それでもあなたは水族館でオルカを見たいですか?


今、日本のいくつかの水族館は、ロシアの東海域から9頭もの野生のオルカ(シャチ)を捕獲し、 輸入しようと計画しています。 オルカの本来の生態を無視して、彼らを水族館で飼育・展示する ことについて、私たちは強く反対します。

1.水族館のオルカは非常に大きなストレスを受けています。

オルカは成長すると、体長7m以上、体重4t以上にもなります。1日に泳ぎ回る距離は150km以上、 潜水能力は100mをはるかに超えます。オルカにとって、水族館の狭くて浅いプールに閉じこめられることが、どんなに苦痛かは容易に想像できることです。また野生のオルカは、家族の絆が非常に強い動物で生涯一つの母系の群れを形成します。各グループは音声による独特の言葉をもち、複雑な社会生活を営んでいます。 人間の都合だけで彼らを群れから引き離し、異なる海域のオルカを同じプールに収容することは、相当なストレスを強いることです。

2.水族館で飼育すると、寿命が極端に短くなります。

野生のオルカは50年以上の寿命があると言われています。しかし今までに世界の水族館で飼育された96頭の平均生存年数は5〜7年間です。そして、彼らの大半は20歳を迎える前に死んでしまいます。

3.日本の水族館にこれ以上のオルカが必要でしょうか?

日本は、アメリカに次ぐ世界第2位のオルカ保有・展示国で、現在、9頭を飼育しています。その飼育の歴史は25年以上にもなりますが、飼育下での繁殖成功例はありません。 あなたが水族館でオルカを見たいと思う限り、世界のどこかで野生のオルカが捕獲され続けるのです。

4.野生動物を捕獲・展示することは、間違った教育です。

水族館の関係者は、水族館を教育的な施設だと主張しています。しかし群れから引き離され、人工的な環境の中で芸をさせられるオルカから、オルカ本来の姿が学べるでしょうか。 現在の水族館は、逆に「野生動物を人間本位に扱ってよいのだ」と考える、マイナスの教育効果をもたらします。

5.いったい何のための研究ですか?

オルカを不自然で過酷な状況下に閉じこめてまで行わなければならない研究とは何でしょうか。 飼育下で得られるデータはもう十分なのではないでしょうか。 すでに世界では、飼育下のオルカの研究よりも、野生のオルカの研究に積極的に参加することが求められています。


以上の5点をお読みになって、それでもあなたは水族館でオルカを見たいでしょうか?

答えはきっと‘ノー’のはずです。 私たちFree Orcaは、大切な自然の一部である野生のオルカの自由を、人間の娯楽とお金儲けのために奪うべきではないと考えます。 今ならまだ計画の中止が可能です。ぜひ皆さんも「オルカ捕獲反対」の声をあげて下さい。

ご協力いただける方は、ぜひ署名をお願いします。


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