DebtNet通信 (vol.1 #52)  
9.11でワシントン・デモ中止
2001年4月


すでに報道されているが、9月29〜30日、ワシントンのIMF・世銀合同年次総会はキャンセルになった。IMF・世銀問題のG7蔵相会議、IMF・世銀24カ国会議、世銀の開発委員会会議などもすべてキャンセルになった。ワシントン以外の場所で開く、新しい開催日時の設定など、すべてペンディングの状態にある。
したがって,Mobilization for Global Justiceが呼びかけていた9月30日のIMF・世銀に対する大規模なデモもキャンセルになった。

また9月29日、International Action Center(IAC)とラテンメリカ連帯会議が呼びかけていたホワイトハウスに対する「米国のラテンアメリカ政策」にたいする抗議デモもキャンセルになった。
しかし、IACは、9月11日事件について、9月29日正午、ワシントンのLafayetteホワイトハウスに対して公園に集合しホワイトハウスに対してデモ行進することを、呼びかけている。

デモのテーマは;
ブッシュ大統領の「戦争と人種差別主義に抗議する国際的デモ」(Act Now to Stop War & End Racism−International A.N.S.W.E.R.)

呼びかけ人は;
Ramsey Clark前米国司法長官
Bishop Thomas Gumbleton デトロイト・カトリック司教区
Rev. Lucius Walker 平和の牧師たち
Ben DuPuy 前ハイチ駐在大使
Teresa Gutierez IAC共同代表
Elemar Schmaehling 前ドイツ海軍提督 などをはじめ、団体と個人の署名が続々と集まっている。

「イスラムは敵ではない。戦争は答えではない」というスローガンで
9月22日土曜日午後4時、ニューヨークUnion Squareで、連帯Vigil
9月23日日曜日正午、Pier 63 Maritimeで屋内集会が開かれる