米におけるハリケーン災害被災者とイラク反戦運動の結合(2)

モービルからニューオーリンズへ 帰還兵と生存者の行進
MOBILE TO NEW ORLEANS Veterans' & Survivors' March 

Bring Them Home Now (兵士をただちに帰還させよ) のHPより

http://www.bringthemhomenow.org/



前回に引き続き、イラク侵略3周年のアメリカでの運動の状況を紹介します。

最近のアメリカの運動の特徴は、昨年アメリカを襲ったハリケーンの被災者達、その支援者たち
の運動とイラク侵略・占領反対の運動が結合して闘われようとしていることです。


マスコミではほとんど紹介されませんが、ハリケーン被災者は全米各地に分散して
避難したままです。そしてその避難所からも追い出されるような苦難が続いています。

ハリケーン災害被災者達とイラク戦争反対の運動が
その共通の根源であるブッシュ政権に矛先を向けて連帯して力強い動きを示し始めています。



モービルからニューオーリンズへ 帰還兵と生存者の行進
MOBILE TO NEW ORLEANS Veterans' & Survivors' March 

Bring Them Home Now のホームページより

 「平和のための帰還兵」のモービル支部(アラバマ州)からの呼びかけで、イラク、ベトナムその他の帰還兵と家族が、ハリケーンカトリーナとリタの生存者と共にモービルからニューオーリンズまでの行進を計画している。行進参加者は、イラクでの数兆ドルもの金を使った違法な占領と、湾岸での惨事に対する政府の道徳的、経済的、政治的対応における恥ずべき人種差別的な失敗との関係に焦点を当てることを意図している。

「ニューオーリンズへのウオーキング」と呼ばれるその行進は3月14日にスタートし6日間で135マイル(216km)以上にわたる。行進のニューオーリンズへの到着は3月19日となり、それはイラク侵略の3周年に合わせ、即座に占領を止めよという呼びかけで全米の各地で行われる数千にも及ぶ行動に連携するものである。

行進参加者は湾岸ハリケーンの生存者とイラクの人々の真の権利拡大を要求する。

行進参加者はイラクからのすべての米軍の即時撤退と、帰還後の劣化ウラン検査、心的外傷後ストレスの治療を含む適切な医療保障、雇用、住宅、教育を要求する。

行進参加者は米政府がすべてのカトリーナに襲われた家族が再会でき家に帰ることができるよう基金を用意すること、しかも生存者が企業やワシントンDC、州、地方レベルの彼らの政治的代表からの指示に左右されることなく、自分たちの将来を計画する権利を持つことを要求する。

軍隊への支援を・・・・彼らを今すぐ帰還させよう!・・・・生存者の支援を

彼らを今すぐ帰還させるために我々に支援を

2年以上にもわたって、「 Bring Them Home Now! 兵士を今すぐ帰還させよ!」の運動は兵士の家族、帰還兵、現役兵、そして数百万の兵士を帰還させよう!と要求する人々のために、またそれらの人々に対して語る声となってきた。

この不正で極めて有害な占領を終わらせようとの圧力が政府に対して積み重ねられつつある。2006年はイラクからの米武装部隊の男女を帰還させることができる年となるであろうか?それはたやすい事ではない。しかしそれは可能なのだ。

あなたの力でそれを起こそう。声を上げよう、大声で言おう、選出した議員に働きかけよう、行動しよう、抗議行動を!そして「the Bring Them Home Now! 今すぐ帰還させよう!」運動を是非支援してください。我々のウエブサイト、兵士、帰還兵と彼らの家族の支援をしてください。彼らが極めて多額の代償を払って学んだ真実を広げるための我々の活動を支援してください。我々の活発な活動を支援するためここをクリックして寄付をお願いします。