Subject: [Africa on Line 00000002] 第2号!


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 ■■■■■■■ AFRICA ON LINE
 ■■■■■■  アフリカ情報インターネットマガジン
   ■■■■  第2号 1999年6月1日発行
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========================================================□今回のもくじ
■アフリカからの話題
 ●謎の屋根裏
 ●ガーナ人の挨拶はひと味違う・・・挨拶に見る人間関係
■アフリカの紹介
 ●アフリカ関連WEBサイト 『JICA任国事情のページ』 
■アフリカと出会えるところ
 ●アフリカ食材店 『宮澤商店』&『有限会社 カワチヤ食品』
 ●写真展のご案内
■アフリカ関連イベント
 ●全国ツアー
 ●東北・北海道
 ●関東・甲信越
 ●中部
 ●関西
 ●海外
■今日のひとこと
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■Realtime Africa アフリカからの話題
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●謎の屋根裏      by白鳥くるみ(在タンザニア)
 今日もまた雨が降っている。
 頭の上でさっきからガタゴト音がする。夫は「レインボーアガマ(トカ
ゲの一種)が外に出たくて騒いでいるのだろう」と言う。娘は「もっと大
きいのだよ。リスとかハリネズミとかカメレオンとか・・・、大蛇とか・
・・」などと恐ろしいことを言う。
 実は何がいても不思議ではないのだ。みんな我が家の回りで見かけるも
のばかりだから。天井板は重量に耐えられる代物ではない。何が住んでい
てもよいが、どうぞ落ちてきませんようにと祈るばかりである。
 ある夜、台所に行った娘が、血相をかえて部屋に入ってきた。「台所に
何かいるの!今まで見たこともないやつだよ。」私と夫はキョウミ半分キ
ョウフ半分で台所をそっと覗いてみた。体調50センチくらいの縞模様の尻
尾を持つ動物が、窓の鉄格子にしがみついていて、中ををじっとうかがっ
ている。動物園でも本でもお目にかかった記憶がない。生け捕りにするに
は強暴そうだ。数分間にらみあった末、夫が箒で追い出した。謎の動物は、
あっという間に天井裏のほうに消えて行った。慌てて、コリンズの動物辞
典を引くと、たった今見たのと同じ動物がイラスト入りで出ていた。
「ジャコウネコ:雑食で、夜行性。生殖器のちかくにジャコウ腺をもち、
特殊な香りの分泌液を出す。小動物、果物を食べる。霊猫」と書かれてい
た。ガタゴト音がするたび、家の天井裏には、霊猫が住んでいるのかと思
うと、ちょっとどきどきする。
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●ガーナ人の挨拶はひと味違う・・・挨拶に見る人間関係       
             by飯島道郎−−−ガーナ・アクラにて

  ○「長い間会ってなかったね」・・・ガーナ人は人恋しがりや?

