経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき!
その167 2021年4月8日
福井県(老朽原発再稼働)も福島県(汚染水海洋投棄)も税金ばら撒く経産省に騙されるな!
〜中川秀直氏が語る「原発再稼働は亡国の政策」、「原発の『安全』『安価』『安定』は全部ウソ」〜
 毎日新聞(4月2日夕)<中川秀直元自民党幹事長の「転向」 原発再稼働は亡国の政策>に驚いた。https://mainichi.jp/articles/20210402/dde/012/010/017000c
中川氏がいつも私たちが訴えていることをそのまま素直に述べているのだ。
・原発の『安全』『安価』『安定』、全部ウソだった
・政府も東電も我々も皆、間違っていた。政治、行政、司法や産業界、学界、労働界、マスコミまでが安全神話を振りまき、とりつかれてきた
・今だけ、金だけ、自分だけのために原発の再稼働を進めるのは亡国の政策
・私が一生懸命に取り組んできた原発推進はまったく間違いで極めて責任が重い。心から深く反省し、おわびしなければならない
 内閣官房長官、沖縄開発庁長官、科学技術庁長官、原子力委員会委員長を歴任し悪らつに見えた政治家が、リタイアしてからではあるが、正直に真実を述べている。

 にも拘らず、相変わらず、福井県と福島県では、亡国の省・経産省が嘘と金で原発推進しようとしている。次の二つの記事をご覧いただきたい。
〇40年超原発再稼働に最大計50億円の交付金 国が福井県に提示
 毎日新聞 2021/4/6 https://mainichi.jp/articles/20210406/k00/00m/040/239000c
<運転開始から40年を超える関西電力の美浜原発3号機(福井県美浜町)と高浜原発1、2号機(同県高浜町)の再稼働を巡り、経済産業省資源エネルギー庁が6日、福井県に対し、両原発に関する電源3法交付金として新たに最大計50億円を出す方針を伝えた。>
〇福島第一原発処理水の海洋放出、菅首相「近日中に判断」 全漁連会長「絶対反対」伝えたのに…  東京新聞 2021年4月7日 22時54分 https://www.tokyo-np.co.jp/article/96489
<菅義偉首相は7日、東京電力福島第一原発で保管を続けている汚染水を浄化後の処理水の処分を巡り、全国漁業協同組合連合会(全漁連)の岸宏会長と官邸で面会した。政府が軸とする海洋放出処分について理解を求めたが、岸会長は「絶対反対」の考えを伝えた。>

 私たちは、この様なウソと金による菅政権・経産省の横暴を許さず、老朽原発を再稼働を止め、放射能汚染水の海洋投棄を止めねばならない。福井県、福島県にも、ウソと金に騙されないでと訴えたい。なお、現地から福井県議会・知事への働きかけが呼びかけられている。

 毎日新聞<中川秀直元自民党幹事長の「転向」原発再稼働は亡国の政策>前半を転載する。

<官房長官などの要職を歴任した中川秀直・元自民党幹事長(77)が、原発廃止とエネルギー政策の転換を求めて活動している。安倍晋三前首相らの出身派閥、清和政策研究会(清和会、現在の細田派)の代表世話人を務めたこともある政治家が、政界引退後の今、「原発再稼働は犯罪的。亡国の政策だ」とまで言い切るのはなぜなのか。東京都内の事務所を訪ねて疑問をぶつけた。
 「全部ウソだったと分かったからですよ。原発の『安全』『安価』『安定』、すべて虚構でした」
 中川氏の答えは明快だった。喜寿とは思えぬエネルギッシュな表情で、180度「転向」した理由を切々と説明し始めた。
 「信じていたんです。資源のない日本で、温暖化を防ぎながら、しかも安いエネルギーは原子力しかないと。日本の原発は『多重防護』で守られていて、原子炉格納容器は絶対に壊れないと専門家から説明されていた。自分でも勉強して、そう確信していました」
 ところが2011年3月11日、東京電力福島第1原発は東日本大震災の激しい揺れと大津波に直撃され、3基がメルトダウン(炉心溶融)。東電が「絶対に壊れない」と主張してきた格納容器の底が抜けて核燃料が溶け落ち、建屋が爆発して大量の放射性物質が大気中にばらまかれたのだ。あの日、中川氏は目が覚めたという。
 「政府も東電も我々も皆、間違っていた。政治、行政、司法や産業界、学界、労働界、マスコミまでが安全神話を振りまき、とりつかれてきた。なのに事故は『想定外』だったとして、誰も責任を取っていません」
 事故から10年たっても、東電はいまだに推定880トンもの溶融燃料(核燃料デブリ)を手つかずのまま取り出せていない。これは米スリーマイル島原発事故の7倍近い量だ。仮に取り出せたとしても、どこで保管し、どこで処分するかは今も決まっていない。一方で高濃度の汚染水が発生し続け、敷地内の土壌自体も汚染が止まらない。この汚染土も外部に運び出しようがない。
 深刻なのは、事故後に16万人が故郷を追われ、そのうち数万人が今も避難生活を余儀なくされていることだ。「10年前の今ごろは首都圏を含む5000万人が避難を強いられる一歩手前だった。原発事故が起きると、国がなくなる恐れがある。亡国の道具と言っていい。なのに今だけ、金だけ、自分だけのために原発の再稼働を進めるのは亡国の政策であり、犯罪的です」
 語り口はソフトだが、目が怒っている。愛する郷土と国土を守り、国民の生命財産を守ることを最優先に考える保守政治家だからこそ、原発に固執する勢力を許せないようだ。「既にたまっている放射性廃棄物だけでも広島・長崎の原爆数百万発分に相当する量です。中間貯蔵も最終処分もできないまま増えてきた。今や原発は日本最大の危険物です」
 そして10年前を振り返り、申し訳なさそうに言葉を絞り出した。「もうチェルノブイリのような巨大な石棺を造って建屋全体を覆うしかない。私たちは福島で手のつけられない地獄を見ました。私が一生懸命に取り組んできた原発推進はまったく間違いで極めて責任が重い。心から深く反省し、おわびしなければならないと考えています」>
以上