲惨さを語りつたえ平和への誓いをあらたにする季節としてきました。これは今後も一層大切にすべきことです。
しかし、それだけでは十分ではありません。日本の侵略を受げた韓国・中国を始めとするアジアの国々では、8月15日は「祖国解放の日」であることを忘れてはならないでしょう。
また、今年7月7日は「慮溝橋事件60周年」にあたります。
日本が中国への侵略戦争を本格的に関始した、記憶すべき日です。
「国や民族が違えぱ歴史認識は違って当然……」そのような見方を、私たち「平和のための戦争展」では取りたくありません。歴史の真実をともにし、共通の歴史評価に立つことが、不信と対立を克服して信頼と協調による国際友好と平和を確立していくために、何よりも必要であると考えています。
今年は「日本国憲法施行50年」でもあります。憲法が基本理念とする恒久の平和は、私たちすべての願いであり、人類共通の目標です。今日、沖縄では在日米軍基地の75%が集中しています。また、土地収容のために特別立法が行われるなど、憲法理念と現実について考えさせられる出来事もおこっています。
今年18回目を迎える私たち「戦争展」では、過去の歴史の教訓に学びつつ、現代の間題も考えていきたいと存じます。高校生も関わりながらつくる今年の企画をぜひ大勢の皆様にご覧いただきたく、ご案内申しあげまず。ぜひ、おこしください。
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