我が愛しの函館 

2001年 8月に再訪


次はオルゴールを観に、「明治館」へ。
日に3−4回、アンティーク大型オルゴ−ルの自動演奏も
聴くことが出来ます。おすすめ♪
ケーキセット付き800円です。

中はオルゴールの他に、いろいろなガラス細工や
かわいい雑貨もたくさん販売しています。


今回の私の主目的は、このペダル付きリードオルガンに
再会すること! 以前にも見つけて、とてもびっくりしたものでした。

リードオルガンという楽器は明治の初期に主にアメリカなどから
教会や学校に輸入されました。
当時はとても高価な楽器で、今のグランドピアノか
それ以上に相当したのではないでしょうか。

この楽器のことを意識するようになったのは、
赤井 励さん著作の「オルガンの文化史」という本を読んでからです。
これまであまり光のあたらなかった明治時代の西洋音楽事情と
教会やリードオルガンの深い関係について、
専門的に取り上げられている貴重な本です。


●本の詳細や注文はこちらのサイト

●会津の若松栄町教会のサイト
赤井さんのプロフィール


見るからに立派で素晴らしい楽器に見えます。
一般的にリードオルガンは「足踏みオルガン」とも言われ、
自分でペダルを踏むことによって風を送ることがほとんどです。
しかしこの楽器がかなり珍しいのは、鍵盤が2段もあること
そしてペダル鍵盤がついていることです!

近くで演奏台も見てみましたが、
ストップ(音色)も「Great」「Swell」、そしてカプラーのストップもありました。
ほぼパイプオルガンを想定したような形で作られています。
送風は後ろにまわってみたらパイプオルガンと似たような
小さな送風箱があったので、恐らく電気で風を送るのでしょうか。

音色を出せなかったのが残念でしたが、
どんな響きがするのでしょうねぇ。(/^o^)/♪

この楽器の詳しいお話は、こちらのサイトにあります。




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