原子力規制委員会は再稼働推進委員会!
その91   2016年4月17日

1580ガル「熊本大地震」でも川内原発を止めない原子力規制委員会!
川内も伊方も玄海、原発の危険性(安全性)に頬かむり

 熊本・大分連大続地震(地震回数400回以上)で41名の方が亡くなり、19万人以上の人が避難している。大自然の恐ろしさを再認識させられた。

 14日夜の熊本地震の揺れは、震度7を観測した熊本県益城町で最大加速度1580ガルを記録、1995年の阪神大震災の891ガルを大きく上回ったことが防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の地震波の解析でわかった。5年前の福島第一原発事故の記憶を持つ世界中の誰もが心配したことは、稼働している川内原発1,2号機は大丈夫だろうか? だ。

 にもかかわらず、原子力規制委員会は地震後半日以上何も発表しなかった。15日に菅官房長官から「原発情報発信不十分」と指摘されてやっとホームページに「熊本県で発生した地震による原子力施設への影響について」を発表した。

 施設内で計測した揺れは数ガルで原子炉自動停止設定値(水平160ガル、鉛直80ガル)を下回る、と。

 今後は、立地自治体の周辺で地震が起こった場合にも一般国民に分かり易い情報提供をするそうだが、何とも情けない対応だ。これでは国民の命と健康と環境を守れない。

 それ以上に大問題なのは、隣の県で3日間も続いた大地震でも川内原発を止めなかったことだ。基準地震動620ガルの2.5倍以上の最大加速度1580ガルの地震が隣の県で起こり、それが連続していたのにも拘らず、川内原発を止めなかった。

 合理性を欠く「新規制基準」で違法の審査で合格させた川内原発には当初建設を約束していた免震棟も建てない。危険この上ない川内原発で、直ちに停止しないといつ大惨事を招くか分からない。

 今後は、「専門的知見を最大限尊重して」との官邸の指示を受けて、「科学的・技術的」と称して「政治的」に安全・安心を鼓舞するのであろう。

こんな状況で直ちに川内原発を止めない規制委を誰が信じようか!