週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

5月30日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2011.no.20

■初夏の野菜「いんげん」がたくさん入荷しました。冬にもあるけど・・

 台風がやってきて、畑の様子が心配です。5月の台風は記憶がありません。北からは放射能、南からは台風では、農業は心配事だらけです。ふたつがいっしょになってしまうと恐ろしいですよね。風でセシウムが拡散され、汚染水が雨であふれたりしたらと考えると心配で寝れなくなります・・・・・。  インゲンは渥美半島から届いています。台風が直撃しそうな場所です。梅雨入りも異常に早かったですね。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★インゲンの三色ごま和え★

さっとゆでたインゲン、人参の千切り、しめじを白ごまで和えたものです。インゲンだけのごま和えよりたくさん食べられます。淡白な味のインゲンが、こってりとした料理になります。

1.すり蜂で白炒りごまをたっぷりすって、2.ダシ汁少々、蜂蜜少々、醤油で味を整えてから3.ゆでた野菜を和えます。

★アジの南蛮漬★

三陸の魚は原発事故後にとれたものは出荷されていませんので、みさと屋の海産物はこれから何が出荷されるのか不確定な状態です。このアジは日本海産(山陰)なので利用できています。

1.醤油1、みりん1、を煮切って、酢、ダシ汁も1の割合でタレを作って鷹の爪を入れておきます。2.小麦粉と片栗粉を半々で混ぜた衣をつけて揚げたアジを熱いうちに漬け込みます。3.人参やタマネギなどをお好みで一緒に漬け込んでください。お好きならセロリもおいしいでしょう。漬け込まない野菜も添えて盛ります。

★豆腐のごまカツ★

  ランチの人気メニューです。水切りした木綿豆腐にパン粉に黒ごまを加えた衣をつけて揚げるだけですが、おいしい主菜になります。ごまは、形と歯ざわりが残る程度に軽くすっておくと香りがよくなります。

 

八百屋オヤジ
ひとりごと

 「日本に小出先生がいてよかった」という声がたくさん聞かれます。月曜日に文科省に福島の学校20ミリシーベルト問題で交渉に行った後の集会に、小出裕章京大助手があいさつに来てくれました。生の声を聞くのは久しぶりでした。みさと屋に来ていただいたこともあります。いつも真実を伝え続けてきた数少ない専門家の中心にいたのが小出さんなのです。先が見えない放射能とのたたかいの中で、小出さんの声を聞いていたら涙が止まりませんでした。真実を伝えてくれる人がいてよかったです。

 『持続可能で平和な
エネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。