原告団声明

 
本日、横浜地裁横須賀支部において国との和解が合意に達しました。
2002年5月30日に提訴して以来、解決まで2年6ヶ月、また地裁の段階で解決できたことは、ひとえに弁護士の諸先生方をはじめ、支援していただいた皆様のご尽力があってこそです。

 このような早期解決が出来たのは、第1次原告の1審における全面勝利に至るまでの並々ならぬ苦労があったからです。しかしながら、この解決の日を迎えることなく亡くなってしまった1名の原告がいると思うと悔しい思いでいっぱいです。また、第1次裁判の最高裁における結果と同様、時効10年ということで、裁判取り下げとなり、ともに和解の喜びを分かち合えない1名の原告がでてしまったのはまことに残念でないません。じん肺やアスベスト被害は進行性の病気であります。したがって、徐々に病状が悪くなっていく我々に、10年の年月を過ぎたら損害の請求が出来ないというのはおかしいと思います。
 我々と同様にじん肺やアスベストによる病気に罹患した仲間や遺族が第3次裁判で闘っています。第1次の判決の確定にあたって国は、被害と発生の責任を認めました。そして本日の和解を考えると、国がこれ以上争う理由はないはずです。第3次についても、早急に解決できるように求めます。また今後米海軍横須賀基地で働き、じん肺・アスベスト被害を受けた人について、裁判によらない救済の道を国が確立するように求めます。
 ありがとうございました。
               2004年11月1日(月)
             米海軍横須賀基地石綿じん肺裁判
                    第2次原告団一同