日米軍事再編による基地強化を許さない11/21厚木基地行動

シンポジウム&デモ

主催:厚木基地爆音規制同盟/神奈川平和運動センター/基地撤去をめざす県央共闘会議
 
 11月21日、神奈川県大和市において、沖縄、岩国、横須賀、厚木など日米軍事再編
と闘う団体、個人が参加してシンポジウが行われました。シンポジウムでは各地での基地の再編強化の状況と、それに対して今後の闘いの展望について意見が交わされました。特に沖縄の普天間基地返還に関して「辺野古しかない」という松沢神奈川県知事の意見に対して批判が集中し、同じ基地を抱える地域で、基地や被害の押し付け合いではなく、基地の縮小・撤去を求めて連携して闘って行く事の重要性が確認されました。
 また新政権が辺野古新基地問題でブレている現状に対して、反基地の怒りを新政権に向けてぶつけることで、新政権を突き動かして行こうということが確認されました。

 午後からは、大和市内から厚木基地に向けてデモを行い、空母艦載機は本国へ帰れ、辺野古新基地建設断固反対、普天間基地即時閉鎖、第一軍団前方司令部は撤退しろ、などを市民に向けアピールを行いました。

 シンポジウムには120人、デモには700人が参加しました。




シンポジウムの様子



安次富浩さん(ヘリ基地反対協)
沖縄県民の意思は明らか。新政権は国民の視点に立っているのか疑わしい。連立政権に我々の怒りをぶつけることが必要。


田村順玄さん(岩国市議)
厚木から艦載機を岩国に移転させても厚木の被害が軽減されるわけではない。基地被害のたらいまわしはだめだ。


小原慎一さん(神奈川平和運動センター)
原子力空母の母港化は横須賀に原発ができるのと同じ。自衛隊のヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」が配備された。更に大きな「空母」が概算要求に入っている。


大和市内を厚木基地に向けデモ行進
(2009.11.21)