 私が現在所属しているガーナ大学では、大学職員の賃上げ要求のストが
4月中旬から約4週間続き、その間は図書館も閉鎖され、事務手続きもす
べて停滞していました。5月下旬には職員が久々に職場に戻ってきたので
すが、彼らの私に対する第一声は「本当に長い間会っていなかったね」と
いう挨拶でした。彼らがストを決行していたために会えなかっただけなの
ですが、「長い間会わなかったが、ガーナを離れていたのか」とも聞かれ
ました。
 アクラでは本当にこの英語の挨拶(It's long, long time!)が頻繁に使
われます。4週間は少々長いにしても、ある人とわずか1週間程度でも会
わないと、「長い間会わなかったね」と挨拶するのです。日本でも「久し
ぶり」という表現を使いますが、ガーナではその言葉が示す期間が短いよ
うです。
 これは彼らが普段頻繁に知人に会うことの裏返しといえます。首都のア
クラではこの数年、自宅に電話を設置したり、携帯電話を契約する人が徐
々に増えてきてはいます。しかし、一般的には自宅に電話がないことが多
く、近所にあるコミュニケーション・センターという名前の店に行き、そ
の都度お金を払いながら電話を借りてかけることが多いようです。もちろ
ん、相手が電話を持っていないことも多いですから、電話でのコミュニケー
ションは補助的な役割しか果たしていません。
 彼らにとって知人とのコミュニケーションの最も基本的な手段は、相手
の家を直接尋ねるという方法です。前もって電話で会う約束を決めるわけ
にもいかず、自分に時間的余裕がある時に相手の家をふらりと訪れるので
す。尋ねた時刻に相手がいるとは限らないですが、いない場合でも「また
来るさ」とあまり気にはしないようです。2人の仲が良ければ良いほど、
異性、同性を問わずにお互いに訪れる回数が増えていき、次に会うまでの
期間も次第に短くなっていきます。そのため、数日会わないでいると、冒
頭の挨拶のように「長い間会わなかったね」という言葉を交わしたくなる
のでしょう。
 逆にしばらく会わないでいると人間関係も急速に疎遠になるようです。
国内の郵便事情が良くないこともあって、手紙や電話など、ほかの手段で
連絡をとることがそれほど日常的ではありません。日本なら友人と1年ぶ
りに会うこともざらですが、ガーナではしばらく会わないと「自分のこと
を気にしていない」と思うようです。人と会うことはガーナ人にとって友
人関係を確認する場であり、また知人のつてをたどって人間関係を広げる
手段でもあるのです。また、友人関係で仕事を探す機会の多い彼らにとっ
て、人間関係を維持することは生活のための一種の保険のような役割を果
たしているとも言えるのです。

  ○「元気ですか」・・・ガーナ人の建て前と本音?

 ガーナの地方語(Twi語)の挨拶では、人と会った時にまず「元気ですか」
と聞きます。これに返答するときは、自分の体調がどんなに悪くても、ま
ずは「元気だ」と答えるのが礼儀です。そして後から、「でも実は調子が
悪くてね・・・」と告白します。
 先日、ガーナ人の知人が妹を亡くした時、「元気か」と尋ねると知人は
暗い顔をしながらそれでも「元気だよ」と答えました。その後で「でも元
気なわけないよ」と付け足したので、私も聞いていて胸がつまりました。
この挨拶はむしろ慣習と化していて、必ずしも聞きたいわけではないのも
興味深い点です。また相手の顔色を見ながら判断しないと、本当の彼らの
状況がわからない時も多いのです。彼らの言葉の行間を読むことも必要と
なってきます。
 ガーナでは年配者を敬ったり、儀式を重視したりと、伝統的な慣習が未
だに色濃く残っています。アフリカ人は一見、性格的に裏表がなくさっぱ
りしているような印象を受けやすいですが、少なくともガーナ人の場合は
それほどでもありません。ガーナでの滞在が長くなればなるほど、日本人
のように本音と建て前を使い分けている彼らの現実にも次第に気づきます。
 「元気だ」と答える慣習には人への気遣いや、人を心配させたくないと
いう気持ちが表れているように思います。また彼らには人から妬まれるこ
とを非常に気にしていて、自分の幸運を他人には教えない傾向もあります。
「元気だよ」ととりあえず答えてみせる彼らの挨拶に、本音を隠す彼らの
性格の一端が表れているように思えてなりません。
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■ Africa a la carte アフリカの紹介
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●アフリカ関連WEBサイト
『JICA任国事情のページ』
http://www.jica.go.jp/country/Index.html

このページには、JICA(国際協力事業団)が人を派遣している国々に
関する基本的な情報や、生活情報が載っています。国によっては1991
年が最終情報であったりして、あまり up-to-date でないものもあります
が、他には類を見ない詳しさだと思います。
アフリカに関しては、28ヶ国が掲載されています。
また青年海外協力隊やその他の求人情報、JICAの資料室の案内なども
ありますから、興味のある方はどうぞ。
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■ Meet with Africa アフリカと出会えるところ
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●アフリカ食材店 その1 『宮澤商店』     by  Ryoko A. Mumin
上野のアメ横に一軒アフリカの食材を売っているお店があって、昨日主人
ガーナ出身です)と行ってみました。
口コミで知られているらしく、お店のおじさんが、
「最近はアフリカの人の御用達みたいになっちゃったよ。第一日曜日なん
てみんな教会なんかの帰りに一杯寄っていくから、友達にきっと会えるよ。」
なんて言ってました。とても小さい乾物やさんで、奥の方に品物を並べて
いるだけなのですが、もちろんガーナだけでなく、ナイジェリア料理に使
うものも多く、どうやら、知り合いのアフリカの人が帰国するたびに仕入
れてくるらしいです。

