竹門康弘、田末利治、安部倉 完、井上庄助、上野紗弥子、山田義裕、村上宜之、辻野 亮、伊藤昭雄、高木秀慈、高橋淳子、野村理絵、唐木誠司、堀 和弘、松井 淳
14名
(敬称略)
11月3日の水質一斉調査には、総勢17人という大勢の人に参加していただきました。項目として、水温、pH、溶存酸素、電気伝導度、亜硝酸、アンモニウム、リン、化学的酸素要求量(水中にある有機物量、有機汚濁の指標として使われますが、深泥池では浮泥が多いためそれが高いとすなわち汚れているというものではありません)の項目を調査しました。
その結果として、水道漏水が減少した去年同様、全体的に水質は改善されつつあるという結果がでました。一方、病院前、水道漏水のポンプによるくみ上げ水、バス停前の道路付近の3地点は他の場所の水質とは明らかに異質であるという解析結果がでました。何らかの人工的な汚染物がとけて出していることが容易に想像できる場所であるため、妥当な結果といえます。特に、バス停前の道路付近では、雨水の排水溝が落ち葉で埋まっており、道路を流れた水が深泥池に入っている地点でもあります。これらの地点の水質改善に一つずつ解決していく必要があると会議では意見が一致しました。(排水溝の掃除が市によって11月の末日に行われ、深泥池への汚水の流入はなくなったようです。)
ブルーギルは3045尾の成魚の駆除と産卵床17個を破壊しました。個体推定数は、2002年、5387尾から2003年には4675尾、今年は3238尾と減少傾向にあり、また、今年は1匹の稚魚の新規参入も見られませんでした。今年のように新規加入があと何年か見られなければ、今後個体数は減少し続けると思われます。
オオクチバスは、バスの駆除は成魚27尾、稚魚638尾、産卵床(卵アリのみ)8個となりました。バスの捕獲数は去年に比べ大幅に増えており。4月には40センチを超える大型の個体が多数捕獲されました。しかし、これまで深泥池でこのようなサイズが取れることはまれで、観察もされていませんでした。明らかに、一度捕獲された痕のある個体もおり、密放流が行われている可能性はきわめて高いと考えられます。稚魚の魚影も去年に比べ明らかに濃くなっており、今後、密放流の防止対策をとっていかなければ、オオクチバスの個体数は増加していく危険性もあります。
ハリミズゴケの伸張状況を知るため、高橋さんが色を塗った割り箸で目印をつけています。調査地点は浮島の全域におよぶそうですので、浮島に入る方は出来るだけ割り箸は抜かないようにしてください。今後、11月いっぱいまで現場の地衣類のマットの環境データやその他の植物の分布を測定し、ハリミズゴケの成長速度と環境要因との関係を研究します。
次回打ち合わせ会は12月23日(木)14時から深泥池会館で行います。ふるってご参加ください。