ベネスエラとコロンビアについて、いくつか


ベネスエラ投票確認作業

ベネスエラでは、15日に行われたウーゴ・チャベス大統領の罷免をめぐる国民投票で、チャベス続投支持が59%を占めた。チャベスに反対する人々は、根拠をあげず投票に「大規模なイカサマ」があったと主張。

投票監視をしていたカーター・センターおよび米州機構(OAS)は、投票は公正に行われ、結果は妥当と発表したが、結局、投票確認作業が行われることとなった。

投票確認作業は、ベネスエラの国家選挙管理委員会、そして国際監視団からカーター・センターとOASにより行われた。なお、チャベス反対派は、この作業への参加を呼びかけられたが、「確認作業は自分たちが主張する大規模なイカサマを調査することにはならない」との詭弁(あるいは無弁)で、それを拒否。

確認作業は、投票機が算出した結果を、無作為に選出した150の投票所の用紙記録と付き合わせることにより行われた。この結果を受けて、選挙管理委員会のホルヘ・ロドリゲス委員長は「確認の結果は肯定的なものだった・・・・・・先へ進むことができるものだ」と発表。

クーデター未遂、石油施設へのサボタージュ工作といった非合法工作に失敗し、憲法の枠に訴えたチャベス反対派は、そこでもあからさまに敗北。また、サボタージュや暴力・非合法工作に戻る可能性が少なくない。


米国国防省のウリベ情報

ナルコニュース8月20日付記事は、ニューズウィーク誌が、米国国防省が現在のコロンビア大統領ウリベの麻薬カルテルへの関与情報を1991年の段階で確認していたことを報じたと述べている。

ニューズウィーク誌の記事によると、1991年9月、米国国防省がメデジン・カルテルと関係している人物のリストを作成していたもので、最近機密扱いを解除された文書には、106人の名前が掲載されている。

「アレバロ・ウリベ・ベレス----政府高官レベルでメデジン・カルテルと熱心に協力しているコロンビアの政治家・上院議員。ウリベは米国での麻薬取引に関するビジネスにも関係している。・・・・・・ウリベはメデジン・カルテルのために働き、パブロ・エスコバル・ガビリアの親しい友人でもある」と。

米国政府は、現在、ウリベ大統領に強力な支持を与えている。


2004年コロンビアで殺された労働組合員は30人

国際自由労働組合連合(ICFTU)は8月16日、8月上旬コロンビア軍により3名の労働組合員がアラウカ州で殺されたことで、2004年1月から8月までの間に殺されたコロンビアの労働組合員は30名になったと発表。

コロンビアの副大統領で上級軍士官でもあるフランシスコ・サントスは、8月に軍により殺された3名は左派ゲリラ民族解放軍(ELFN)のメンバーだったとし、今年はじめに逮捕状が出ていたと発表している。

記事は、Scoopより。

本記事を含む私のページの他の記事をウェブや集会等の配付資料で転載することは、転載者の責任で行なって下さって結構です。ただし、特に集会等の配付資料で使う場合、元執筆者の名前、訳者としての益岡の名前および「2004年6月に『ファルージャ 2004年4月』(ラフール・マハジャン著、益岡賢・いけだよしこ編訳、現代企画室、1500円)が出版され、2004年4月にファルージャで起きたことが目撃証言を中心にまとめられている」という記述を入れて下さい。


次のような展示会がありますので、ご紹介致します。

企画展示「パネルと写真で見る関東大震災 朝鮮人虐殺と新聞報道」

http://www.40net.jp/~kourai/

「新聞は大震災の数年前からどのようなイメージを流していたのか。震災と同時に「朝鮮人が襲ってくる」というデマが流され、官民一体の虐殺が始まったが、それはどのように仕組まれ、広まったのか。その事実はどのように隠されてきたか。

これらの事実を知ることは、今日の北朝鮮に関するメディアのあり方や、在日外国人に対する態度を考える上で大切な視点を与えてくれます。

皆様のご来館をお待ちしております」

開 館 時 間  12:00 〜 17:00
休 館 日  月曜日・火曜日
住   所  新宿区大久保1-12-1
           第2韓国広場ビル7階
電話・FAX  03-5272-3510
入 場 料
18歳以上200円/18歳未満100円/小学生以下無料

益岡賢 2004年8月24日

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