以前テレビで紹介されたFufu(おもちみたいなもの)のインスタント粉末
(アメリカ産)もあり、早速買ってみました(まだ試してはいませんが)。
北アフリカ料理のCouscousも安かったですよ。

【所在地】〒110-0005東京都台東区上野4丁目7番7号
【TEL】 (03)3832-8070
【営業時間】8:00〜19:00(定休日水曜日)
JR上野駅下車徒歩5分
アメ横を上野から御徒町方向へ入って歩いていくと、アメ横センタービル
という三角のビルがあって、その角から4軒目のお店です。小さい間口なの
で見落としてしまいがちですが(実は私たちも見逃して歩き過ぎ、電話し
て教えてもらい直しました)、手前の方は豆などの乾物が並んでいるので、
注意して歩けばわかると思います。

***編集部から***
その2 『有限会社 カワチヤ食品』
上野あたりに約1年通っていたのに全く宮澤商店の存在を知らなかった編集
長はこの情報に驚いていたのですが、なんともう一軒あったのでした。こ
ちらはホームページに商品情報などを掲載していて通販もやっています。
価格のリサーチは皆様どうぞ。

アフリカの食材は、ヤム、ガリ、プランチン、パームオイル、フーフーフ
ラワー、コービ、オグボノ、エグシなど、ガーナ、ナイジェリアからの輸
入品を扱っていらっしゃるそうです。サイトのトピックスのコーナーに、
ガーナ関係の情報が掲載されています。

【所在地】〒110-0005東京都台東区上野4丁目6番12号 
【TEL/FAX】 (03)3831-2215
【電子メール】kawatiya@mcn.ne.jp
【ホームページ】 http://www.aurora.dti.ne.jp/~mg-oo98/
【営業時間】 10:00〜19:30(定休日木曜日)
JR御徒町駅北口下車徒歩3分 アメヤ横丁通り摩利支天山徳大寺の下
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●写真展のご案内         by白川由紀
今度こんな個展をやることになりました。もしお近くをお通りのことがあ
れば、もしお時間あれば、のんびりお茶を飲みにでも立ち寄って下さいね。

白川由紀写真展“アカス”ユーラシア・アフリカ、人間達の大陸街道

【期間】1999年5月28日(金)〜6月3日(木)
        10:00〜20:00 最終日 14:00迄
【会場】富士フォトサロン(銀座・スキヤ橋センター2F)入場無料
【作品点数】カラー120点余り
【お問い合わせ】富士フォトサロン
〒104-0061東京都中央区銀座5-1 スキヤ橋センター2F
Tel: 03-3571-9411 Fax: 03-3289-0751

 ユーラシア、アフリカをそれぞれ東西、南北に貫く一本の大陸街道。こ
の道に巨大な路線バスを走らせてみたいと思い立ったことから物語は始ま
りました。94年よりユーラシア大陸はヨーロッパからアジアまで9カ国、年
一便の定期バスとして実現。98年、アフリカ大陸は中東から南アフリカま
で 14カ国をつなぐ路線トラックとなりました。
 大陸街道を愛車と共に散歩し続けはや数年。街道沿いに暮らす人々とは
茶飲み友達になり、鮮烈だった風景も日常のものと感じられるようになり
ました。そして思ったのは、世界中どこまで行っても、息を吸うような日
常が連続しているだけなんだってこと。
 大陸街道を走ってみれば実感できるのです。熱い風と眩しい太陽のもと、
大地と空はどこまでもつながっているのだということを。
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■ Event Guide アフリカ関連イベント
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●全国ツアー
○織本知英子さんのカンガ・イベント
 問い合わせ:ポレポレオフィス(TEL:03-3642-4016)
  ◆カンガマジック101展 (神戸)
 日時:6月28日(月)〜7月11日(日)
 場所:「ナフシャ」神戸市兵庫区永沢町4-4-14
  ◆カンガ展 (東京)
 日時:7月5日(月)〜7月11日(日)
 場所:「ブランジュール」東京都三鷹市井の頭1-28-47

