原子力空母は原発より危険!
横須賀に向う途上で深刻な火災事故!!

この記事はピース・ニュースの定例街頭行動で捲いたものです。

 原子力空母ジョージ・ワシントンは、横須賀へ向う途上の太平洋上で深刻な火災事故を起こし立ち往生しています。火災事故の全容は解明がなされておらず、原因不明のままです。米軍は、予定の8月19日の入港は断念しましたが、米司令官の発言によれば9月の末に横須賀に入ろうとしています。

 想像してみてください、原発で火災が起きたのと同じことです。重大な事故が解明もされずに入ってこようというのは言語道断です。
横須賀母港化に反対する市民の声を大きくしていきましょう!  


7月19日、集会場からは
この日も米軍のイージス艦が目の前に見えた。


原子力空母の横須賀母港化を許さない7・19全国集会
猛暑の中、1万5千人が熱く盛り上がる!


 7月19日、横須賀市のヴェルニー公園(対岸目の前に米海軍基地が望める公園)に、全国から1万5千人以上の市民が集まり「原子力空母の横須賀母港化を許さない7・19全国集会」が開催されました。

 日米政府は、市民の疑問の声を無視して、横須賀基地に原子力空母ジョージ・ワシントンを配備する計画を推し進めています。これに対し、現地の闘争本部は、「原子力空母は、地上に設置された原発よりも危険。もし原子炉事故が起こったら、関東一円の120万人が犠牲になります。」と全国の市民に訴え、本全国集会が開催されました。「1万人の結集で!」と準備されましたが、実際には、猛暑の中にもかかわらず、予定の1万人を大きく上回る1万5千人以上が集まって熱気あふれる集会となりました。

 主催者代表の平和フォーラム事務局長の福山氏から「まだ安全性の確認のされていない原発が出来るということであり絶対に許すことが出来ない。私たちはもう米国の侵略戦争に加担することは出来ない!」との力強い挨拶がありました。社民党党首の福島参院議員は「原子力空母は原発より危険です。治外法権で国会議員も中に入ることすら出来ない。こんな危険なものを許すことが出来ない。平和憲法をもつ日本が醜い戦争に加担することは出来ない。原子力空母を引受けることは絶対に出来ない!」と発言しました。ステージではその他にも、風刺ライブや参加団体のアピールで盛り上がりました。


会場を埋め尽くした1万5000人の人々
2008.7.27