週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

7月15日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2013.no.26

■ 「なめこ」は冬の物と考えていませんか? 夏も食べたい物です。

 きのこの中でも「なめこ」は独 得のぬめりがあるのをご存じだと 思います。これはムチンという物 質でたんぱく質の吸収を高めてく れる働きがあります。胃や肝臓に 優しく作用してくれるので、夏場 の疲れやすい時にはたいへん役に 立つきのこです。豆腐と組み合わ せた味噌汁はたいへん栄養的にも 理にかなった料理ですが、冷やし て食べる和え物などでもおいしく 食べていただけます。さっとゆで るだけで、ぬめりをできるだけ落とさずに加えてください。元気が出る料理 といえるでしょう。大根おろしと和えるだけでもたいへんおいしいです。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★なすのひき肉はさみフライ★

1.ひき肉に長ネギのみじん切り、生姜を少々おろして加え、醤油と酒少々で味付けしてよく練り合わせます。2.なすを1B幅に切って肉の具をはさむ面に小麦粉をまぶして肉を塗るようにしてはさんで3.小麦粉、パン粉の衣をつけて揚げます。

★きくらげと卵とニラの炒め物★

1.フライパンに多めの油をひいて溶いた卵 をふんわりと炒めて取り出しておきます。2.玉ねぎのスライス、エリンギの細切り、 戻したきくらげを胡麻油で炒めて塩で味付けします。3.卵とニラを入れてざっと炒めたら最後に 醤油で味を整えます。

★モロヘイヤと長芋とオクラの梅和え★

1.モロヘイヤをゆでて細かくきざみます。長芋を短冊切りに、オクラも湯通しして斜め切りにします。2.3種類の野菜を混ぜて梅肉と醤油で味を整えて、おかかを混ぜます。夏向きのネバネバ野菜3種の和え物です。疲れがとれる料理です。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 福島県喜多方市の み「さゆり米」の生産者団体である緑と太陽の会の  方たちが視  察に来てく  ださいまし た。原発事故以来「福島産」だというだけで売上げは 半分以下になったまま戻っていません。この地域は東 京よりも放射能の影響を受けていない地域です。まっ たく汚染がないコメなのにこの状態はほんとうに残念 で、みさと屋としても開店以来の25年以上のおつき あいの中で辛い日々が続きます。稲作を続けていける ようにできることは何でもしていきましょうという話 をしました。福島県人の心はほんとうに温かいです。

 みさと屋・野菜食堂

 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


■包丁砥ぎ器

 玄米食を勧める「陰陽ライフ」さんが扱っているものです。よく砥げます。包丁が切れないというご家庭に貸し出します。気に入ったらお買い上げを 2860円だそうです。


『持続可能で平和なエネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


「藤川の放射能測定日記」

 「福島から届いた梅」は残念なことに12ベクレルを検出しました。測定を依頼した方は二本松市が故郷なのでもっとひどい汚染の話を聞いているらしくこの数値に安心されたようです。梅干しにして食べるというので一応は注意しながら食べてくださいと申し上げました。放射能に慣れてしまうわけにはいきません。