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ロシアで野生のオルカ捕獲-2001


重要 名古屋港水族館が、いよいよ野生のオルカの捕獲に動き出しました。

■2001年8月28日

 freeOrca設立の目的でもあった、名古屋港水族館への野生のオルカの導入を食い止める活動が、いよいよ最終段階に入りました。
 
 名古屋港水族館の内田館長が明言した通り、展示飼育するための数頭のオルカを確保するために、野生からの捕獲もありうるということが現実となりました。
 
 未確認情報ですが、8月中旬頃、ロシアでオルカが4頭捕獲され名古屋に運ばれるのを待っていると言うことです。名古屋港水族館新館は11月1日にオープンの予定ですから、これに間に合わせるためには、近々移送して新しい水槽でのトレーニングが始まるものと思われます。
 名古屋港管理組合も、以前、事務局が電話したときに、オープンの時には少なくとも2頭は確保すると言っていました。今回の4頭捕獲の事実を名古屋のメンバーに問い合わせてもらったところ、「捕獲については聞いたことがない」と答えたそうです。
 

■2001年9月24日

 毎日新聞夕刊に、名古屋港水族館がロシアにおけるオルカ捕獲に失敗したことが伝えられました。これで、名古屋港水族館がロシアにオルカ捕獲を依頼していたことが明らかになりました。ロシアの輸出許可は、今年度限りですので、少なくとも今年の新館開館時には、野生のオルカの個体は導入できないことになります。

 しかし、来年度も引き続き、ロシアに輸出許可申請を出すものと思われますので、これを機会に捕獲計画そのものを白紙に戻してもらうよう要望していく必要があります。

■2001年9月27日

 freeOrcaの呼びかけに応えて下さった方々の署名は、現在までに約3000通になりました。「名古屋港水族館を考えるなかまたち」というグループが、地元で独自に集めた署名とともに、約4000通を名古屋港管理組合に届けてくれました。

 この「考えるなかまたち」は問題提起して、街頭でチラシを配るなど、オルカ導入を真剣に市民の皆さんに考えてもらうよう活動しています。名古屋方面の方はぜひ参加して下さい。連絡先などは、このホームページに掲載されています。

 

■2001年10月4日

 朝日新聞朝刊で、名古屋港水族館が11月1日のオープン時にシャチが入らないことを正式に認めました。また、名古屋テレビなどでも放映されました。

 また、アメリカでの買い付けなどの進行状況も今年度はうまくいかなかったものと思われます。しかし、捕獲も断念していないようですので、来年までに何とかしなければなりません。今後の皆様のご協力をお願いいたします。



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