世界&アジアYMCA同盟
常務委員会報告など
森永 希さん
(世界YMCA同盟常務委員)
  
<2000年4/10 学生YMCAメーリングリストよりの転載> 

今回の常務委員会は、香港にて3月16-18日に行われました。
日本からは、谷川寛さん(大阪Y)、西村タケオさん(東京Y)、武田トシコさん(神戸Y)、米良シゲノリさん(岡山Y総主事)、井口進さん(同盟総主事)、福原ひとみさん(同盟)、そして私が出席しました。
ゲストを含めると、約100名程が参加する大きな会でした。

常務委員会は、全体会議と各小委員会の会議があります。各小委員会で詳しいことが話され、後に全体会議で、各小委員会の報告、議論、決議がされます。
私は、ユース小委員会の副議長をさせていただいています。また、このほかにジェンダーに関する小委員会、そしてエンパワーメントに関する小委員会に出席しました。

各委員会では、これから4年間のプログラム計画、各国から出されたプログラム予算支援に関しての議論がなされました。詳しくは、ここでは書きません。

今回の常務委員会は、昨年アジアY大会が終わり、これからの4年間の始まりの会だったので、常務委員会やアジア同盟のプログラムなどの流れがよく分かりました。
また、日本のメンバーは同盟職員を除いて、全て変わりましたので、とても新鮮な出会いができました。どこかでお会いしたら、ぜひお話してみて下さい。とても面白い方々です。

これから、いろんな情報がまたはいってくると思うので、そのつどお知らせします。
また、もっと詳しいことが知りたいという方は、森永までお願いします。
では、また。


<2000年 5/17 学生YMCAメーリングリストよりの転載>

YMCAに連なる皆様へ

 こんにちは。先週、カナダ・トロントで開かれた世界YMCA同盟の常務委員会に出席してきました。
 東山荘のような“隔離”された場所で、充実した会議を持つことができました。しかし、本当に自然に囲まれた湖のほとりの宿泊所で、たくさんのたんぽぽやメイプルツリー、そしてりすやマーモットにも遭遇し(冗談じゃなくカワウソのような動物もいた)、ある意味カナダらしさも満喫しました。(でも、ちょっとダウンタウンにいってみたかった…)食事やお菓子も非常に大きく、“ビッグ”になって帰ってきました!!
 今回は、日本から私の他に同盟総主事の井口さんとアジア同盟委員長の谷川さんが参加されました。いろいろと教えていただき、とてもリラックスして会議にのぞむことができました。

 さて、会議の報告をしたいと思います。

1. これからの世界同盟主催のプログラムについて
・世界YMCA大会 2002年7月15-21日 メキシコシティー近郊にて
Inter-regional Youth Program 2000年11月 アフリカにて
 (各地域同盟のユース委員会に従事しているボランティアとスタッフを1名ずつ招いて、グローバルなプランをたてる会)
・ユースフォーラム 2001年8月 アフリカにて
 (WSCF-APのSET、また日本でいう夏期学校のようなもの)
・世界大会前ユースミーティング
 (世界大会の前2泊程でおこなわれるユースだけのプログラム)

2. レポート -過去1年間の様々な動きについて報告があり、それをもとにして分団を行いました
Organizational Review -世界YMCAの構造に関して
Fair Share -負担金問題について
・第15回世界大会について
・常務委員辞退について
              など

3. ユースコミッティーについて
 各国、各地域のユースプログラムの報告があり、私はアジア大会ユースフォーラムで作成した宣言文を報告しました。また、9月に東山荘で開かれるユースカンファレンスについても簡単な紹介をしました。(これにかんしては、またのちにお知らせします。)
 その後、これからのユースイシューに関して方向性を話し合い、前回の世界大会で裁決されたチャレンジ21という宣言文のなかから、特に強調する部分をピックアップしました。簡単に述べると、以下の通りです。
-公平な社会に向けて全ての人々(特にユースと女性)が働くことができるように、責任を拡大しリーダーシップをとれるようにエンパワーメントする
-貧しい人々、奪われた人々、追放された人々、そして抑圧されている人種、宗教、少数民族とともに働くことに従事する
-神の想像した全てを破壊するものから守り、次の世代のために地球の資源をまもる

4. ジェンダーコミッティーについて
 これからの方向性について話し合われ、女性に対する暴力(特にドメスティックバイオレンス)、貧困の女性化、そしてYMCAの中における女性のエンパワーメントに力点を老いて活動していくことが決まりました。その中で、女性がフルメンバーに認められていない国に対して総主事、プレジデント、ジェンダー委員会のチェアパーソンの連名で強く要請文を書くことが決まりました。また、これから新しく加盟するYMCAには、女性がフルメンバーとして認められることが必要とされることになりました。

5. 講演について
 今回2つの講演がありました。
・World Council of Churches 総主事Dr. Konard Raiserから、市民社会形成のためにYMCA、YWCA、WSCF、バチカンなどのエキュメニカル運動が協力して活動をしていこうと言うメッセージがありました。
・トロント大学でメンズリブ活動をしているRev. Robert Shantz から、メンズリブを始めたきっかけ、これまでの経験、なぜこのような活動が必要なのかということが伝えられました。
 個人的にこの講演は、とても新鮮でした。学Yで行っている聖書研究会や、女性問題について考えるミリアムととても繋がり、私達の活動が励まされた感じでした。

6. トロントYMCA訪問について
 トロントYを訪問する時間があり、活動を見学してきました。私は、移住者に対する英語教育プログラムと就職援助プログラム、そしてウェルネスとデイケアセンターを見学しました。特に、英語教育プログラムは無料でどのような状況における人々にも行っているということで、いいプログラムだと感動しました。

 簡単と言いましたが、長くなりました。
 では、また会うことが会ったら、詳しくいろいろと聞いて下さい。

                                      森永 希



 


このページの作成者:竹佐古真希(東北地区共働スタッフ)
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