●東北・北海道
○日本平和学会 「1999年度 春季研究会」
 テーマ:「グローバリゼーションと地域の平和」
 日時:6月5日(土)10:00〜17:30
       6日(日) 9:30〜16:00
 会場:酪農学園大学(北海道江別市文京台緑町582、
    TEL:011-386-1111、FAX:011-386-6040)
 主な内容:
 5日 部会1「グローバリゼーションとアフリカ」
    報告者 吉田昌夫(中部大学)
        南裕恵 (立命館大学大学院)
    部会2「グローバリゼーションと地域の平和」
 6日 部会3「グローバリゼーション下の平和教育」
    部会4「北海道で平和を考える」
    部会5「地域からの平和の再定義:21世紀の平和学」

●関東・甲信越
○日赤救援派遣員「スーダンおよびコソボ難民救援」 帰国報告会
 報告者:浅井淳(スーダン)、大橋正明(コソボ)
 日時:6月3日(木)15:00〜16:30
 会場及び問い合わせ:日本赤十字社 2階視聴覚室
           (東京都港区芝大門1-1-3、TEL:03-3438-1311)

○6月5日世界環境デーイベント“Global Echo”
 主催及び会場:国際連合大学(UNU)&
地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)
 (〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-53-70、TEL:03-3407-8107、
 URL:http://www.geic.or.jp/geic)
 交通案内:営団地下鉄表参道駅B2出口より徒歩5分、
      JR渋谷駅より徒歩10分
 ◆「春風」環境音楽ライブ
 日時:6月4日(金)・5日(土)10:00〜18:00
 会場:国連大学前広場
 内容:DJブースを設置し、自然エネルギー発電による電力で環境音楽
        (アンビエント)やギニア伝統音楽(アフリカンドラム)の生演奏
        など。
 ◆グローバルマーケット
 日時:6月4日(金)11:00〜18:00
    6月5日(土)10:00〜17:00
 会場:国連大学中庭 (雨天開催)
  内容:グローバル・自然・第三世界をテーマに、世界の雑貨・食品等の販
  売、多様なNGO・NPOによる展示・販売。
 ※グローバルマーケットへの出店申込み:
  アースガーデン(TEL: 03-5814-1729)
 ◆国連大学・国連大学高等研究所オープンハウス
 日時:6月4日(金) 9:30〜17:30
 会場:国連大学本部(UNU)2階
    国連大学高等研究所(IAS)1階
 内容:UNUとIASを開放して、国連機関の情報を提供。

○ (財)東京国際交流財団 平成10年度助成事業報告会
 テーマ:“伝えよう私たちの活動,広げよう地球市民の輪”
 日時:6月6日(日)14:00〜
 場所:東京国際フォーラム ガラスホール4階 G409 会議室他
 プログラム:
 はじめに(財)東京国際交流財団常務理事 中田正昭
 14:05 全体会 平成10年度助成事業の報告(各20分程度)
 ◆(財)アジア学生文化協会(ABK)
  事業名:ABK多文化実験工房創作劇{東京新世界}
      共同制作と発表公演
 ◆日中学生会議実行委員会
  事業名:日中学生会議 第11回中国開催
 ◆アフリカ地域開発市民の会(CanDo)
  事業名:スラムに居住する子供に対する高校生奨学金給付
  及びスラム生活実態調査・村落調査のための日本人専門家派遣事業
 15:30 分科会
 分科会I “多文化の「交差点」をつくろう!”
 コーディネーター:金 迅野(神奈川県国際交流協会)
 分科会2 “「共生」の時代の国際交流活動“
 コーディネーター:吉野貴美子(青少年育成国民会議)
 分科会3 “国際協力から国際交流へ”
 コーディネーター:生江 明(社会開発国際調査研究センター)
 17:00 全体会II 分科会報告、全体のまとめ
 17:30 閉会
 申込み・問い合わせ:
   (財)東京国際交流財団 総務部国際交流課助成事業係
   (〒100-0005千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラム11階、
    TEL:03-5221-9026、FAX:03-5221-9011)

