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海洋生物学者/ポール・スポング博士 来日連続講演会

オルカのすむ海


京都講演

→連続講演会の日程

ポール・スポング博士×マーク・バーマン氏
水族館のシャチ: なぜそれが問題か
1999年2月19日(金)19:00〜21:00(18:00開場)
京都洛陽教会 京都市上京区寺町通り荒神上ル松蔭町141−2
参加費:無料
主催:JEE 共催:freeOrca

■参加者からのレポート

当日は18:00開場、19:00スタートということでしたが、多くの参加者の方が意外に早く18:30前後で会場入りされました。スタッフの方、スポング博士、マーク氏は理由は判りかねますが19:00をすぎて、会場入りされ、実際使用するスライドや、ビデオのセッティングなどがそれから始まりました。
 
やがて準備が整ったところで、フリーオルカの倉沢さんの挨拶、スポング博士の講演、マーク・バーマン氏の講演、
質疑応答、JEE長谷川さんの挨拶。というながれで進んで行きました。
 
スライドはオルカと人との脳の大きさの違いから始まり、背鰭の特徴や、母親が中心となっている家族形成から、
固体による言葉のちがい、(言葉は実際にテープに録音して頂いているものが流されました)オルカの社会性の高さの説明、などでした。
この際にCorkyのファミリーもスライドで見ることが出来ました。
そして、ジョンストン海峡で今でもCorkyの帰りを待っていることもお話しされていました。
 
マーク・バーマン氏の講演内容は、KEIKOのリリースに関するもので、KEIKOが捕獲されて、芸を覚えなかったためにシーワールドからまたメキシコの遊園地にあるシーワールドに売られてしまったことや、その後「フリー・ウィリー」にKEIKOが出演し映画化され、それをみた多くの子供達やマーク氏、映画監督率いる大勢の人々による抗議や協力活動で自由になる日が近づき、寄付金で建てられたリハビリ用のプールに移ることが現実になったこと、(この間に大変な苦労がもちろんあり、たくさんの人の協力の元に今の現状があると思っています。)
今現在は順調に回復をみせているKEIKOのリリースが間近であることなどでした。
 
参加者人数は、50数名、という感じだと思います。
当日は席が足りなくなったり、暖房がとまってしまう・・などのハプニングがあり、スポング博士やマーク氏が講演(お話の際)にはずっと立ちっぱなしで、とても大変だったと思いました。
 
あ、corkyのバーナー(開放を願って、いろいろな国から布にペイントし、繋げていっているもの)
はとっても長くなっているようですが、日本からもまだまだつながって行くことも、祈っています。
 
簡単ではありますが、以上でレポート終わります。

(reported by Chiai T. freeOrca member)

京都講演


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