遺伝子組み換え農産物に対処した食品のご案内

 みさと屋は、調布市内や世田谷区の保育園などに食材を納入しています。最近になって、遺伝子組み換え農産物が混入した作物が輸入されるようになってきました。対象となる農産物は、大豆、とうもろこし、じゃがいも、菜種、綿実です。日本人の食生活にとって馴染みが深い大豆と菜種、そして飼料用のとうもろこしは、その97%以上を輸入に頼っているのが現状なので、遺伝子組み換え農産物や、それを原料とした製品が私たちの食卓に上っていることは間違いありません。  私たちは無添加で安全な食品を扱う仕事の中で、これらの種の壁を越えて遺伝子を操作する技術はたいへん危険だと考えています。せめて50年くらいの年月をかけた実験データがなければ安全であると判断できないと考えます。自然の生態系を破壊して、私たちの体にもアレルギーを起こしたりする可能性があります。遺伝子操作がある種の農薬に対する耐性を持たせたり、それ自体に害虫を駆除する成分を持たせたりするのですから、それが人間の体に影響しないという保障はまったくありません。特に最近のニュースでは、日本政府が輸入を認可していない種類の遺伝子組み換えとうもろこし「スターリンク」が混入して輸入されていたこともわかりました。アメリカでもこのとうもろこしの混入した食品によって健康被害が報告されています。  97%を輸入に頼っているこれらの食品をすべて国産の安全なものに切り換えることは不可能ですが、私たちは卸元のムソー食品と共同で、すべての食品の原料調査を行い、遺伝子組み換え原料の混入について明らかにしました。そして出来る限りこれらを排除しております。育ち盛りの子どもたちの食材に、おやつのお菓子類に、ぜひ私たちが吟味した非遺伝子組み換えにこだわった食品を使っていただきたいと思います。以下のような記号をつけて識別をしている商品のリストを、お問い合わせいただければ差し上げます。
のちのち全ての商品においての検査結果が各メーカー側から提示され次第、みさと屋の商品リストのページにも掲載する予定です。                  

M:「遺伝子組み換え原料」とは無縁。
F:「遺伝子組み換え原料」0.1%未満。
N:「遺伝子組み換え原料」5%未満。
S:「遺伝子組み換え原料」無分別。
*遺伝子組み換えトウモロコシを飼料に使用していない「大地牛乳」。
*遺伝子組み換え大豆を混入させないために国産大豆だけで作った「元気屋」の豆腐。



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