藤川の夏休み・突撃インド旅行のご報告

 8/9〜8/16の藤川の突然のインド旅行は、家族にはたいへんな負担をかけましたが、おいしいものをたくさん食べることができた旅でした。私を迎えてくれたインドの先住民たちは。なぜ妻を連れてこなかったのだと私を責めました。おみやげにもらったのはインドの女性の着物であるサリーです。つまり次に来る時はかならず連れてきなさいということです。ここではおいしいインドの食べ物について報告させていただきます。


★インド横断鉄道の夕食★

 先週いただいたお休みを利用して藤川は一週間のインド旅行をしました。関わっているNGO活動の仕事が目的ですが、美味しいものをたくさん食べてきたので少し報告させていただきます。写真は暗くてわかりにくいのですが、北東部のジャールカンド州のランチ市からニューデリーまで乗った18時間の鉄道の旅で食べた夕食です。国営鉄道が用意してくれます。メニューには、インドカリーとコンチネンタルがあり、カレーばかり食べていた私は「洋食」の方にしました。濃厚な味のトマトスープ、人参・インゲン・グリーンピース・チーズを炒めたもの、鶏手羽元のシチューにスパゲティを添えたもの、ポテトコロッケ、ピーマンとトマトに詰め物をしてローストしたもの。機内食より手作りの味で、そとつひとつがしっかりとした濃い目の味で、ちゃんと量に対応していました。野菜の味も冷凍ではないちゃんとした味でした。


★インド旅行2、先住民の鶏料理★

 夏休みに藤川が行ったインド旅行のおいしい食べ物編その2です。写真は旅行の最大の目的だったジャールカンド州のトライバル(先住民)の人々を訪問した時にご馳走になった昼食です。彼らの伝統的な鶏料理で、インドではどこでも出されるいわゆるスパイスを使ったカレーではないめずらしい料理でした。味付けは塩だけのようで、生のコメとぶつ切りにした鶏肉を木の葉に包んで蒸し焼きにしたものです。水で炊いていないコメはポロポロしていますがやわらかくなっていて、鶏のエキスが染み込んでいます。鶏はもちろん庭先でたくさん遊んでいるのを使っているので味わい深い濃厚な肉の味です。そして葉の風味がスパイスになっているのです。鶏のぶつ切りにはレバーも入っているのですが、これが香ばしくて、今まで食べたレバーの中では断然1位の味でした。


 写真は街の「サモサ屋さん」です。手づくりのサモサはひとつ2ルピー(10円くらい)ですがどこで食べても美味しかった。この少年の手さばきには感心しました。サモサは小麦粉の皮の中にじゃがいもをたくさんのスパイスで炒めた具を入れて揚げるインドの揚げ餃子とでもいうべき庶民の食べものです。
 ホテルで朝食を食べると、80ルピーくらい(400円)なのですが、ちょっと街に出てこのサモサを2個も食べて、チャイを飲めば、全部で5ルピーでおなかいっぱいになります。そしておいしい。インドの街で食べたものは、他のアジアの国でありがちな化学調味料臭さがまったくなく、スパイスの味だけで勝負しているほんものの味でした。


 写真はインドの家庭で出される一般的なごはん(カレー)です。私は先住民の村の代表者であるガンシャム・ビルリ氏の家でご馳走になりました。みさと屋のニュース・おすすめレシピでご紹介した「先住民の伝統料理」の後で出たメイン料理です。鶏のスパイシーなカレーにインディカ米のポロポロしたごはんです。カレーは具の他はスープのようで、まさに日本の「肉じゃが」といった感じです。これを右手の指だけてすくって食べます。慣れない私はズボンにたくさんの食べこぼしの跡をつけてしまいました。


 右の写真はビルリ家の台所のカマドです。すべての料理がこの火で作られます。質素ですが機能的な台所でした。


 右はクルマで移動中にドライブインのような屋台で食べたポコラという料理です。タマネギにスパイシーな衣をつけて揚げたもので、いつくものバリエーションがあります。生のタマネギをかじりながら食べるとビールにとてもよく合います、が、インドの飲食店では100%アルコールはご法度です。なぜビールと合うことを知っているのかは秘密です。



 ツーショットの少女は昨年私たちが広島に迎たスネハとの再会の写真です。
 もう一枚はニューデリーで案内をしてくれた秘密の女性との写真。なぜマクドナルドか? 

つづく。