2006年、中国は中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)の第3回閣僚会議を開催した。これには、アフリカ48カ国から首脳と閣僚が参加した。このようなハイレベルの中国とアフリカの会合は、これまでにないことで、「新しいタイプの戦略的パートナーシップ」の誕生と見られた。
中国はアフリカにとって新しいドナーであり、同時に債権者となった。中国の政策が今後、アフリカの開発と世界に貧困根絶の挑戦という新しい挑戦に重要なインパクトをおよぼすであろう。
これまで、中国のアフリカにおける役割は主として、貿易と投資の側面で分析されてきた。しかし、新たにドナーとしての役割をはたすとなれば、アフリカの貧困根絶、民主化、天然資源の開発、人権擁護などの面でどのようなインパクトをおよぼすのか、早急に研究しなければならない分野である。
これについて、スエーデンの援助団体DIAKONIAがEURODADと協力して、レポートをまとめた。
詳細は:www.diakonia.se/sa/node.asp?node=2009を参照
フランス国会にはげたかファンド規制法案を審議
これは、2006年7月にフランス国会に提案されていた法案で「はげたかファンド」などの投機資金を規制しようというものである。
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