○AFRICAN WORKSHOP 1999
 ◆アフリカン スピリチュアル ダンス
 講師:MOSEKA
 日時:6月7日から月曜日全6回(6月から7月)19:00〜20:30
 場所:中野区内の文化施設
 参加費:18,000円
 ◆アフリカン クッキング
 講師:アフリカ料理店スタッフ
 日時:6月10日から木曜日全3回(6月)19:00〜21:45
 場所:杉並区内の文化施設
 参加費:10,000円
 主催、問合せ:メディア・ガレージ(TEL/FAX:03-3330-0588)

○ビングルさんのミニコンサート(ドラム)
  日時:6月12日(土)15:30〜16:30
 会場:るま・ばぐーす(三鷹市) 2F
 参加費:1,200円
 問合せ:篠崎節子 TEL:0422-41-1038

○キ・アフリカ ミニコンサート
 (辻一高氏とニジェール出身のJohn Sofa Kolley氏
 二人のミュージシャンによるギターとアフリカンソングのライブ)
 日時:6月12日(土)12:00〜13:00
 場所:APIC国際協力プラザ研修室
   (東京都港区南麻布5-2-32第32興和ビル1F、TEL:03-5423-0561)
 問合せ:Tel/Fax:03-3637-2732(永棟)
     E-Mail:nagamune@mue.biglobe.ne.jp

○JUBILEE2000(債務帳消し国際キャンペーン)連合
 ♪♪♪♪♪ 世界一斉アクション in JAPAN ♪♪♪♪♪
       Global Chain Reaction! Tokyo to Colonge
        〜ケルンサミットで債務の鎖を断ちきるために〜

  ドイツで行なわれるケルンサミットの一週間前にあたる6月13日(日)、
  イギリスを中心にJUBILEE2000連合がアクションを行なうことになりまし
  た。この国際キャンペーンには現在約70カ国が参加していますが、各国と
  も何年も前から"不公正な債務の帳消し"とそれによる以後の世界システム
  の再構築、「南」の真の発展を求めてきました。
 すでに数回のダイレクトアクション、政府への提言、市民への情報発信を
 大小のレベルで行なってきています。
 日本でも昨年10月に事務局が立ち上がり、様々な活動を重ねてきました。
  去る3月7日には渋谷でパレードとアクションも行ないました。
 債務問題を根本から見直すためには、このケルンサミットにおいて債務帳
 消しの合意が取られることが求められます。そこで一週間前に最後のアピ
 ールをJUBLEE加盟国で行なうことになった次第です。

 集合場所:代々木公園B地区並木通りNHKホール側
 集合時間:14:00(15分前の集合にご協力ください)

【プログラム】
 ★1session パレード 14:00〜15:00 渋谷〜原宿間
    バナー(横断幕)、風船、オブジェ、鎖などを掲げながら約1時間のパ
    レードを行なう。音楽、スピーチを交えながら、ケルンサミットに求め
    ること、未来に求めることをアピールする。楽器やツールの持ち込み大
    歓迎!楽しみながら、自分の想いを表現しよう!!
 <コース>
 14:00 代々木公園B地区並木通り(NHK側)スタート → 公園通り →
 渋谷駅(ハチ公)前通過→明治通り→表参道→代々木公園B地区へ
 ★2session メッセージライブ
 15:30〜17:00代々木公園B地区野外ステージ
              〜アフリカ音楽、日本音楽、教会音楽によるリレーライブ〜
              (1session終了後全員代々木公園B地区野外ステージに集合)
    アフリカ音楽と日本音楽、そして教会音楽がリレーライブを行なう!
    各々の「音」が発信するメッセージを、感じ取ってほしい。
  15:30 和太鼓演奏
  15:40 JUBILEE説明スピーチママドゥによるスピーチ
         ママドゥ&日本青年対談
 15:45 アフリカ音楽(ママドゥ&ニャマ)
 16:10 聖歌隊コーラス
 16:20 合奏曲(アフリカ音楽&和太鼓)
 16:40 ママドゥメッセージ
 16:50 終了
 *時間配分/構成共に多少の変更の可能性あり
 ☆アーティスト紹介☆
 ♪ママドゥ・ドゥンビア
  在日アフリカ人ミュージシャン。マリ共和国出身。
  マリ伝統音楽、彼自身のメッセージソングの2つを中心に演奏している。
  TBS「ここが変だよ日本人」出演中。
 ♪ニャマ・カンテ
  在日アフリカ人ミュージシャン。ギニア出身。
  元現地有名(プロ)ダンサー&シンガー。
  昨年日本に来日、現在はアフリカのダンス教室や定期的なライブなどを
  行なっている。
 ♪風しゅう
  和太鼓セミプロ東京チーム
 ♪SCF学生キリスト教友愛会
  ◆ステージ周辺では、リサイクル運動市民の会による大規模なフリーマー
    ケットも行なわれています!
  ◆このアクションの様子は、当日、電波を一部お借りして、ラジオ放送
    (FM)します!乞うご期待!!
=====
 ○暴力行動は取りません
 ○すべて合法で行ないます
 ○途中参加、一部参加も大歓迎
 ○無料です/予約は要りません
=====
 ☆★☆★ JOIN  US!!☆★☆★
 主催:JUBILEE2000日本実行委員会
 企画担当:阿部麻美衣 鈴木亮
 アジア太平洋資料センターPacific Asia Resource Center
 E-mail:parc@jca.apc.org TEL:03-3291-5901 FAX:03-3292-2437
 

