原子力規制委員会は再稼働推進委員会!
その174  6月22日
東海第二の工事計画審査の中継プッツン、動画改竄(続報)
〜原子力規制委員会は審査会合動画を1週間も隠しとおす!〜
 原子力規制委員会が東海第二の審査を隠し続けている。
 6月14日(木)の第188回審査会合で工事計画認可の審査途中で中継動画がプッツ
ンと切れた。その後、通常なら審査会合終了後すぐに動画がアップされるはずが
なかなかアップされない。
 19日(火)の規制庁ブリーフィングでは総務課長が神妙に何とも苦しい答弁をし
た。
 「今御質問いただいた審査会合の記録のウェブ上での公表の件でございます。
588回の審査会合、…、こちらはカメラの映像の中に手元の資料が映り込んでしま
っておりまして、本来公開すべきでない情報、いわゆる非開示情報が映ってしま
っている可能性が高いということで、現在、それについて確認の作業を行ってい
るところでございます。そうした情報をしっかり公表していくという方針でもち
ろんございますので、そういう状況になっているということ、非常に残念であり、
申し訳なく思っております。こちらの作業をなるべく早く進めまして、必要に応
じてそういった部分を見えないようにする等の加工を必要があれば行って、公表
を速やかにしていきたいと考えております。」

 その後、21日(木)夜時点でも審査会合動画がアップされていない。1週間もア
ップしないなんて前代未聞だ。何が映ったかどんな発言があったか分からないが、
審査会合動画を改竄しないと東海第二の審査合格を出しにくくなるからであろう。
 一方で、私の傍聴申込に対しては、毎週次の返信で傍聴を断っている。
「…傍聴をお受けすることができません。なお、原子力規制委員会では、
YouTube・ニコニコ動画などの手段で同時中継をしております。また、場合により
録画での提供となることもございますが、そちらをご覧頂きたいと思います。」
言うこととやっていることが違うではないか。

 規制委は「透明性」を売りにしてはいるが、特重施設の審査など非公開の会合
も多く「黒枠・白抜き」資料公開など審査隠しは今に始まった訳ではない。それ
でも、建前上公開している会合中継を突然打ちきり、さらに改竄の為に動画を隠
し続けているのだ。
 21日に山中委員が防災科学研究所(兵庫県)にまで行ってブローアウトパネル
の確認試験視察を終えた後、NHKが「東海第二原発の耐震試験 事実上の審査合
格の案取りまとめへ」と報道した。

 規制委は、隠したいことは隠しとおし、見せたい試験を記者に見せて報道させ、
東海第二の再稼働を推進している。
動画を打ち切り隠すのでなく、審査を打ち切れ!
東海第二の再稼働を推進するな!

(追記)6月21日の深夜に動画がアップされ、22日朝には審査情報欄からのリン
クも貼られた。動画の下に次のコメントがある。
「2018/06/21に公開 ※機密事項に該当するため一部映像を加工して再掲載しま
した。」