<アウシュヴィッツ平和博物館>


いつも長距離移動のお仕事が多いので、
今年のゴールデン・ウィークは自宅か近郊で
ゆっくり過したい・・と思っていました。

そんな折、イースターに白河で
アウシュヴィッツ平和博物館が開館しました! 
以前は栃木にあったそうですが
土地を貸与してくださっていた方との契約の関係で、
他の場所へ転居せざるを得なくなったそうです。
そして決まったのが、白河でした。

昨年夏にある方からプレゼントをされた
MTB(マウンテンバイク)に乗って、二人で博物館を目指します。
我が家からは自転車で40分弱で6−7キロほどでしょうか。
強風と思いがけない上り坂にちょっと難儀をしつつ、
無事にたどり着きました。



家庭的な雰囲気のミュージアムです。
この建物は、長野の古民家を譲り受け
ボランティアの方々等を中心に
作りあげたものだそうです!

玄関付近に写っているのは、現在の代表の小渕さん。
クリスチャンということもあり、時々白河教会の礼拝にも
集ってくださっています。
前館長の青木進々さんは大変残念なことに、
昨年春にガンで亡くなられました・・。
ここまでたどり着くには、本当に容易では
なかったことでしょう。(/_;)/~~






5/5 東京・三鷹のM牧師ファミリーと



博物館は広い丘の上にあります。
目の前には公園が整備されつつあります。
(これらもほとんどがボランティアの方々の
手によるものでしょう。脱帽!)
遠くには、貨車が見えます。
これはユダヤ人の人々をアウシュヴィッツまで
運んだのが「貨車」だったいうことを
心に刻むためのモニュメント。



ドイツ軍が身に着けていた、
あまりにも有名なものたち。



収容所に設置されていた警告板。
右側はレプリカです。






収容所で使われていたもの。
ユダヤ人は身の回りの大切なものを持参しましたが
それらは全てドイツ軍に没収されました。
代わりに木靴等を与えられましたが、
それらはサイズを無視したひどいものだったそうです。



囚人服のような模様のパジャマを時々見かけます。
あまりにも平和すぎて無感覚になっている
私たちの哀しさでしょうか・・。