■「夜になると、自分が殺した全ての人のことを考える。それは頭から決して離れない」−米兵が語るイラクの現実−
 イラク戦争の「泥沼化」、「ベトナム化」ということが言われ始めています。
 イラクでは米英軍による侵略に抵抗してイラク民衆によるゲリラ戦が行われています。
 日本がイラク復興と称して自衛隊を送ろうとしているのは、戦争状態のイラクで米侵略軍の支援をやらせようとしているのです。
 イラクへの自衛隊派遣に反対しましょう!


U.S. Soldiers Talk About the Occupation of Iraq
米兵がイラク占領について語る

by Occupation Watch Center, Compiled by Imad Khadduri
July 11th, 2003
占領監視センター、イマード・カドウーリ
2003年7月11日

http://www.occupationwatch.org/article.php?id=162
からの翻訳(ピース・ニュース)


「ほとんどの兵士は家へ帰るための航空券が手に入るものなら銀行口座を空にしても良いと思うだろう
−匿名の陸軍兵士が米議会に宛てた手紙、、クリスチャンサイエンスモニター、7月7日

 「間違いなく、私が見たほとんどの兵士のモラルレベルはどん底になっている」
−イラクの陸軍第三歩兵部隊の将校(身元不詳)、クリスチャンサイエンスモニター

 「我々の扱われ方、そして故郷の家族に対して絶え間なく告げられている嘘の報告に我々は全員うんざりしている」

−詳細不詳の兵士が米議会に充てた手紙、C.S.M.,7.7.2003年7月12日

「真面目な話、米当局はここから我々を連れ出す必要がある。ここで我々のすることはない。我々はイラク、バクダッドの文化を変えはしない。バグダッドはひどく堕落してしまっている。ここにいる我々は皆、殺される可能性があり、格好の標的なのだ」
−43歳のピッツバーグからの予備役兵。5月24日に第307憲兵隊と一緒にイラクへ到着。ワシントンポスト、7月1日

「ここで我々は何に巻き込まれているのか?戦争は終わったと思われるのに、毎日新たに兵士が殺されたということを聞く。我々の駐留はそれに値する価値があるのか?サダムはもう権力にはいない。住民は我々が去るのを望んでいる。何故、我々はまだここに居るのか?」
−米陸軍第四歩兵師団の軍曹、ジ・アメリカン・コーズ(パトリック・ブキャナンにより創設)、6月30日

「任務は完全にばかげている・・・我々は戦闘部隊だ。我々は戦闘で訓練されている。我々は平和維持の訓練は受けいないのだ。我々は皆、もう家へ帰るべきだ。これはスーパー・ボウルで勝ったのに、まだプレイをやっているようなものだ」
−上級軍曹リチャード・エドワース、ロサンジェルス・タイムズ、6月29日

「夜になると、自分が殺した全ての人のことを考える。それは頭から決して離れない。忘れることが出来ないのだ、我々はまだここに居る、我々はここに長居しすぎた。ほとんどの人は戦闘が終わったら帰るのに我々はまだ居る。兵士の中には夜に眠りさえしない奴もいる。彼らは一晩中、忙しく何かをして、このことから心をそらせている。それがうまくやるただ一つの方法だ。発狂しているようなものだが、それがうまく処理するただ一つの方法なのだ。ある男は裏手に小さなプールを作ろうとした。意味のないことだが忙しくなるから気が紛れるのだ。」
−CPLリチャードソン、イブニング・スタンダード、6月19日

「俺にとっては、それはスナップ写真を見るようなものさ。舌の上の蛆虫、地面に頭をつけた赤ん坊、頭を半分削がれ、眼と口を広く開けた男の写真のようなものさ。それを毎日、毎日みるのさ。匂いがし胴体が焼けている、3月20日から4月7日までバグダッドへの道は、そこら中、焼けた胴体だらけだった。」
−メドース軍曹、イブニング・スター、6月19日

「小さい子どもたちが我々に手を振るが、両親が子供たちの後頭部を平手打ちし止めさせる・・・イラクでむなしく時を過ごし、しかも我々がしたことをイラクの人々は有難いとは思っていないのだなと感じる」

−Spc.アンソニー・コム、アソシエーション・プレス、6月17日