竹門康弘,嶋村鉄也,田末利治,伊藤昭雄,宮本水文,加藤義和,林 龍馬,高橋淳子&輝(10ヶ月),近藤博保,成田研一,
野尻浩彦, 鈴木健司,安部倉 完
14名
(順不同、敬称略)
次回の打ち合わせ会は2007年5月6日(日) 14:00 から深泥池会館で行なう予定です.
3月11日10個,3月14日に6個,計16個の人工産卵床を設置しました.また,4月5日刺し網6枚とモンドリを設置,4月7日にはエリ網を設置しました.二回の作業で,投網で1匹,刺し網で6匹のバスが捕獲されました.いずれも体長22-24cmで小型です.3才魚と思われ,密放流のあった年の個体の稚魚が成熟したようです.産卵行動やブルーギルの泳ぐ様子は全く観察されませんでした.水温は12度と少々低いため,魚の活性が低いのかもしれません.
○ 気象・水位・流出量の観測 (担当:田中賢治)
植生別の熱収支や発散量の推定を行うため,現在設置されている気象観測機器による観測を継続する.
○ 水質調査 (担当:嶋村鉄也)
深泥池への流入水の生元素負荷量を各地点から集めた表層水を分析することにより推定する.また,週二度のペースでpHや電気伝導度などの池の水質のモニタリングを定期的に行う.
○
池内の植生分布図作成 (担当:辻野 亮)
トランセクト法により調査した浮島内の植生分布図の補完のため,本年度も調査を続行する.特に,鹿などの捕食被害の現状を把握する.
○ 外来魚駆除事業 (担当:堀 道雄)
ブルーギル・オオクチバスの駆除作業を継続する.その抑制効果を検証するため,個体群動態モデルを制作し,絶滅確率や個体群の将来予測を行う.作業の責任者は京都市文化財保護課であるが,事業は京都市からの自然史研究所を通して水生生物研究会への委託という形で行なわれている.
○
魚類,底生動物,プランクトン群集調査 (担当:竹門康弘)
外来種抑制効果を知る為に開水域ならびに浮島内の生物群集のモニタリングを行う.
○ 訪花昆虫調査(担当:丸篤史)
深泥池の植生に対応した訪花昆虫の実態を明らかにするため,季節ごとに開花する植物別に訪花昆虫の観察と採集を行う.調査は主に神戸大丑丸研究室の鈴木健司が行う.
○
堆積物調査(担当:高原光)
ボーリングにより採取された堆積物中の植物遺体や微化石の分析から深泥池周辺の植物変遷を解明する.
○ 南岸沿いの林冠による光遮断の生物群集影響調査
(担当:湯本貴和)
林冠によって光遮断された地点と明るい地点を選んで光環境ならびに各生物種の生育生息状況の調査を行う.
3月下旬のボーリング調査で深さ19mのコアサンプルを得ることが出来ました.今回は浮島内ではなく開水域に大きなイカダを組み採集しました.まだ,はっきりとしたことは分りませんが12万年前の氷河期(二つ前の氷河期,一つ前は1万年前)以前まで遡るコアサンプルを入手できたのではないのかとのことでした.小さな池が10万年以上も埋まらずに湿地であり続けたことは極めて珍しい事実です.詳しい内容は,4/30から開催される深泥池写真展のポスターで展示される予定です.
4月30日-5日の日程で,長久堂(深泥池近くの和菓子屋さん 北山駅から北に徒歩3分道路の西側)の地下で 10時から17時まで深泥池の自然についての「深泥池展」を行います.今回の企画について話し合った結果,テーマは「深泥池と周辺山地の移り変わり」に決まりました.連休中,深泥池に来られる方は,是非ご来場ください.
4月29日は準備日で10:00 から展示物の搬入を行います.5月6日10:00からは後片付けを行います.是非手伝いにきてください.
毎週木曜日と日曜日9:00-12:00外来魚の駆除作業を行っています.恒常的に人手不足となっていますので手伝っていただける方を募集しております.
次回の打ち合わせ会は2007年5月6日(日) 14:00 から深泥池会館で行ないます.午前中は写真展の片付けがあります.