ブルーギル
撮影: 竹門康弘
ブルーギル
撮影日: 2005.4.17
北米原産の外来種。大きさは20cmくらい。 雑食で 繁殖力が強く、 日本の生態系に対する影響はブラックバスに勝るとも劣らないとされる。 日本への移入は、1960年である。
今回の調査による深泥池におけるブルーギルの推定個体数は 数万尾のオーダーである。 実際、一つの網の一回のつぼ上げで、 100匹以上捕れることもめずらしくなく、はじめのうちは現場で数を 数えていたが、そのうち、5cm以下の個体は すべてアルコール漬けに してあとから(だれかが?)数えることになったほど。
ブルーギルの稚魚。
撮影: 竹門康弘
ブルーギルが深泥池に移入された時期ははっきりしないが、 すくなくとも、オオクチバスよりも早くからいたらしい。 そして、そのころは 現在よりも在来種が多くいたことが確認されている。 このことに対し、 滋賀県立琵琶湖博物館の桑村さんは、次のような 仮説を立てている (深泥池における 外来魚資源抑制手法参照)。まず、ブルーギルが深泥池に入ってきたとき、 つまり、在来種が多く存在していた ときは、ブルーギルはそんなにふえることが できなかったが、オオクチバスが入ってきて在来の魚をほとんどすべて 食べてしまったので、 ブルーギルが現在のようにふえてしまったというのである。 つまり、現在数はすくないが存在しているオオクチバスを駆除できれば、 在来種が復活する可能性があるということである。
2006年度深泥池外来魚除去事業結果(PDFファイル)によると、2006年のブルーギルの推定個体数210±43尾である。