アラスカのオオカミ管理
http://www.wildlife.alaska.gov/management/fur/wolves/wolf.cfm

オオカミとクマは野生のカリブー、ムース、シカ等を非常に効率的に食べてい
る。アラスカの大部分では、人間もまた同じものを食べている。アラスカ内部
では、ムースとカリブーの毎年の死亡原因の80%は食肉動物によるもので、人
間によるものは10%以下である。殆どの州で食肉動物は、そこに住む被食動物
の数を、本来その地域が支えられる数よりも遥かに少なくしている。食肉動物
は生態系で重要な部分を占めており、全ての省のオオカミ管理は将来のオオカ
ミの頭数を管理するために計画されている。

アラスカ狩猟庁は市民参加を得て、野生生物の規制を認可している。この庁が
、ある地域の住民にとってムースやカリブーがもっと必要であり、狩猟を規制
しても被食動物の数を十分増やすことが出来ないと判断すれば、食肉動物の管
理が必要になるだろう。クマの数は狩猟によって減らせることもあるが、オオ
カミは狩や罠で殺しても、被食動物の数を増やすに十分なほど、その数を減ら
すことは難しい。

現在、オオカミ管理が計画されているのはアラスカ全土の2%以下である。こ
れらの地域では一時的にオオカミの数は減るだろうが、オオカミが永久にいな
くなるわけではない。計画が上手く行けば、人間はもっと多くのムースを手に
入れ、健全なオオカミの群れがアラスカに生き残ることになるだろう。

マクグラスの19D東部地域およびグレナレンの13地域のムース頭数回復計画に
ついて詳細を知りたければ下記をクリックしてください。
Restoring the McGrath Moose Harvest
Overview of Relationships Between Bears, Wolves, and Moose in Alaska
Questions & Answers about Moose, Wolves, and Bears in the McGrath Area
The Alexander Archipelago Wolf
Wolf Conservation and Management Policy for Alaska
Wolf Management in Alaska: An Historic Perspective
Infestation of Lice Among Wild Canids in Alaska

ご意見のある方は下記へどうぞ。
mailto:wolfcomments@fishgame.state.ak.us?Subject=Wolf Comments

訳:原 Toruさん
戻る