オオカミ教育センターからオオカミ脱走

 アイダホ州にあるオオカミ教育センターから、メスのオオカミ(チェムク)が逃げ出した。
このオオカミ教育センターは(所長はネズピース族のリーダー)人々がオオカミについて学べるように様々な普及活動を行っている。
チェムクは、2間の高さの囲い、30センチの返しと電気オリを登って逃げ出した。
あまり狩りの上手でないチェムクは、おそらく辺りにとどまると思われているが、なかなか戻ってこないために安否が心配されている。
上位のオオカミたちにいじめられて我慢できずに逃げ出したらしい・・・。
自然界では、このような群を離れたオオカミが新しい群を作っていくことになる。