4.22 三里塚・東峰現地に140名が結集!
人権無視・農業破壊の三里塚暫定滑走路反対!
東峰神社の立木伐採は許さない! 土地収用法の改悪反対!




ワンパック出荷場は集会参加者で一杯になった


権力の介入を許さず元気一杯デモを貫徹!


部落の共有財産である東峰神社前で気勢をあげる


集会参加前に熱田一さん・熱田テルさん宅を訪問
四月二十二日、三里塚・東峰で三里塚・暫定滑走路に反対する連絡会の主催による「人権無視・農業破壊の三里塚暫定滑走路の中止を要求しよう! 東峰神社の立木伐採は許さない! 土地収用法の改悪反対! 四・二二東峰現地行動」が行われ、百五十人が結集した。

 集会は連絡会議の高橋千代司さんの経過報告から始まり、「今日は関西空港に反対運動を続けている泉州沖に空港を作らせない住民連絡会の仲間たちが現地行動をやっており、連帯アピールが届いている」ことが紹介された。
 高橋さんはさらに、四月二日に空港公団は、小見側県道の付け替え工事とともに農道・生活道の封鎖を強行したことを強く弾劾した。
 そして、「堂本千葉県知事は、早速、四者会談ということで国、空港公団、自治体、住民が協議している。しかし、そこは騒音直下で苦しんでいる人たちの声を反映させる場所では全くありません。われわれはこのことに強く弾劾していきたい。羽田と成田を調整するというレベルでしか考えていない堂本県政の姿勢も極めて危険なものだ。時代に逆行するものだと考える」と述べて新知事を厳しく批判し、そのためにも今日の抗議デモを力強く展開しようと訴えた。

 次に三里塚反対同盟の世話人の一人である石井武さんは、「フェンスに囲まれ、景色が一辺し、驚いたと思います。だが、私たちが土地を売らなければ二千五百メートルの滑走路はできない。神社の木を切らなければ試験飛行ができない。飛べない、使えない暫定滑走路というところに追い込んでいけば、これは立派な勝利だ」と強調した。
 また、「あるアンケートによれば、成田空港は使いづらいという声が七五%もある。しかし、政府・空港公団は、なおも強行し続けている。全体重をかけて襲いかかってきている。彼等は、『地元とよく話し合う』と言っているが、一人も私のところに来ていない。彼等の論理が破綻していることは明白だ。もっと追いつめていこう。全国住民闘争のためにも、闘い続け、大きくなっていこう」とアピールした。

 三里塚闘争現地支援連絡会議の山崎宏さんは、「立木伐採阻止の意志を明らかにしていくために東峰神社に向けてデモ申請したが、公安委員会は認めなかった。このことに断固抗議するとともに、デモ終了後、全体で東峰神社行くことを追求したい」と提起し、全体で確認した。

 石井紀子さん(東峰部落)は、「公団の事前の説明では誘道路のフェンスを九メートルだと言っていた。だが、実際は十三メートルの高さになっており、通風が悪くなってしまった。またしても約束を破った。これからの被害について、一つ一つ誓約書を出させるようなことを考えたい。これから出荷場近くまで、かなりのジェット噴射が当たることが予想される。平日は工事が行われ、仕事に支障をきたしている」と暫定滑走路工事を強行する空港公団の非道なやり方を糾弾した。

 また、「ここに人間が生きているかぎり、終わりということはない。秋から運航を開始するということで、ものすごく生きづらくなることは予想されるが、私たちは同じように生き続けていくだろう。騒音で声が聞きづらくなるかもしれないが、また来てください。終わりというものはないことを日々考えながら生きていきます」と述べた。

 東峰団結小屋の岩村嘉尚さんは、「この半年でフェンス工事など急ピッチで強行され続けている。今後、立木伐採や試験飛行の問題が出てくる。もっと声を大きくし、実際の行動で示していこう。今日をそのための準備していく出発点として闘っていこう」と訴えた。

 連絡会議の行動提起を受けて、参加者全体でデモに移っていった。
 権力は、大量の私服と機動隊を配置し、デモ出発前から弾圧体制を敷き、威嚇を繰り返してきた。デモ隊列は、毅然たる隊列をもって圧倒し、「東峰フェンス囲い込み糾弾! 暫定滑走路工事を止めろ!東峰神社立木伐採を許さないぞ!」とシュプレヒコールを繰り返していった。
 デモ終了後、参加者全体で東峰神社に向かい、神社前において立木伐採を許さないための闘いを作り出していくことを確認した。

 参加者は、再び東峰出荷場に結集し、交流会が行われた。
 平野靖識さん(東峰地区らっきょう工場)は、「今日は、島村さんのお宅でも支援の方の集まりがあり参加してきた。らっきょう工場も毎日、八人の人が働いる。ぜひとも飛行機を飛ばさせない有効な手を皆さんと考えて踏み出していかなければと考えている」と訴えた。
 さらに、平野さんは、土地収用法改悪の動きに対する批判や大量生産・大量消費の象徴的存在である空港に反対する地球的課題の実験村の取り組みについて報告。また、五月二十六日に「日の出・水俣・三里塚から わたしの暮らしへ」というテーマで開かれるシンポジウムへの参加を呼びかけた。

 続いて泉州沖に空港を作らせない住民連絡会、東水労青年女性部、アジア連帯講座、明治大学駿台文学会、プロレタリア青年同盟、高見圭司さん(連絡会議賛同人)、日米安保条約終了を通告する会から発言があった。
 最後に全体で東峰神社立木伐採と来年五月供用開始反対の決意を打ち固め、スクラムを強化していくことを誓い合った。  (Y)

4.22東峰現地行動の呼びかけ



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