○アフリカ日本協議会(AJF)企画
 (スタディツアーワーキンググループ)ケニアスタディツアー
 一般公開講座のおしらせ(全3回)
 この夏、AJFスタディツアーワーキンググループでは、ケニアでスタディ
 ツアーを行います。その一貫として下記のとおり一般公開講座を企画しま
 した。
 スタディツアーメンバーのみならず、ケニア、アフリカに関心のある方、
 近々アフリカに渡航予定のある方など、どなたでも参加できます。
 ふるってご参加下さい!
  ◆第1回『ケニア今昔〜6年の滞在を通じて』
 日時:6月14日(月)19:00〜21:00
 講師:青木澄夫氏
    日本国際協力センター
    もとJICA(国際協力事業団)ケニア事務所次長
    主な著書「アフリカに渡った日本人」時事通信社
 場所:文京シビックセンター 3階会議室C
    (地下鉄丸の内線・南北線「後楽園」駅徒歩1分
     都営三田線「春日」駅徒歩7分、JR「水道橋駅」徒歩13分)
 ケニアとはどんな国なんだろう?6年間にわたりケニアに在住されていた
 講師に、そのときの体験、そこから見えてきた日本との関わり、ODA(政
 府開発援助)とNGOの関係などについてお話し頂きます。
  ◆第2回『都市から考えるケニア』
 日時:6月26日(土)13:00〜15:00
 講師:松田素二氏
    京都大学助教授
    主な著書「都市を飼い慣らす」河出出版新社
 場所:汐見会館
    (地下鉄千代田線「千駄木」駅団子坂方面出口徒歩2分)
  急激な都市化が進む一方、スラム化も進んでいるケニアの都市の現状を考
  えます。ケニア特有の問題は何か、アフリカ全般における問題は何か、私
  たちとつながる問題もあるはずです。
  ◆第3回『アフリカって誰の問題?』
 日時:7月17日(土)15:00〜17:00
 講師:望月克哉氏
    アフリカ日本協議会(AJF)幹事&アジア経済研究所研究員
    主な著書「国際情勢ベーシックシリーズ アフリカ」自由国民社
        (共著)
 場所:クスクスパート2(アフリカレストラン)
    JR「渋谷」駅南口徒歩7分
 ケニアからアフリカ全般に視点を移します。世界におけるアフリカの位置
 付け、歴史と現状を勉強した後、さらに視点を個人に移します。「じゃあ
 私たちは何ができるの?」研究者とNGO、そして個人という立場からアフ
 リカに関わっている講師と一緒に考えます。
 参加費:AJF会員 400円/回、非会員 600円/回
  定員:40名(要事前申し込み)
 申し込み先:三好智子気付、アフリカ日本協議会
       ケニアスタディツアーワーキンググループ
              FAX:03-3821-8282 E-mail:Atalelech@aol.com
              TEL:090-9804-6348( お名前・連絡先を残して下さい)

