12月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ
連絡係 安部倉完
出席者 12月15日西村 好平、宮本 水文、成田 研一、池澤 篤子、田末 利冶、 伊藤 昭雄、石黒 真理、井上 庄助、竹門 康弘、高井 利憲、 安部倉 完
11名(敬称略)先月は申し訳ありません。連絡案の原稿を書くのが遅れてし まい、郵便での発送が間にあいませんでした。
高井利憲 (郵送係)注: 実際は、郵送が遅れただけです。どうもすみませんでした。1. 本年度のエリ網による駆除の最終報告
2000、2001年のえり網による各魚種の捕獲数を下に上げます。 (メールで以下の表をお読みの方は、なるべく、ウィンドー の横幅を広げてお読みください。)
2000年 2001年 2000年(稚魚) 2001年(稚魚) ブルーギル 237 199 13108 5084 ブラックバス 11 0 567 285 カムルチ 84 31 309 0 ゲンゴロウブナ 41 156 716 922 ニシキゴイ 5 4 0 0 ノゴイ 0 4 0 0 モツゴ 1 2 127 151 ヨシノボリ 181 1 120 0 カダヤシ 1 0 0 0 総数(匹) 561 397 14947 6442 捕高の変化から、魚の個体数の変化を推定すると、バス、カム ルチ、ヨシノボリの個体数は大きく減っているようです。逆に 勢力を伸ばしたのは、ゲンゴロウブナです。バスは、エリ網に よる1歳魚以上の捕獲は0匹でした。在来魚に関しては、ヨシノ ボリが極端に減少しているのが気になります。はたして何によ る影響なのか、その原因を至急解明する必要があります。
また、稚魚の取れ高の変化から、来年のブルーギルの新規加 入数を推定しました。それによると、来年のブルーギルの新規 加入数は1634匹となりました。この推定が正しければ、今年の 駆除は成功したということになりますが、実際のところどうな るか、引き続き調査をする必要があります。
2. 府立商業高校の深泥池魚類調査
府立商業高校の皆さんが、深泥池で取れた魚の体長、体重の測 定を11月、12月と計6回、行ってくださいました。今年は 、数が特に多く大変なようです。そのため、いままで図ってい た、体高、全長の測定をやめ、被鱗体長、体重のみの測定にし ました。また、稚魚に関しても、一日で千匹以上取れている日 もあり、全ての計測は不可能です。その場合は、個体数のみの 測定としました。年明けからまた、再開なさるそうです。
3. 来年の事業について
- 護岸のための留めのくい打ち
- 現在設けられている杭や丸太の土留は、昭和時代に作られた物 で、最近では補修もされず放置されているため、丸太が腐り岸 辺が崩壊する寸前となっています。このため、周囲からの池へ の土砂の流入するのを防ぐ必要があります。
- エリ網による駆除
- 投網、モンドリによる胃内用サンプルの捕獲
- モンドリによるブルーギルの駆除
- 去年と同じく、モンドリによってブルーギルの駆除を行います。 今年は、ブルーギルの産卵が終わった後に、本格的な除去を 行ったため、多くの稚魚の加入がありました。来年は、産卵期 が始まる前にモンドリによる集中的な駆除に望みたいと思います。
- アメリカミズユキノシタの分布調査
- 駆除に向けての調査を引き続き行う予定です。
- マコモの駆除
- 現在、マコモ、アメリカミズユキノシタの分布域は、水域では ジュンサイ、ヒメコウホウネ、浮島上ではアゼスゲ、クロホシ クサ、トキソウなどの在来種の生育を脅かしています。また、 マコモの群落が出来ていることで、北、南水域との水循環が悪 くなり、水域の悪化も心配されます。マコモ駆除に関する対策 も打つ必要があります。
- 水質の調査
- 釣り人の数の調査
これ以外にも、いろいろな調査項目があると思います。様々な 人が案を上げ、それらの人が主体的にそれらの調査を行い情報 の収集をしていく事も可能です。ぜひとも声を掛け合って、来 年の深泥池の保全活動に参加してください。
4. 次回の打ち合わせ会
次回は 2002年1月6日 日曜 深泥池会館にて行います。
本年度は大変お疲れ様でした。そろそろ大晦日ですね。風邪 を引かないようお気をつけて、良いお年をお迎えください。
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