○AJFの「WG 交流の場づくり」定例会合  6月度のご案内
  今回の目的:セネガル スタディーツアーの報告会
  報告者:99年3月のセネガル・スタディーツアーに参加したメンバー
  日時:6月20日(日) AJF総会の終了後 15:00頃〜17:00頃まで
 場所:渋谷のアフリカ料理屋 「クスクスパート2」
  参加費:飲み物、資料代として 会員 500円 非会員 700円
 (主な内容)
 ・セネガルスタディツア-の全容がわかる模造紙展示
 ・ スライド上映
 ・ 帰国報告「私たちが出会ったSENEGAL」
 参加ご希望の方は、前日までに申込書をAJF事務局までFAX(03-3834-6903)
 してください。

○NPO/NGOマネジメントの為のマネジメント講座
 小人数のゼミ形式で行う参加者それぞれのケースに即した実践的な内容
 です。(会場はいずれもIIHOE事務所)
  ◆初級編(参加・運営の基礎が学べる、マネジメント概論)
 6月18日(金)・7月23日(金)19:30〜21:30
  各10名 1回4,000円
  ◆中級編:スキルアップコース
 (NPOスタッフの為のテーマ別スキルアップトレーニング)
 ネゴシエーション (6月25日、8月6日)
 コミュニケーション (7月2日、8月13日)
 コーディネーション(7月9日、8月20日)
 リクルーティング  (7月30日、9月3日)
  いずれも金曜日19:30〜21:30 各5名 1回4,000円
  ◆中級編:総合コース
(NPOの日常的業務を効率化するための全般的に手法を学べます)
 6月6日(土)・6月20日(土)14:30〜16:30
 定員は各5名。8,000円
  ◆上級編
 (トップマネジメントとして考え、実行すべき事を整理するワークショッ
 プ)
 6月12日(土)・6月13日(日)14:00〜18:00
 各5名 1,000円
 問合せ:IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]
     E-mail:YHJ01073@nifty.ne.jp
     TEL:03-5283-3220 FAX:03-5283-3221
     〒101-0054 千代田区神田錦町2-9-1 斉藤ビル4F

●中部
○「アフリカ村おこし運動」10周年記念
 共に歩もう 21世紀の希望・アフリカと!
 日時:6月5日(土)13:30〜16:50
 会場:名古屋国際センター別棟ホール
 参加費:会員1,500円、一般2,000円/学生1,500円(飲物、軽食、生演奏付)
 内容:自然環境はもちろん、人間の持つ文化を含めた環境を壊さず、あく
 までも村人が主人公の支援をポイントにザイールの農村部で活動を続けて
 きた「アフリカ村おこし運動」の10周年を記念して行われるイベントです。
  【基調講演】13:30〜
 アフリカ村おこし運動の代表であるサンガ・ンゴイ・カザティ三重大学教
 授による基調講演。
  【アフリカンパーティー】14:45〜
 アフリカのミュージシャンによる生演奏を聞きながら、運動の協力者の体
 験発表を交え、アフリカについての理解と交流を深めます。
 申込・問合せ:アフリカ村おこし運動事務局(本部・三重県津市)
        TEL:059-228-1699 Fax:059-227-1967
 主催:「アフリカ村おこし運動」10周年記念実行委員会
 後援:津市中央郵便局

○名古屋アフリカを考える勉強会
 「アフリカの債務問題取り組みの現状」
 日時:6月23日(水)19:00〜21:00
 場所:中部大学名古屋キャンパス8階セミナールーム
 (JR中央線鶴舞駅名大病院口前)
 問い合わせ: TEL:0568-51-1111(内線2751吉田昌夫)

●関西
○カリンバ ワークショップ
 日時:6月6日(日)
 1回目13:00〜14:45 定員10名(要予約)
 2回目16:00〜17:45 定員10名(要予約)
 場所:博愛社(大阪市)
 参加費:4,000円(カリンバ付き)
 主催:関西・南部アフリカネットワーク
 問合せ:TEL/FAX:06-6723-0929

○ユールのジャンベ・ワークショップ
 講師:ラミン・ユール・ジャバテ
 日時:6月12日(土)〜13日(日)
 *場所は大阪ですが、詳細はまだ未定。
 時間と場所はもうすぐ決まりますのでお問い合わせ下さい。
 1レッスン:1時間半
 レッスン料:¥3,000/1レッスン(当日清算)
 ジャンベお持ちでない方、ご相談下さい。
 問い合わせ・お申し込み:TEL:06-6302-5537 FAX:06-6374-2865
 (留守でもお気軽にメッセージ入れて下さい。必ず連絡致します。)
 *見学OKです。
 尚、7月10日ジャンベのライブがあります。
 7月10日(土)〜11日(日)にはジャンベ、ダンスのそれぞれワーク
 ショップを予定しております。
 企画・主催:アフリカの会

○国連干ばつ・砂漠化防止の日記念セミナー
 日時:6月28日(月)14:00〜17:30
 場所:大阪(予定)
 プログラム:
 14:00 開演、主催者挨拶
 14:05 国連砂漠化対処条約と日本の取り組み(三好信俊/環境庁調整官)
 14:35 砂漠化とは何か〜科学の目からみた砂漠化のメカニズム
      (恒川篤史/東京大学助教授)
 15:15 現場からの報告〜チャド、ブルキナファソでの取り組み
      (高橋一馬/緑のサヘル代表)
 15:45 現場からの報告(未定)
 16:25 パネルディスカッション
     「砂漠化防止に日本はどのように貢献できるか」
      (上記講演者によるディスカッション)
 17:25 閉会
 主催:環境庁、(財)地球・人間環境フォーラム、(財)地球環境センター
    地球環境関西フォーラム
 問い合わせ:(財)地球・人間環境フォーラム
   (TEL:03-5661-9735、FAX:03-5661-9737)

○アジア図書館
◆一千冊図書展示と貸出し“アフリカを知るために”
  期間:5月11日(火)〜7月18日(日) 10:30〜18:00
 休館日:月曜日、祝日 
 閲覧料:500円(高校生以下300円)貸出しの場合は会員登録
          〔年間会費3千円〕が必要。会員はいずれも無料。
◆スワヒリ語入門講座開講
 日時:5月18日〔火〕〜毎週火曜日18:30〜20:00
 受講料:19,500円 〔週1回90分全10回〕 
  入会金: 3,000円
 講師:ジュンマ・ヘメドさん〔タンザニアの留学生〕
 無料見学・途中編入可
 問い合わせ:アジア図書館
(大阪市東淀川区東中島5-18-20、TEL:06-6321-1839)

●海外
○アフリカの大地 タンザニアの農村滞在と民族音楽
 8月10日(火)〜8月25日(水) 16日間
 観光ではなく農村に滞在してゆったりした時間の中で村の人たちと交流。
 イリンバ(親指ピアノ)ゼゼ(弦楽器)の天才的奏者ザウォセさんらの演
 奏を聞き踊りの輪に参加などなど。
 費用:358,000円(+オプショナル料金)
 呼びかけ:関西・南部アフリカネットワーク
      (TEL&FAX:06-6723-0929 世話人:下垣)

○ウガンダ・ワークキャンプ
 里親会の活動を行うブンタブ地区で小学校建設などを手伝います。
 又エチオピアのプロジェクト地も訪問する予定です。
 日程:7月26日〜8月11日
 費用:430,000円 定員:10名
 主催:日本国際飢餓機構  
    大阪府八尾北本町2-4-10
 問合せ:FH大阪海外人材協力部 TEL:0729-95-0123

○ケニヤ、タンザニア難民キャンプでの研修プログラム
 ケニヤ、カクマ地区、タンザニア、キボンド地区の難民キャンプで
 キャンプ活動の研修に参加します。
 日時:7月〜9月 (2ヵ月以上) 
 締め切り:6月8日
 費用:290,000円 募集人数:3〜4人
主催:わかちあいプロジェクト
  東京都墨田区江東橋5-3-1 TEL:03-3634-7809
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■今日のひとこと
本日、白川由紀さんの写真展に行って来ました。どの写真も温かいです。
多くのことを語り掛けてきます。感動!(Mao)
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